京都国立博物館前にスマートゴミ箱「SmaGO（スマゴ）」4台を新たに設置

Ｓｋｙ株式会社からの寄贈で実現、環境にも観光にも優しい街づくりを推進

フォーステック

2025年7月31日 11時08分

株式会社フォーステック（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：竹村陽平）は、2025年7月28日、京都国立博物館前に環境配慮型IoTスマートゴミ箱「SmaGO（スマゴ）」を新たに4台設置致しました。今回の設置は、Ｓｋｙ株式会社（本社：大阪市淀川区、代表取締役：大浦淳司）よる京都市へのSmaGOの寄贈を受けて実現したものです。また、翌29日には寄贈に対する篤志者表彰式が執り行われました。今回の設置は、オーバーツーリズム対策と、「SDGs未来都市」を掲げる京都市のスマートで持続可能な街づくりに貢献することを目的としたもので、企業版ふるさと納税制度が活用されました。

◾️背景

【設置の背景】

世界有数の観光都市である京都では、オーバーツーリズムに伴う様々な課題への対策が進められており、観光に伴うゴミの課題への対処もその一環です。　

この課題に対し、今回、祇園・嵐山に次ぐ人流がある京都国立博物館周辺エリアにSmaGOを新たに4台設置。従来型のドラム缶ゴミ箱をSmaGOに置き換えました。SmaGOは、ゴミの自動圧縮により約5倍の量を収容でき、通信機能であふれる前に通知するため、「数が足りない」という課題だけでなく「あふれていて捨てられない」という実質的なゴミ箱不足の課題も解消します。文化と観光の街である京都のシンボル・京都国立博物館前を美しく保つことで、訪れる人々の観光体験を向上させるとともに、環境と調和した持続可能な観光都市の実現を目指します。

【寄贈の背景】

Ｓｋｙ株式会社代表取締役大浦淳司氏

「京都は国内外から多くの観光客が訪れる“文化と観光の都”である一方、近年はオーバーツーリズムに伴うゴミ問題への対処や、景観維持への負担が大きな課題とお伺いしております。IoTを活用したスマートゴミ箱の設置によって、その課題解決に少しでも寄与し、環境負荷の低減と美観維持の両立に貢献できることを期待しております。今回の寄贈が、『SDGs未来都市』に選定されている京都が、未来に向けてスマートで持続可能な都市として歩みを進める一助となれば幸いです。」

（2025年7月29日に京都市役所にて執り行われた篤志者表彰式でのスピーチより抜粋）

【企業版ふるさと納税について】

今回のＳｋｙ株式会社によるSmaGOの寄贈においては、企業版ふるさと納税（地方創生応援税制）が活用されました。当制度は民間企業が地方自治体の地方創生に関するプロジェクトに対して、応援することで税制優遇を受けることができるものです。この仕組みにより、企業は税制上の優遇措置を受けながら社会貢献活動（SDGs貢献）を実現でき、自治体は財政負担なく地域の課題を解決することができます。

◾️スマートゴミ箱「SmaGO（スマゴ）」について

SmaGOは、株式会社フォーステックが展開する、地球環境に配慮し開発されたIoTスマートゴミ箱です。太陽光で稼働してゴミを約5分の1（体積80%減）に自動圧縮し、蓄積したゴミの量を通信機能で通知する仕組みを持つため、ゴミ回収業務を大幅に効率化することが可能です。また、ラッピングは自由にデザイン可能で、分別等の啓発や、協賛を募ることで運用コストを削減することができます。SmaGOの設置は、国連が定めたSDGsの17のゴールのうち、6つのゴールに対応しています。