第5回 子どもの「好き」に関するアンケートで、生成AIの使用状況を調査/「生成AIがあれば勉強していく必要はなくなっていくと思うか」の問いに、約半数が「そうは思わない」と回答
小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長:吉田直樹)は、小学生347名・中学生171名を対象に、第5回 子どもの「好き」に関するアンケート調査を実施いたしました。
本調査では、全国の小・中学生を対象に、学習や遊びなどに関わる質問を行い、子どもたちの好みや関心・意欲などについて、調査・分析に取り組んでいます。第5回となる今回は、近年、普及が進む「生成AI」に焦点を当て、学校や日常生活における生成AIの使用状況や目的、生成AIに対する考え方について、小・中学生の傾向を明らかにすることを目的としています。
■ 調査概要
調査名:第5回 子どもの「好き」に関するアンケート調査(テーマ:生成AIの使用)
対象者:全国の小・中学校に通う児童・生徒(児童・生徒本人に聞き取り、保護者が回答)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年1月7日~1月9日
回答数:518名(小学生347名 中学生171名)
■ アンケート集計結果のポイント
● 生成AIの使用率 (Q1・Q2)
「使ったことがある」の割合は、学校の授業では25.5%で約4人に1人にとどまった(Q1)。その一方で、日常生活では35.9%となり、学校の授業と比べると10.4ptの差があった(Q2)。
● よく使われている生成AI (Q3)
使用している生成AIは、「ChatGPT」が約8割で最多となった。2位の「Google Gemini」は約3割にとどまり、「ChatGPT」が他のサービスを大きく上回る結果となった。
●学習の中での生成AIの使用目的 (Q4)
「好きなことやわからないことについて調べる」が、学校でも家庭でも約7割で最も多かった。家庭では、「雑談をする」、「悩みごとの相談をする」という回答が約2割に上った。
● 生成AIによる自身の能力向上について (Q5)
生成AIを使うと自分の能力が伸びそうだと思うかについては、約半数が「わからない」と回答した。
● 生成AIがあればこれから勉強する必要はなくなるか (Q6)
「そう思わない」という回答が45.8%となった。「そう思う」(20.1%)の2倍以上の割合となり、生成AIがあっても勉強は必要だと考える子どもが多い結果となった。
● 生成AIより人間と一緒にしたいこと (Q7)
生成AIよりも、先生・友達・家族など人と一緒に行いたいことは、
1位「雑談をする」(44.2%)、
2位「好きなことやわからないことについて調べる」(41.3%)、
3位「悩みごとの相談をする」(34.9%)
となり、人とのコミュニケーションを重視する傾向が見られた。
■ アンケート集計結果
Q1. お子さまは、学校の授業の中で、生成AIを使ったことがありますか。(単数回答)

全体では、「ある」が25.5%、「ない」が74.5%となり、生成AIを使ったことがない子どもが多数を占めた。
小学生と中学生を比較すると、「ある」と回答した割合は中学生のほうが高く、その差は16.1ptとなった(小学生20.2%、中学生36.3%)。
Q2.お子さまは、学校以外の日常生活の中で、生成AIを使ったことがありますか。(単数回答)

全体では、「ある」が35.9%、「ない」が64.1%となった。Q1(学校の授業の中での使用状況)と比べると、日常生活の「ある」の回答のほうが、10.4pt高い結果となった(学校の授業の中25.5%、日常生活35.9%)。
小学生と中学生を比較すると、「ある」と回答した割合は小学生が31.1%、中学生が45.6%となり、中学生のほうが14.5pt高かった。中学生の約半数が日常生活の中でAIを使用していることがわかった。
Q3.お子さまは、学校と日常生活において、普段、どの生成AIをよく使っていますか。(複数回答)

全体では、「学校」、「日常生活」ともに、「ChatGPT」が最も多く、約8割に達した。2位の「Google Gemini」は約3割にとどまった。
Q4. お子さまは、学習(学校での学習/家庭での学習)の中で、普段、どんな目的のために生成AIを使っていますか。(複数回答)

全体では、「学校での学習」、「家庭での学習」のいずれにおいても、「好きなことやわからないことについて調べる」が約7割で1位となった。
2位以降は、「学校」と「家庭」で異なる結果となった。「学校での学習」では、2位が「たくさんの情報の中から重要な内容を選ぶ」(22.7%)、3位が「自分で書いた文章や発表原稿などに対してアドバイスをもらう」(21.2%)となった。「家庭での学習」では、2位が「雑談をする」(19.0%)、3位が「悩みごとの相談をする」(18.4%)となった。
Q5. お子さまは、学習(学校での学習も家庭学習も含める)の中で生成AIを使うことで、自分の能力が伸びそうだと思いますか。(単数回答)

「わからない」が50.6%と最も多い結果となった。「そう思う」は29.2%となり、「そう思わない」の20.3%を8.9pt上回った。
Q6. お子さまは、生成AIがあれば、これから勉強していく必要がなくなっていくと思いますか。(単数回答)

「そう思わない」が45.8%と半数近くなり、「そう思う」の20.1%を25.7pt上回った。
Q7. お子さまが、生成AIにしてもらうよりも、先生・友達や家族など人間と一緒にするほうが好きだと思うことをすべて選んでください。(複数回答) ※上位7項目抜粋

全体では、「雑談をする」(44.2%)が最も多く、次いで「好きなことやわからないことについて調べる」(41.3%)、「悩みごとの相談をする」(34.9%)となった。
小・中学生別で見ても、上位3項目は全体と同じだったが、4位は異なる結果となった。小学生では「絵や音楽をつくる」(24.2%)、中学生では「自分で書いた文章や発表原稿などに対してアドバイスをもらう」(21.1%)がそれぞれ4位となった。
Q8. (Q7で)そう答えた理由を書いてください。(自由回答) ※一部抜粋

〈会社概要〉
[商 号 ] 光村図書出版株式会社 Mitsumura Tosho Publishing Co., Ltd.
[代 表 者 ] 代表取締役社長 吉田直樹
[創 立 ] 1949(昭和24)年2月26日
[資 本 金 ] 3,000万円
[年 商 ] 132億4,186万円(2025年10月期)
[従 業 員 数 ] 239名(2025年4月現在)
[所在地/TEL] 東京都品川区上大崎 2-19-9 / 03-3493-2111(代表)
[U R L] https://www.mitsumura-tosho.co.jp/
[事 業 内 容 ] 小・中・高等学校用の検定教科書ならびに付帯する出版物の編集・発行
一般書籍・教育書等の編集・発行 学習用ソフトウェアの企画・制作
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