CDP「気候変動」「水セキュリティ」で「A-」の評価を2 年連続で獲得
当社は、環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体であるCDP※より「気候変動」と「水セキュリティ」の 2 分野において、2 年連続で先進的な活動を行っているリーダーシップレベルの「A-(A マイナス)」の評価を受けましたのでお知らせいたします。
当社グループは社会課題を解決し持続可能な成長を実現するため、2050 年に「脱炭素社会」「資源循環型 社会」「人と自然の共存社会」の実現を目指す「エア・ウォーターグループ環境ビジョン2050」をベースに、 中長期的な企業価値向上に取り組んでいます。
こうした中、「気候変動」については、カーボンニュートラルに向けて、自社のGHG(温室効果ガス)排 出量を減らす「責務」と、CO₂回収・利活用や低炭素水素などの製品・事業を通じた社会の GHG 排出量削 減への「貢献」の両面から取り組みを推進しています。また、2021 年8 月にTCFD(気候関連財務情報開示 タスクフォース)提言への賛同を表明し、関連する情報の開示を行っています。
「水セキュリティ」については、淡水資源を有効に活用することを目的に水使用量原単位(売上高当たり の淡水使用量)の2030 年度目標を21 年度対比10%削減に設定し、「取水量の削減」「冷却水・洗浄水の再利 用化」「生産プロセス改善」を基本方針として取り組んでいます。
このたびの「A-」獲得は、このような当社グループの環境に対する取り組みが高く評価されたものと考え ます。今後も、グループ全体で環境へ貢献する取り組みを通じて、持続的な企業価値向上を図っていきます。
※ CDP について
2000 年に英国で設立された、企業や自治体の環境情報開示のための世界的なシステムを有する国際的な非営利 団体です。グローバル企業等を対象に、温室効果ガスの排出削減や水資源保護、森林保全に関わる質問書への回答 を要請し、回収した回答を基に8 段階(A、A-、B、B-、C、C-、D、D-)で評価を実施し、公表しています。2022 年は運用資産規模で130 兆米ドルに達する740 を超える機関投資家などと協働し、世界の時価総額の3 分の2 に 相当する23,000以上の企業と1,100以上の自治体を含む世界各地の約24,000を超える組織がCDPを通じてデー タを開示しています。
弊社ホームページにも掲載しております。
https://www.awi.co.jp/ja/sustainability/news/news-2024022101.html
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