2026年8月の駐車場検索は9,818件、前年同月比8.2%増・前月比19.7%増

検索距離は短くなったのに、100km以上の検索は増加――駐車場検索データから見えた8月の移動関心

パーキングサイエンス株式会社

パーキングサイエンス株式会社(本社:神奈川県藤沢市)は、駐車場検索アプリ「P-Collection」の検索データから移動関心の変化を可視化する定期レポート「Parking Science Mobility Report(PSMR)Vol.4」を、2026年9月30日に公開しました。

今回分析した2026年8月の駐車場検索は9,818件。2025年8月と比較して8.2%増、2026年7月と比較して19.7%増となり、前年同月・前月の双方を上回りました。一方で、検索が増えたからといって、検索行動が一様に「遠距離化」したわけではありません。検索地点とユーザー位置の距離中央値は、7月の3.46kmから8月は3.20kmへ7.5%短縮。その一方、100km以上離れた地点を検索する「LONG DISTANCE」は275件から592件へ317件増加し、構成比も3.5%から6.3%へ上昇しました。「検索量は増えた」「典型的な検索距離は短くなった」「しかし100km以上の検索は増えた」。PSMR Vol.4では、この一方向では捉えられない8月の駐車場検索行動を、検索量・距離・地域・時期という複数の視点から読み解いています。

▪️8月の駐車場検索は9,818件。前月から約2割増加

2026年8月のP-Collectionにおける駐車場検索件数は9,818件でした。

2026年7月の8,200件から1,618件増加(+19.7%)。前年の2025年8月9,074件と比較しても744件増加(+8.2%)しています。8月は前年同月・前月の双方を上回る検索量となりました。さらに時期別に見ると、8月11日〜16日の「お盆期と重なる期間」は1日平均350.3件。8月1日〜7日の279.7件と比較すると、25.2%高い水準となっています。ただし、この結果は「お盆によって検索が増えた」という因果関係を示すものではありません。PSMRでは、あくまで期間中に観測された検索行動の変化として捉えています。

▪️検索距離の中央値は短縮。それでも100km以上の検索は2倍超に

検索量とは異なる動きを見せたのが「検索距離」です。ユーザー位置から検索地点までの距離中央値は、7月 3.46km → 8月 3.20kmとなり、前月比で261m、7.5%短縮しました。ところが、検索距離を4つのDistance Typeに分けると、別の動きが見えてきます。100km以上の「LONG DISTANCE」は、275件 → 592件と317件増加。構成比も3.5%から6.3%へ2.76ポイント上昇しました。つまり8月は、検索距離全体が単純に長くなったのではなく、中央値では短距離側へ動きながら、分布の遠距離側では100km以上の検索が増えるという変化が同時に観測されています。

▪️「件数」と「構成比」を一緒に見ると、さらに違った景色が見える

30km〜100kmの「REGIONAL」でも興味深い変化がありました。検索件数そのものは、

2,435件 → 2,696件(+261件)と増加しています。一方、全検索に占める構成比は、

31.0% → 28.5%(-2.48ポイント)へ低下しました。これは、ある検索タイプの件数が増えていても、検索全体がそれ以上に増えれば構成比は下がることを示しています。検索件数だけを見るのか、割合を見るのか。中央値を見るのか、距離帯ごとの分布を見るのか。PSMRでは、一つの指標だけで移動関心を説明するのではなく、複数の指標を組み合わせることで、駐車場検索行動の変化を捉えていきます。

▪️都道府県別では東京・神奈川・大阪などで検索増

都道府県別の検索件数を前月と比較すると、増加数が大きかったのは、

東京都 +303件
神奈川県 +249件
大阪府 +222件
京都府 +152件
兵庫県 +115件

一方で、愛知県は86件減、岡山県は54件減など、地域によって異なる動きも確認されました。また30〜100kmのREGIONAL検索では、神奈川県(+106件)、大阪府(+97件)、福岡県(+62件)などで増加しています。全国の検索量が増える中でも、その変化はすべての地域で均一に起きているわけではありません。

▪️駐車場検索データから「移動関心」を継続的に観測する

駐車場検索は、「これからその場所へ車で行く可能性がある」という行動の手前で発生します。PSMRでは、この検索データを実際の移動実績そのものとして扱うのではなく、人がどこへ行こうとしているのかを捉える“移動関心”のデータとして分析しています。今回のVol.4で見えたのは、検索件数の増加だけではありません。検索量、検索距離の中央値、距離帯別の構成、地域別の増減は、それぞれ異なる動きをする。こうした複数の変化を継続的に観測することで、月ごとの単純な増減だけでは見えにくい、クルマでのお出かけや地域への関心の変化を捉えていきます。

▪️Parking Science Mobility Report Vol.4
2026年8月 駐車場検索行動レポート

主な収録内容:2026年8月の検索件数と前年・前月比較検索距離中央値の変化Search Distance Type別分析REGIONAL検索の地域別変化都道府県別検索増減8月の日別検索動向予定駐車時間Vol.4 Insight「検索量が増える中、距離指標は一方向には動かなかった」

▪️Parking Science Mobility Report(PSMR)とは 

PSMRは、駐車場検索アプリ「P-Collection」の匿名化された検索データを分析し、「駐車場を探す行動」の変化を継続的に観測・可視化する、パーキングサイエンス株式会社の定期レポートです。

検索件数だけでなく、検索距離や地域差、時系列変化などを分析し、駐車場検索データを人々の移動や地域の変化を理解するための知識として社会へ還元することを目指しています。

PSMR Portal:https://www.parkingscience.net/psmr/

▪️パーキングサイエンス株式会社 

パーキングサイエンス株式会社は、「世の中の駐車場をデータベース化する」をMissionに、駐車場データの収集・分析・活用に取り組んでいます。

駐車場検索アプリ「P-Collection」、駐車場事業専用エリアマーケティングシステム「Park-Labo」、P-Collection APIなどを通じ、駐車場データから新しい価値を生み出す「Parking Intelligence」の構築を進めています。

【本件に関するお問い合わせ先】 

パーキングサイエンス株式会社

TEL:070-1544-7772(担当井上)

Email: pr@parkingscience.net

URL: https://www.parkingscience.net/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.parkingscience.net/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県藤沢市片瀬3-2-1
電話番号
070-1544-7772
代表者名
井上 直也
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2022年09月