ゼットスケーラー、ゼロトラストをあらゆる領域に拡張して強化する新たなソリューションを発表

高度なセキュリティ ソリューションでゼロトラストをあらゆる領域に拡張し、拠点、マルチクラウド環境、リモート環境にわたるデータ保護を実現

ゼットスケーラー株式会社

※本資料は、米ラスベガスで開催されたZenith Liveにて2025年6月3日 (現地時間)に発表したプレス リリースの日本語抄訳版です。 

クラウド セキュリティ業界を牽引するZscaler, Inc. (NASDAQ: ZS)は本日、お客様がゼロトラストをあらゆる領域に迅速に導入し、「Zero Trust Everywhere」を実現するための新たなソリューションを発表しました。今回のイノベーションは、真のゼロトラストをより広い領域に拡大するものであり、拠点間および拠点内のエンドツーエンドのセグメンテーションによってビジネス環境の最新化と拡張を安全に実現できるようにし、マルチクラウド環境全体のセキュリティを強化します。 

組織がますます分散化し、IoT、OT、マルチクラウド アーキテクチャーの採用が急速に進むなか、デジタル環境の複雑化が課題となっています。このような状況を踏まえ、ゼットスケーラーは、Zscaler Zero Trust Exchange™プラットフォームに関する複数の革新的なアップデートを発表しました。これによって、ユーザー、アプリケーション、デバイス、クラウド、拠点といったあらゆる領域へのゼロトラストの拡張を支援します。この機能強化により、組織の拠点やクラウドは悪意のあるアクターに対して不可視化され、組織のネットワーク内におけるランサムウェアなどの脅威のラテラル ムーブメントが排除されます。 

ゼロトラストをあらゆる領域に拡張する「Zero Trust Everywhere」のアプローチを強化する今回の機能強化を通じ、ゼットスケーラーはより高度なサイバーセキュリティ態勢を実現するとともに、セキュリティ ネットワーク インフラストラクチャーを簡素化し、急速に変化する今日の脅威に対応しながら企業が安全かつ簡単に規模を拡大できるよう支援します。 

Zenith Live 2025で発表された以下のゼロトラスト ソリューションは、一部のユースケースに限定したものを除き、現在ゼットスケーラーのお客様に一般提供されています。 

  • Unified Appliance for Zero Trust Branch: Zscaler Zero Trust Branchは、統合アプライアンスを用いて拠点や工場間の通信を保護するとともに、拠点や工場内部のOT/IoTデバイス(旧式のOTを含む)をダウンタイムなしでセグメント化し、組織のセキュリティやネットワーキングを変革します。このソリューションでは、新たに使い捨てのジャンプ ホストも提供され、請負業者が重要なシステムに時間制限付きで安全にアクセスできるようになります。ファイアウォール、旧式のNAC、煩雑なVLAN構成、リモート アクセス用のVDIが不要になるため、組織は脅威のラテラル ムーブメントを極めて有効に阻止できます。このアプローチによって、セキュリティを強化するだけでなく、複雑さとコストを大幅に低減し、ビジネス環境をより迅速に妥協なく最新化および拡張できるようになります。Unified Appliance for Zero Trust Branchは一般提供されています。 

  • Zero Trust Gateway for Cloud Workloads:クラウドネイティブのサービスとしてAWS上で提供されます。組織はゼットスケーラーのマネージド サービスを利用することで、ワークロードとインターネット間の通信およびワークロードとVPC/VNET間の東西トラフィックの保護を、エージェントやVMを展開することなく10分以内で実現できます。これによってハイブリッド環境およびマルチクラウド環境のセキュリティを強化し、ファイアウォールに関連する攻撃対象領域を削減するとともに、複雑さを排除してワークロードの通信を保護できます。Zero Trust Gatewayは一般提供されています。 

  • Zscaler Microsegmentation for Cloud Workloads:ゼットスケーラーは、AI活用型のセグメンテーションをクラウド ワークロードにも拡張し、新たにホストベースのマイクロセグメンテーション サービスを提供します。AIを活用したワークロード向けのセグメンテーション エンジンを使用して、ホスト レベルおよびプロセス レベルのきめ細かいセグメンテーション ポリシーを提供し、AWSやAzureなどのパブリック クラウド、およびベアメタルで実行されるオンプレミス データセンターのワークロードに対応します。ゼットスケーラーのワークロード エージェントが、プロセス レベルおよびワークロードレベルのメトリクス、トラフィック フロー、デバイス コンテキストを提供し、脅威のラテラル ムーブメントや不正アクセスから重要な資産を保護します。Zscaler Microsegmentationは一般提供されています。 

  • Zero Trust Exchange for B2B:パートナー組織に最先端のアプリ共有プラットフォームを提供して、これまでにない新たな形で安全なコラボレーションを実現し、複雑さと過剰共有のリスクを伴うMPLS回線やVPNなどの旧式のテクノロジーの必要性を排除します。このソリューションは、組織間のシームレスで安全な接続を加速し、機密データを保護しながら合併、買収、提携を迅速かつ効率的に推進できるよう支援します。Zero Trust Exchange for B2Bは、一部のユース ケース向けに提供されており、間もなく機能の拡張が予定されています。 

ゼットスケーラーの製品戦略担当エグゼクティブ バイス プレジデントであるダワル・シャルマ(Dhawal Sharma)は次のように述べています。「Zero Trust Exchangeの最新のイノベーションは、Zero Trust Everywhereの概念を本当の意味でユーザー以外に拡張し、組織におけるセキュリティやネットワーキングを再定義するものです。環境の複雑さや分散化のレベルを問わず、運用のシームレスな統合や脅威対策の強化を実現し、ユーザー、デバイス、アプリケーション、拠点、クラウドに安全な接続を提供しながら、可視性とエクスペリエンスを改善します。Zero Trust Everywhereを拡張したこのアプローチによって、組織はセキュリティの最新化を加速させ、リスクを軽減し、ビジネスの活動が行われるあらゆる領域でデータを保護できます」 

将来の見通しに関する記述 

本プレス リリースには、当社の経営陣の信念と仮定、および当社の経営陣が現在入手している情報に基づく将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述には、ゼットスケーラーが開発中の新しいイノベーションに対する期待、信念、計画、意図が含まれます。また、将来の製品機能や提供内容、ならびにゼットスケーラーおよびその顧客に予想されるメリットに関する記述も含まれます。これらの将来の見通しに関する記述は、1995年米国私募証券訴訟改革法のセーフ ハーバー条項の対象となります。実際の結果は、いくつかの要因により本プレス リリースの記述内容と大きく異なる可能性があります。これらの要因には、(i)製品機能やサービス提供における遅延、予期せぬ困難、費用、(ii)将来の売上高が製品機能およびサービスへの投資を正当化するかどうかの不確実性などが含まれます。その他のリスクおよび不確実性については、2025年5月29日に米国証券取引委員会(SEC)に提出した最新の四半期報告書(Form 10-Q)に記載されています。この報告書は当社のWebサイト(ir.zscaler.com)またはSECのWebサイト(www.sec.gov)で確認できます。本プレス リリースに含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な限られた情報に基づいており、変更される可能性があります。今後新たな情報が利用可能になった場合でも、ゼットスケーラーは将来の見通しに関する記述を更新する義務を負いません。 

ゼットスケーラーについて 

ゼットスケーラー(NASDAQ: ZS)は、より効率的で、俊敏性や回復性に優れたセキュアなデジタル トランスフォーメーションを加速しています。Zscaler Zero Trust Exchange™プラットフォームは、ユーザー、デバイス、アプリケーションをどこからでも安全に接続させることで、数多くのお客様をサイバー攻撃や情報漏洩から保護しています。世界150拠点以上のデータ センターに分散されたSASEベースのZero Trust Exchange™は、世界最大のインライン型クラウド セキュリティ プラットフォームです。 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ゼットスケーラー株式会社

3フォロワー

RSS
URL
https://www.zscaler.com/jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区 丸の内二丁目7番2号 JPタワー 14階
電話番号
-
代表者名
金田博之
上場
海外市場
資本金
-
設立
-