セキュリティ・キャンプ、新たな人材育成プログラム「セキュリティ・キャンプコネクト」2026年度本格始動&募集開始
~専門分野×セキュリティの融合で社会課題に挑む、次世代人材育成へ~
次代を担う日本発で世界に通用する若年層の情報セキュリティ人材を発掘・育成することを目指す一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は、新たな人材層の育成を目指す新プログラム「セキュリティ・キャンプコネクト」を本格始動し、2026年3月26日(木)~29日(日)の4日間、千葉県浦安市にて開催することを決定しました。これに伴い、2025年12月3日(水)より参加者募集を開始します。
イベント詳細:https://www.ipa.go.jp/jinzai/security-camp/2025/connect/index.html

本プログラムでは、従来の枠にとらわれない多様な人材の発掘を目指し、セキュリティ以外の専門性とセキュリティの視点を掛け合わせて社会課題に挑む、次世代の担い手を育てることを目的としています。
【セキュリティ・キャンプコネクトとは】
◼︎趣旨
セキュリティ・キャンプコネクトは、セキュリティ以外の分野を専門とする方々にも広く参加いただき、セキュリティの考え方や視点に触れていただく機会を提供しています。
異なる分野のバックグラウンドを持つ参加者が、セキュリティ的な視点を身につけることで、従来の枠にとらわれない新しいセキュリティ人材層の発掘・育成を行います。
◼︎目的
サイバーセキュリティは単独の分野ではなくネットワークのセキュリティやAIのセキュリティ、法律とセキュリティなど、セキュリティ以外の他の分野と組み合わせて成り立つものとなっており、そうした他分野からサイバーセキュリティに繋げ、橋渡しをし、セキュリティを多面的に検討できる人材の必要性が高まっています。セキュリティ・キャンプコネクトでは、セキュリティ以外の分野で意欲的に取り組む参加者が、自身の専門分野とセキュリティを掛け合わせることで、社会に価値提供するきっかけを作ることを目的とします。
参加者がそれぞれの専門性やセキュリティの知見を持ち寄り、分野を越えて相互に学び合うことで、「セキュリティ × 専門分野」や「専門分野 × セキュリティ」の融合による新たな価値創出を促します。これにより、多角的な視点を養いながら、従来のセキュリティの枠にとらわれない新しい切り口で社会課題に向き合い、参加者が社会で活躍するきっかけとなることを目指します。
◼︎参加メリット
セキュリティ・キャンプコネクトに参加していただくことによるメリットには、以下のようなものがあります。
・セキュリティに関する知識と視点を特定の専門分野に取り入れ、新たな社会的価値を生み出し、
将来の仕事や研究、社会貢献の道を広げることができる
・従来のセキュリティの枠にとらわれない、新しい視点や可能性を得ることができる
・各分野の第一線で活躍するエキスパートから学ぶ機会を得られる
・分野を越えて交流できる仲間やネットワークを築くことができる
【開催概要】

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名称 |
セキュリティ・キャンプ2026コネクト |
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開催日程 |
2026年3月26日(木)~29日(日) |
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開催会場 |
マイステイズホテル新浦安コンファレンスセンター 千葉県浦安市明海2-1-4(交通・アクセス案内) ※本件に関して、上記会場に直接問い合わせることはご遠慮ください。 |
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エントリー締切 |
2026年1月6日(火) |
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応募課題回答提出締切 |
2026年1月13日(火) |
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定員 |
全体で40名程度 法律×セキュリティクラス :15名程度 AIレッドチーミングクラス : 5名程度 脅威×セキュリティクラス : 5名程度 デバイス×セキュリティクラス : 5名程度 OS×セキュリティクラス : 5名程度 IoT×セキュリティクラス : 5名程度 |
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主催 |
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 |
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共催 |
経済産業省 |
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お申込方法 |
ご応募の際は、必ず各コースの募集要項をご確認のうえ、専用の申込フォームからお申し込みください。 |
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参加費 |
無料(交通費・宿泊費含む) |
【共通講義】
本講義では、受講生にサイバーセキュリティに強い法律家を目指してもらうべく、サイバーセキュリティ関連で法律専門家がどのように対応するのかの観点で講義を行います。
詳細:https://www.ipa.go.jp/jinzai/security-camp/2025/connect/kyotsu.html
K1 基調講演『超過外力とゼロデイ・防災、サイバー、レジリエンス』
石森 大貴 ゲヒルン株式会社
K2 倫理・法律『セキュリティと法律』
北條 孝佳 西村あさひ法律事務所
G1 コネクトワーク
寺門 峻佑、高江洲 勲、石川 朝久、大塚 淳平、高名 典雅、竹田 大将、大神 祐真
G2 グループワーク『明日のプロデューサーは君だ』
園田 道夫 国立研究開発法人情報通信研究機構
【専門講座】
[法律×セキュリティクラス]
詳細:https://www.ipa.go.jp/jinzai/security-camp/2025/connect/law.html
A1 『サイバーセキュリティと法律実務 法律相談ロールプレイングで実践的に学ぶ』
寺門 峻佑 TMI総合法律事務所、臼倉 尭史 TMI総合法律事務所、田山 翔 TMI総合法律事務所、芥川 詩門 TMI総合法律事務所、滝川 航生 TMI総合法律事務所
[AIレッドチーミングクラス]
詳細:https://www.ipa.go.jp/jinzai/security-camp/2025/connect/ai.html
B1 『実践AIレッドチーミング 実務者視点でLLMアプリケーション/マルチLLMエージェントシステムの脅威・対策を学ぶ』
高江洲 勲 三井物産セキュアディレクション株式会社
伊東 道明 株式会社ChillStack
[脅威×セキュリティクラス]
詳細:https://www.ipa.go.jp/jinzai/security-camp/2025/connect/threat.html
C1 『サイバー空間の脅威を知る』(座学&演習)
佐々木 勇人 一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
C2『脅威分析』(座学&演習)
石川 朝久 東京海上ホールディングス株式会社
C3『脅威モデリング』(座学&演習)
石川 朝久 東京海上ホールディングス株式会社
C4『情報心理学』(座学&演習)
鈴木 悠 国立研究開発法人情報通信研究機構サイバーセキュリティ研究所サイバーセキュリティ研究室
C5『偽情報・情報作戦』(座学&演習)
長迫 智子 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
C6『サイバー空間の脅威の捉え方(国際視点、日本視点)』(講演)
小宮山 功一朗 一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター
[デバイス×セキュリティクラス]
詳細:https://www.ipa.go.jp/jinzai/security-camp/2025/connect/device.html
D1 自作キーボードで考える『ものづくりとセキュリティ』
高名 典雅 筑波大学 理工情報生命学術院
[OS×セキュリティクラス]
詳細:https://www.ipa.go.jp/jinzai/security-camp/2025/connect/os.html
E1 『独自なOSコンテンツ制作 OSの理解を広げ、セキュリティ意識向上を目指す』
大神 祐真 へにゃぺんて
[IoT×セキュリティクラス]
詳細:https://www.ipa.go.jp/jinzai/security-camp/2025/connect/iot.html
F1『IoTシステムにセキュリティ要素を足してみよう』
竹田 大将 Defios株式会社
【開催背景】
2004年にスタートしたセキュリティ・キャンプ全国大会は、これまでに延べ1,200名以上の修了生を輩出し、日本国内のセキュリティ業界やIT分野の最前線で活躍する若手人材の育成に貢献してきました。一方、Society 5.0 時代の到来により、サイバーセキュリティは技術者のみの領域にとどまらず、法学・教育・医療・アート・地域社会など、さまざまな分野との融合が求められる状況になっています。こうした社会的背景と、経済産業省「サイバーセキュリティ人材の育成促進に向けた検討会」での議論を受け、セキュリティ・キャンプ協議会では、情報セキュリティの専門家を目指す人材だけでなく、他分野に専門性を持つ若者にも門戸を広げるべきと考え、「セキュリティ・キャンプコネクト」を新設しました。
※参考:経済産業省「サイバーセキュリティ人材の育成促進に向けた検討会」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/sangyo_cyber/wg_keiei/cyber_human/index.html
【一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会 概要】

本会は、次代を担う日本発で世界に通用する若年層の情報セキュリティ人材を発掘・育成するため、産業界、教育界を結集した講師による「セキュリティ・キャンプ」を実施し、それを全国的に普及、拡大していくことを目的としています。
基本情報
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名称:一般社団法人セキュリティ・キャンプ協議会
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所在地:東京都千代田区平河町二丁目16-1 平河町森タワー(株式会社ラック内)
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代表理事:長谷川 陽介
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設立:2004年4月
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活動内容:国内の学生に対して産業界の第一線で活躍する技術者から情報セキュリティに関する高度な技術教育を実施し、次世代を担う情報セキュリティ人材を発掘・育成する活動
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