HOIP 大田区実証実験促進事業 コミュニティバスのデジタル回数券を開始します
二次交通のDXを推進するRYDE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 杉崎正哉、以下「RYDE」)は、大田区実証実験促進事業「HOIP(Haneda Ota Innovation Platform)」(以下、本事業)にて、東急バス株式会社(本社:東京都目黒区、取締役社長 古川 卓、以下「東急バス」)と大田区で運行しているコミュニティバス「たまちゃんバス」のデジタル乗車券の取り扱いを開始いたします。
大田区実証実験促進事業「HOIP:Haneda Ota Innovation Platform」概要
本事業は、区が令和5年度に内閣府から選定された「SDGs未来都市※」において掲げている「イノベーションモデル都市」の取組を推進していくに当たり、羽田イノベーションシティをHUBとしたオープンイノベーションを促進、新産業を創造することを目的としています。
羽田イノベーションシティは令和2年度に先行開業し、令和5年11月にグランドオープンを迎えました。この間、イベント時の実証実験や自動運転バスの定常運行など、スマートシティのテストベッド(実証の場)として複数の実績を積み重ねてきました。今後、国内外からのさらなる注目を浴びる中で、その機能をより発揮していくことが求められています。
本事業では、区民生活の質の向上やSDGsのさらなる推進など、区が抱える地域課題の解決に資する先進的な技術やソリューションを有するスタートアップ企業に対して、区内での実証実験を展開するための伴走支援を行います。単なる実証実験で終わらず、長期的なヴィジョンを共有し、社会実装に向けた全方位的な支援を通して本質的な成長を促進します。
本事業を通じて、地域課題解決や区民のQOL向上に貢献し、イノベーションモデル都市の実現を目指します。そして、羽田イノベーションシティを中心とした大田区の取組を発信し、多様な主体が集まる新たなエコシステムを創出します。
※SDGsの理念に沿った取組を推進しようとする都市の中から、特にポテンシャルが高い都市を公募・選定する内閣府の制度であり、平成30年度に開始されました。毎年30都市程度が選定され、令和5年度までに全国182都市が選ばれています。
実証実験概要
まちづくり推進部 都市計画課と連携し、二次交通のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する実証実験を開始いたします。
大田区では、矢口地区の交通不便地域の改善を目指し、平成20年度から地域住民や区、関係機関などが連携してコミュニティバス導入の検討を進め、平成21年10月に大田区初のコミュニティバス「たまちゃんバス」の試行運行を開始し、令和元年7月に本格運行へと移行しました。
今回の実証実験では、モビリティプラットフォーム「RYDE PASS」を活用し、キャッシュレスでの乗車券購入が可能になるほか、デジタル化によって取得されるデータを活用し、「たまちゃんバス」が市民の生活の質(QOL)をさらに向上させる存在となっていくことを目指します。
RYDE株式会社
「世のため、人の移動のため。」をヴィジョンに掲げ、デジタルの力を通じて、”まちの移動”を、もっとわかりやすく、簡単に、楽しくすることで、一人ひとりの毎日をより良く、まちの未来もより良くできると信じ、日々事業に取り組んでいます。
まちの公共交通のデジタル化を通じた社会のリデザインをミッションに、地域や資本の大小に関わらず、あらゆる地域公共交通のデジタルサービス化を実現し、次世代に向け地域公共交通が変わること、そして豊かで持続可能な社会の実現に向け努めてまいります。
会社名: RYDE株式会社
所在地: 東京都渋谷区代官山町20番23号 Forestgate Daikanyama MAIN棟3F
代表取締役:杉崎正哉
設立: 2019年9月
事業内容: 二次交通に特化したモビリティプラットフォームRYDE PASSの企画・運営
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