FromプラネットVol.135<トイレットペーパーに関する意識調査>
品薄になったトイレットペーパー、家庭でのストック数は増えた?
~“ダブル派”が多い男性は肌触り重視、“シングル派”が多い女性は家計重視!?~
~“ダブル派”が多い男性は肌触り重視、“シングル派”が多い女性は家計重視!?~
国内1,300社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第135号として、トイレットペーパーに関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータもご提供できますのでお気軽にお問い合わせください。
- 東日本は“ダブル派”が、西日本は“シングル派”が制す
はじめに、自宅で使用しているトイレットペーパーの紙タイプを聞きました(表1)。すると、「シングル」と「ダブル」が共に40%台でほぼ拮抗しつつ、“ダブル派”がやや上回る結果に。男女別では、男性は「ダブル」のほうが、反対に女性は「シングル」のほうが高くなりました。ダブルは二重の分だけ厚みがあり、一方でシングルは長さがダブルの2倍あるため消費量を抑えられます。男性はぜいたくだけれど安心感のある“ダブル派”、女性はコストパフォーマンスのいい“シングル派”が多いようです。
エリア別でも、「東北」「関東」「甲信越」などの東日本では“ダブル派”が、「近畿」「中国」「四国」などの西日本では“シングル派”が制し、土地柄がうかがえますね。
また、いつも決まったメーカーや銘柄を使っているかを聞くと(表2)、“特定のメーカー・銘柄のものを使う”計は4割を超え、男女別では女性が上回りました。女性のほうが、お気に入りのメーカー・銘柄のものを選ぶ傾向があるようです。
- 女性は家計にやさしく、男性はおしりにやさしく!?
- 自宅でのストック、70代以上女性では「25ロール以上」が2割超
同居家族人数別でも違いは顕著。「1〜4ロール」は「1人暮らし」で、「13〜18ロール」は「6人以上」で、特に高くなっていました。ただし、「19ロール」を超えると、「6人以上」よりも「2〜3人」と「4〜5人」のほうが上回っています。家族が多すぎると消費スピードも早く、逆に大量にキープはできないのかもしれません。
購入場所の違いにも注目(表5)。「6人以上」では、「ホームセンター」と「インターネット」で買う人が飛び抜けて高くなっているのがわかります。
- 在宅生活による消費量・買い方の変化…家族人数が多いほど影響も大きい
同居家族人数別に見ると、家族人数が多いほど、消費量や買い方が影響を受けたことがわかります。「4〜5人」「6人以上」では4人に1人が「購入量・頻度が増えた」と回答。また、「6人以上」では「節約して使うようになった」「節約のため、紙タイプを変えた」など、節約関連の項目が他の家族人数に比べて高いことが目立ちます。“消費量・買い方が変わった”は「1人暮らし」では3割以下ですが、家族人数の増加につれて高くなり、「6人以上」では半数近くに上っています。
- 品薄後、トイレットペーパーのストック数はどう変わった?
実際に、調査時現在(5/19〜21)のストック数を聞いたところ(表8)、「13〜18ロール」以上の多数項目は、ふだんの状況に比べて数値が上昇。“13ロール以上”ストックしている人は4割に近く、ふだんの3割から増えています。
ただし、表7でストック数は「変わらない」と答えた人は7割以上。“マスクに続いて紙類が品薄に”といった不正確な情報にあおられることなく、大半の人は、冷静に対処していました。
- 新型コロナの影響は?…買い方・使い方に関するエピソード
【なかなか手に入らずに…】 ● 学校が休校になり、子どもたちも家にいる時間が増えたため、消費が早くなった。残り2ロールで買いにいったが、どこも売っていなくて5軒くらい探しまわってやっと買えた。(女性・40代) ● 最寄りのドラッグストアやスーパーは入荷未定だったので、隣県に行く用事のときに買ってきた。(男性・50代) ● いつも購入していたタイプの長さ、シングルの在庫が長い間なく、とりあえず他のメーカーのものを購入。家にいる人数も増えた上に長さの短いタイプだったので、あっという間になくなった。(女性・40代) 【苦肉の策で乗り切った】 ● 品薄のときに、コンビニやドラッグストアを数店舗回ったがすべて売り切れだったので、友達に家に泊まりにきてもらい、1つ持ってきてもらった。(女性・20代) ● ふだん買いおきをしないので、本当になくなったら近所の公衆トイレに行くしかないと不安になった。結局田舎の義父母から送ってもらってしのいだが、腐らない日用品は買いおきしておこうと思った。(女性・30代) 【あおられた】 ● 朝の開店前からドラッグストアに並んだり、近所のスーパーの紙製品の納品時間に合わせて買い物に出たりした。家族も在宅ワークで消費も増え、以前の3倍ぐらいストックした。(女性・50代) ● 心配になって、売っていたら買うようにしていたら、最高で18ロール入りが3袋たまっていた。(女性・50代) 【早めにストックするように】 ● 3月、スーパーになく焦ったがしばらくして入荷されていたので即購入。今は店頭でよく見かけるが、これまでよりも家のストック状況を常に把握して早めに購入する必要性を感じるようになった。(女性・40代) ● 買いだめが嫌いなのでなくなる寸前で買い足していたが、品薄を経験してから最低1袋は予備をストックするようになった。トイレットペーパーにかぎらずすべての物をストックするようになった。(女性・30代) 【冷静に】 ● トイレットペーパーは国産で在庫が十分にあるという報道があったので、いずれ市中に出回るだろうと思って、店頭に品物がなくても慌てないようにした。(男性・60代) ● いつもはなくなる直前に購入していましたが、せめて1つはストックしておかないと、と思うようになりました。買い占めはせず、自分も周りも困らないような買い方をしたいなと思います。トイレットペーパーがほぼ国産、会社が在庫はたくさんあると伝えてくださったのはすごく助かりました。(女性・30代) |
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「トイレットペーパー」に関する意識調査を実施。
期間:2020年5月19日~21日、インターネットで4,000人から回答を得ています。
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。
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