コロナ禍における課題の解決に挑むベンチャーのプロジェクトが実証事業を行います
ロボット×センサーで介護施設の入居者やスタッフの安心・便利を実現!
県では、ベンチャー企業と大企業等のオープンイノベーションにより、コロナ禍で顕在化した課題の解決に取り組む 12 のプロジェクトを今年度に採択し、事業化に向けた支援を行っています。
このたび、そのうちの1つのプロジェクトが事業化に向けた実証事業として、使い手に優しい見守りロボットと、空気質のセンシング技術を組み合わせて、介護施設の入居者やスタッフの安心・便利を支える取組を県内2か所で開始します。
このたび、そのうちの1つのプロジェクトが事業化に向けた実証事業として、使い手に優しい見守りロボットと、空気質のセンシング技術を組み合わせて、介護施設の入居者やスタッフの安心・便利を支える取組を県内2か所で開始します。
実証事業の概要
▼実施企業 ※下線がベンチャー企業
- ユカイ工学株式会社・株式会社マクニカ
- コロナ禍と共存する介護施設の入居者やスタッフの安心・便利を支えるBOCCO emo×マクニカセンサー
- ユカイ工学の使い手に優しいインターフェースを搭載したロボット「BOCCO emo」※1と、マクニカが有する空気質センシング技術 「AiryQonnect」※2を連携させ、介護施設の入居者やスタッフが施設内の状況を把握できるようにし、安心で便利な居室環境の実現に向けた実証を行う。
- 具体的には、10 名が入居する各居室にロボットとセンサーを設置し、居室内の環境をセンサーでモニタリングするとともに、ロボットから入居者に服薬や室温管理・換気、水分摂取などの声掛けを行う。また、居室の温度・湿度などを可視化し、スタッフが室内環境を把握できるようにする。
- これにより、入居者自身の自律的な生活への貢献及びスタッフの業務負担軽減の可能性について検証する。
詳細ページ:https://www.bocco.me/
(※2) AiryQonnect:温湿度、CO2、TVOCガス、PM2.5など空気環境を計測できる空気質センサー
詳細ページ:https://www.macnica.co.jp/go/airyqonnect.html
▼実施場所
- 介護付有料老人ホーム「聖隷藤沢ウェルフェアタウン」(藤沢市)及び「ヴィンテージ・ヴィラ横浜」(横浜市旭区)
- 令和5年3月14日(火曜日)から4月下旬
取材を希望される場合は事前に問合せ先に御連絡ください。
【参考:ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)】
県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等に参画いただく協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を運営しています。県内で、積極的にオープンイノベーションに取り組みたい方々は、ぜひ御参加ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
今年度採択した12プロジェクトの概要は次のページを御覧ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/prs/r9206594.html
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/prs/r0782894.html
【問合せ先】
神奈川県産業労働局産業部
ベンチャー支援担当課長 脇坂 電話 045-285-0213
産業振興課新産業興業グループ 徳永 電話 045-210-5636
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