新潟県三条市立下田中学校で「下田マーケティング中学校」の成果発表会を開催

　国道289号（以下、八十里越道路）の開通後の下田郷の観光地域づくりに当たり、若者の視点を取り入れた取組を検討するため、市がクライアントとなり下田中学校３年生にコンサルティングを依頼する「下田マーケティング中学校」を行っています。この度、生徒が市長等に検討内容を発表する成果発表会を開催します。

【本件のポイント】
●国道289号の開通後の観光地域づくりを中学校３年生が検討する「下田マーケティング中学校」の成果発表会を開催
●生徒がマーケティング手法を学び検討した取組を市長、地域の事業者に提案

【本件の概要】
１　と　き　　11月19日（土）午前９時40分～11時30分
２　ところ　　下田中学校
３　内　容　　下田中学校３年生による成果発表（全16班）

■「下田マーケティング中学校」について
八十里越道路の開通後の新潟県側の玄関口となる下田郷の観光地域づくりに当たり、若者の視点を取り入れた取組を検討するため、市がクライアントとなり下田中学校３年生にコンサルティングを依頼しています。
生徒は６月からマーケティング手法を学び、数回のワークショップを経て、下田郷の観光地域づくりの取組を検討してきました。

■八十里越道路について
整備により通行不能区間が解消され、三条市と福島県只見町間の自動車による移動時間が現在の約半分に短縮されることから交流の促進が期待されています。
 
【新潟県三条市について】
　新潟県三条市は金属加工業を中心とした「ものづくりのまち」で、かつてから隣の燕市と共に「燕三条」と呼ばれております。世界中で愛用されているネイルケア用品や国の指定伝統工芸品の庖丁などがあります。2021年に開催した、工場を体験する展覧会「Tsubame-Sanjo Factory Museum」は、世界三大デザイン賞の一つとされる『Red Dot Design Award』ブランド＆コミュニケーションデザイン部門最優秀賞「Best of the Best」に選ばれました。
　また、アウトドアメーカーのまちとしての認知度も高まっているほか、幻の西洋梨ル レクチエを始めとした豊かな自然が育む高品質な農産物も魅力です。

下田郷は三条市の東部に位置し、新潟県景勝100選の一つ「八木ヶ鼻」や、つなぐ棚田遺産にも選ばれている「北五百川の棚田」など、新潟県内有数の美しい自然に囲まれた地域で、釣りやキャンプといったアウトドアアクティビティを楽しむことができます。