フィリップス、順天堂大学、東邦ホールディングス、旭化成、インターリハ共同研究講座「デジタルヘルス・遠隔医療研究開発講座」を開設
~遠隔で診療・リハビリを行い、循環器疾患患者の健康寿命延伸をめざす~
株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:堤 浩幸、以下 フィリップス)は、「2030年までに30億の人々の生活を向上させる」をビジョンに掲げ、健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアにいたるヘルスケア・プロセスのすべてにイニシアティブを持ち「もっと健やかな未来へ」をコンセプトとして、すべての人の健康に貢献していきたいと努めております。
フィリップスは、順天堂大学(学長:新井 一)、東邦ホールディングス株式会社(代表取締役会長 CEO:濱田 矩男)、旭化成株式会社(代表取締役社長:小堀 秀毅)、インターリハ株式会社社(代表取締役社長:柏木 哲夫)と共同で、デジタルヘルスを利活用し、循環器疾患患者の健康寿命延伸をめざす研究講座「デジタルヘルス・遠隔医療研究開発講座」*を開設しました。
*講座代表者:保健医療学部 代田 浩之氏・藤原 俊之氏・高橋 哲也氏、医学部循環器内科学講座 葛西 隆敏氏
背景
近年、インターネット技術の進展に伴って、ヘルスケア・医療の分野においてもInternet of Things(IoT)を用いたデバイス・システム・アプリの開発といったデジタルヘルスイノベーションが注目されています。高齢社会である日本では、高齢者の通院における患者本人の負担の増加、医療従事者や介護者の負担の増加、増悪入院に関連する医療費の負担の増加などが社会問題となっており、病院・地域医療・在宅医療の現場において、これらの負担軽減につながるデジタルヘルスの利活用と遠隔医療の開発が求められています。
本講座の概要
本講座では、デジタルヘルスを利活用し、遠隔診療システムと遠隔リハビリテーションモニタリングシステムを開発することによって、患者様自身のヘルスリテラシーの向上による重症化予防の促進や効率的な診療の提供することを目的としています。このような目的で臨床研究を行っている研究グループは全国でも非常に少なく、介護者・医療従事者の負担減少も念頭に入れた研究開発も価値が高いと考えています。
研究成果の積極的な社会還元を目指し、遠隔モニタリング対応携帯用小型デバイスの使用、そのネットワークシステムの導入、音声入力システムの活用、遠隔リハビリテーションの保険収載も目指していきます。
本講座でのフィリップスの取り組み
・既存のモニタリング情報などを統合した心不全増悪リスクスコアリングアルゴリズムの開発
・遠隔リハビリテーションモニタリングシステムの開発
今後の展開
慢性心不全患者様は、増悪による再入院を繰り返すほど予後が悪化するため、既存のモニタリング情報に心音・心電図を組み合わせた情報を遠隔で管理し、増悪を早期に検知するアルゴリズムを確立して増悪を未然に防ぐことができれば、患者の予後の改善に繋がるとともに、医療費の削減も期待できます。
また、本講座での研究開発における音声認識システムの導入および自動文書化技術の活用により、病院・在宅医療に関するカルテ記載時間が短縮され、医療従事者の負荷の減少に繋がります。
ヘルスリテラシーコンテンツを含む在宅遠隔リハビリシステムの開発によって、リハビリテーションの普及だけでなく、疾病管理や発症予防への応用も可能で、国民の健康増進にも寄与することができるとともに、開発したシステムを国内外へ発信することにより、我が国の高齢者医療モデルを広く展開することも可能と考えられます。
フィリップス・ジャパンについて
フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢者社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。(https://www.philips.co.jp)
ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケア・プロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2018年の売上高は181億ユーロ、オランダを拠点に全世界に77,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/)
フィリップスは、順天堂大学(学長:新井 一)、東邦ホールディングス株式会社(代表取締役会長 CEO:濱田 矩男)、旭化成株式会社(代表取締役社長:小堀 秀毅)、インターリハ株式会社社(代表取締役社長:柏木 哲夫)と共同で、デジタルヘルスを利活用し、循環器疾患患者の健康寿命延伸をめざす研究講座「デジタルヘルス・遠隔医療研究開発講座」*を開設しました。
*講座代表者:保健医療学部 代田 浩之氏・藤原 俊之氏・高橋 哲也氏、医学部循環器内科学講座 葛西 隆敏氏
背景
近年、インターネット技術の進展に伴って、ヘルスケア・医療の分野においてもInternet of Things(IoT)を用いたデバイス・システム・アプリの開発といったデジタルヘルスイノベーションが注目されています。高齢社会である日本では、高齢者の通院における患者本人の負担の増加、医療従事者や介護者の負担の増加、増悪入院に関連する医療費の負担の増加などが社会問題となっており、病院・地域医療・在宅医療の現場において、これらの負担軽減につながるデジタルヘルスの利活用と遠隔医療の開発が求められています。
本講座の概要
本講座では、デジタルヘルスを利活用し、遠隔診療システムと遠隔リハビリテーションモニタリングシステムを開発することによって、患者様自身のヘルスリテラシーの向上による重症化予防の促進や効率的な診療の提供することを目的としています。このような目的で臨床研究を行っている研究グループは全国でも非常に少なく、介護者・医療従事者の負担減少も念頭に入れた研究開発も価値が高いと考えています。
研究成果の積極的な社会還元を目指し、遠隔モニタリング対応携帯用小型デバイスの使用、そのネットワークシステムの導入、音声入力システムの活用、遠隔リハビリテーションの保険収載も目指していきます。
本講座でのフィリップスの取り組み
・既存のモニタリング情報などを統合した心不全増悪リスクスコアリングアルゴリズムの開発
・遠隔リハビリテーションモニタリングシステムの開発
今後の展開
慢性心不全患者様は、増悪による再入院を繰り返すほど予後が悪化するため、既存のモニタリング情報に心音・心電図を組み合わせた情報を遠隔で管理し、増悪を早期に検知するアルゴリズムを確立して増悪を未然に防ぐことができれば、患者の予後の改善に繋がるとともに、医療費の削減も期待できます。
また、本講座での研究開発における音声認識システムの導入および自動文書化技術の活用により、病院・在宅医療に関するカルテ記載時間が短縮され、医療従事者の負荷の減少に繋がります。
ヘルスリテラシーコンテンツを含む在宅遠隔リハビリシステムの開発によって、リハビリテーションの普及だけでなく、疾病管理や発症予防への応用も可能で、国民の健康増進にも寄与することができるとともに、開発したシステムを国内外へ発信することにより、我が国の高齢者医療モデルを広く展開することも可能と考えられます。
フィリップス・ジャパンについて
フィリップス・ジャパン(旧フィリップス エレクトロニクス ジャパン)は、超高齢者社会を迎える日本の健康と医療の問題に貢献したいと、2019年4月1日よりフィリップス・レスピロニクス合同会社と統合し、ヘルスケア分野の変革に取り組んでいるヘルステックカンパニーです。今後、病院で使用されるフィリップスの先進医療機器やパーソナルヘルスと呼ばれるオーラルヘルスケア(電動歯ブラシ)、AED、在宅呼吸器などがクラウド上で繋がることで、人々の健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという「一連のヘルスケア・プロセス」において、革新的な医療ソリューションを提供していきます。医療従事者の皆様、患者様だけでなく、すべての人々の健康な生活への貢献を目指します。(https://www.philips.co.jp)
ロイヤル フィリップスについて
ロイヤル フィリップス(NYSE:PHG, AEX:PHI)は、人々の健康の向上にテクノロジーで貢献するヘルステック分野のリーディングカンパニーです。健康な生活、予防、診断、治療、ホームケアという一連のヘルスケア・プロセスを通じて、先進的なテクノロジーと、医療従事者および消費者のインサイトを基に、人々の健康を改善し良好な結果をもたらすための包括的なソリューションを提供しています。主な事業領域は、画像診断、画像誘導治療、生体情報モニター、ヘルスインフォマティックスのみならず、パーソナルヘルスや在宅医療まで、さまざまな領域に渡ります。フィリップス ヘルステック事業の2018年の売上高は181億ユーロ、オランダを拠点に全世界に77,000人の従業員を擁し、世界100ヵ国以上でビジネスを展開しています。フィリップスに関するニュースはこちらからご覧ください。(http://www.philips.com/newscenter/)
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