パッケージサイズ 62.5％削減、負サージ保護 TVSダイオード発売

～車載ECU保護回路の小型化・安全性向上に貢献～

新電元工業は車載ECUの負サージ保護に向けたTVSダイオードの「ST20-FYシリーズ」で6品種を発売しました。

近年、急速に普及が進む環境対応車（xEV）には多数のECUが搭載されており、各部品のスペースの制約が顕著となっています。加えて、ECUの更なる機能増加と複雑化を背景に、誤動作を起こすおそれがある負サージに対する保護機能もより強固なものが求められています。

これらのことから、負サージ保護用として使用されるTVSダイオードには、コンパクトかつ高い負サージ保証が求められています。

このようなニーズに応えるべく、新電元工業はTVSダイオード「ST20-FYシリーズ」を発売しました。本製品はパッケージサイズを従来品※1と比較し62.5％削減、負サージ保証耐量を他社同等品と比較し20％向上させたことで、機器の小型化・安全性の向上に貢献します。

また幅広い耐圧のラインナップを用意しているため、対応する規格に適した製品を選定できます。

※１「2Fパッケージ」との比較

■特長

(1)パッケージサイズを62.5％削減
　従来品と比較し、パッケージサイズを62.5％削減することで機器の小型化に貢献

(2)負サージ保証耐量を20％向上

　他社同等品と比較し、負サージ保証耐量を20％向上させることで機器の安全性に貢献

(3)幅広い耐圧のラインナップを用意
　18V～39Vの幅広い耐圧により、 対応する規格に適した製品を選定が可能

(4)AEC-Q101準拠

■用途例

車載ECU

■製品仕様

新電元工業株式会社について

新電元工業は、 1949年の設立以来、 パワー半導体やスイッチング電源などパワーエレクトロニクスを主な事業領域として、 独創的な技術を活かした数多くの製品を開発し、 世界各国のお客様の期待と信頼にお応えしてきました。

新電元工業は、 半導体技術、 回路技術、 実装技術を併せ持つ世界でも稀なメーカーとしてコア技術を融合し、 発展・応用させていくことで、 持続可能な社会の実現の一翼を担う製品をご提供していきます。詳細については新電元工業のウェブサイト（https://www.shindengen.co.jp/）をご覧ください。

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新電元工業株式会社 マーケティング部

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