「人と海の関わり」を考え、環境保全への意識を高めるイベント・海近住民勉強会を開催します。
〜めいわ観光まちづくりプロジェクト〜

明和町の観光地域づくりを推進する一般社団法人明和観光商社(本社:三重県多気郡明和町、以下明和観光商社)が三重県明和町(町長:下村由美子)とともに取り組む持続可能な観光地域づくり事業において、地域課題の解決を目指すさまざまな取り組みを募集し、採択された10件のプロジェクトに対し「めいわ観光まちづくり支援金」の給付を行います。このたび、大淀海岸の清掃活動を行っている大淀ビーチクリーン(代表:土屋恭典)が、人と海の関わりを考える「海近住民勉強会」を3月9日日曜日に実施いたします。
本イベントを通じて、海洋ゴミや環境保全への理解を深めることで意識啓発を行い、大淀ビーチクリーン活動のさらなる活性化と、大淀地域の魅力を向上させることを目指します。
海洋ゴミを取り巻く現状
2050年には、魚の量を上回るかもしれないと言われている海洋ゴミ。世界では少なくとも毎年800万トンものプラスチックごみが海に流出していると考えられています。伊勢湾においては、三重県、愛知県、岐阜県が連携して「伊勢湾流域圏海洋ごみ対策推進広域計画」に基づいた取り組みが進められています。漂流ゴミの個数の割合調査結果からは、プラスチックが8割以上となっており、三重県では農業系や漁業系のゴミも含まれています。同計画の中の海洋ゴミ問題にかかるアンケート調査では、海洋ゴミ問題の認知度は中高年に比べ若年層の認知度が低く、また、清掃活動を行いたいと人のうち28%は実際に清掃活動を行ったことがなく、さらに、参加意向があるものの約40%の人が活動が行われていることを知らないという結果が出ています。
「人と海の関わり」を考え、環境保全への意識を高める
「ゴミは勝手に歩かない」という理念のもと、大淀海岸で17年間活動を続けてきた大淀ビーチクリーンは、長年の活動の中で、活動のマンネリ化や環境保全に対する意識の低下という課題から、本プロジェクトを企画しました。
メインテーマを「人と海の関わり」として開催する今回のイベントは、ビーチクリーンからはじめます。そして、パネルディスカッションでは、専門家も加え参加者とともに「人と海との関わり」について考えを深め、最後には集めたゴミで「OIZU」のモニュメントを作ります。
本イベントで、大淀海岸のビーチクリーン活動のさらなる活性化を図り、地域住民の環境保全に対する意識を向上と新たな参加者の増加を目指します。また、本プロジェクトを通じて、環境意識の高い地域として大淀の魅力を発信し、県内外からも多くの人が訪れるきっかけとなるような持続可能な活動となることを目指します。
【海近住民勉強会】
明和の海のそばに住むみなさんで、ご一緒に人と海との関わりについて考えてみませんか?
テーマ:「人と海の関わり」
日 程:令和7年3月9日(日)
時 間:9:00〜11:30
定 員:30人
会 場:大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場(〒515-0302 三重県多気郡明和町大淀甲2943−11)
内 容:1)ビーチクリーン
2)パネルディスカッション
パネラー
NELCrew理事長 坂本竜彦 「海洋生物・自然体験から考える人と海の関わり」
NELCrew代表理事 松本愛莉 「海洋ゴミから考える人と海の関わり」
大淀ビーチクリーン代表 土屋恭典
ムーンビーチキャンプ場オーナー 土屋秀幸
3)ワークショップ
集めた海ごみでOIZUのモニュメントづくり
主 催:大淀ビーチクリーン
持続可能な観光まちづくりのための小さな好循環モデル活動支援金
暮らす人、訪れる人から選ばれ続ける明和町であるために、明和町をよくする好循環を作り出す、持続可能な観光まちづくりのモデルとなるプロジェクトについて支援金を給付するものです。
ひとつひとつの取り組みにより、小さな好循環が大きな好循環に発展し、町民そして来訪客にとって「住んで良し・訪れて良し」の持続可能な観光地域づくりが実現していくと考えています。本支援金で、明和町内の10件のプロジェクトを支援しています。
《これまでのめいわ観光まちづくりプロジェクト一覧》
【さあ輪になって踊ろう【めいわ大盆踊りまつり】の開催】
〜子育て世代から民間企業、行政、学校まで、次世代への想いが繋いだ連携による夏の大まつり〜
【斎宮(319)から”ありがとう”と愛溢れるフォトウエディング】
〜国指定史跡斎宮跡を活用した新たなサービスの誕生〜
【自治会活動の魅力向上と持続化に向けた「うになか夕涼み会2024」の開催】
〜地域共助力の向上・イベント企画を通じた、働きながらでもできる自治会運営体制の検討と交流の場づくり〜
【伝統行事×DE&Iの可能性を探る 「宇爾櫻神社 天王踊」の価値共有プロジェクト】
〜海外からの参加者も受入・伝統行事「有爾中のかんこ踊り」の継承を目指す〜
【250年伝わる「蓑村虫送り」を通じた地域固有文化の承継】
〜子どもたちが伝統行事「蓑村の虫送り」で学ぶ地域の歴史や文化〜
【最新Sightseeing】
〜「人と海の関わり」を考え、環境保全への意識を高める〜
持続可能な観光地域づくり
持続可能な観光とは、「訪問客、業界、環境および訪問客を受け入れるコミュニティーのニーズに対応しつつ、現在および将来の経済、社会、環境への影響を十分に考慮する観光」です。
明和町においても、「暮らす人、訪れる人から選ばれ続ける明和町」であるため、住民が主体となった地域の活性化や伝統行事の継承が行われています。
明和観光商社は、神宮ゲートウェイプロジェクトとして観光客の誘致に取り組み、伊勢街道の賑わいづくりや神社を軸にした地域の活性化、子どもたちの郷土愛育成にも力を入れています。
これらの取り組みにより、国史跡斎宮跡や擬革紙、御糸織をはじめとした文化財の保全と活用を目指し、そして、地域の歴史・文化を次世代に繋げ、住民の暮らしが豊かなものになるよう、地域一体となった観光地域づくりの推進を目指します。
一般社団法人明和観光商社について
明和観光商社は三重県・明和町の観光資源や地域資源をより効果的に連携させた観光施策を推進する中心的存在として観光地域づくりや、ふるさと納税支援などに取り組む観光庁に登録されている地域DMO&地域商社です。神宮ゲートウェイプロジェクトとして観光客の誘致に取り組み、伊勢街道の賑わいづくりや神社を軸にした地域の活性化、子どもたちの郷土愛育成にも力を入れています。
これらの取り組みにより、国史跡斎宮跡や擬革紙、御糸織をはじめとした文化財の保全と活用を目指し、そして、地域の歴史・文化を次世代に繋げ、住民の暮らしが豊かなものになるよう、地域一体となった観光地域づくりの推進を目指します。
代表理事:千田良仁 住所:三重県多気郡明和町斎宮3039-2
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