TECHFUNDのセキュリティAI「Hi AUDIT Agent」、Mythos 5超えの脆弱性発見率を達成
〜セキュリティ分野の国際ベンチマーク「CyberGym」のスコアにて90.6%を達成し、日本企業として初めて公式リーダーボードに掲載〜

「あらゆるビジョンが夜明けを迎えられるようにする」をミッションに掲げる株式会社TECHFUND(所在地:東京都渋谷区、共同創業者:松山 雄太、川原 ぴいすけ、以下「当社」)は、セキュリティAIエージェント「Hi AUDIT Agent」が、AIのサイバーセキュリティ能力を評価するベンチマーク「CyberGym(*1)」において、対象脆弱性の再現成功率90.6%を記録し、日本企業として初めて(*2)公式リーダーボードに掲載されたことをお知らせします。
公開スコア比較では、AnthropicのClaude Mythos 5(83.8%)を6.8ポイント、Claude Mythos Preview(83.1%)を7.5ポイント上回り、比較対象の主要フロンティアAIモデルと比較してトップクラスの成績となりました。

背景 : AIサイバー攻撃が深刻化する時代に、フロンティアAIを補完するセキュリティ特化AIの重要性が高まる
2026年9月以降、国内では幅広い業種で不正アクセスによる情報漏えいの公表が相次いでおり、サイバーセキュリティ上の問題への対応で関係者間の調整を担う中立組織であるJPCERT/CCも注意を呼びかけています(*3)。
世界的には、AIの悪用によってサイバー攻撃の手法も進化しています。Anthropicの2026年9月の脅威レポートでは、攻撃者がAIを用いてシステムの調査や侵入などの工程を自動化し、攻撃の速度と規模を高めている事例が報告されています(*4)。攻撃側がAIで能力を高める時代には、防御側にもAIを活用し、脆弱性の発見・検証・修正を迅速かつ継続的に進めることが求められます。
当社は、AIにセキュリティの専門知識や監査知見を組み合わせ、より高い解析性能を実現するソフトウェアの活用が重要だと考えています。Hi AUDIT Agentは、CyberGymの公開スコア比較で、主要なフロンティアAIモデルであるClaude Mythos 5、Claude Mythos Previewを上回る90.6%を記録しました。こうした解析性能を日常の開発工程に取り入れ、フロンティアAIによる開発を支える「セキュリティコパイロット」として、進化する脅威に備える企業の防御力向上を支援します。

仕組み : オーケストレーションと遺伝的アルゴリズムを活用し、AIと専門家知見の融合によって実現
Hi AUDIT Agentは、MCP(Model Context Protocol)を通じてClaude Code、Codex、CursorなどのAI開発ツールと連携します。開発者は普段の開発環境から自然言語でセキュリティチェックを依頼し、問題のあるコードの箇所、リスクの説明、推奨する修正方法を確認できます。
AI開発ツールやコーディングエージェントにもセキュリティチェック機能を備えたものがありますが、脆弱性のリスクを見極め、適切な修正につなげるには、対象ソフトウェアに即した専門的な解析と検証が重要です。フロンティアAIとHi AUDIT Agentを組み合わせることで、AIによるコードの生成に、監査知見に基づく解析を加え、普段の開発環境で脆弱性の発見からリスクの評価・修正までを進められます。

Hi AUDIT Agentは、対象ソフトウェアの構成や機能、処理の流れといったコンテキストを理解し、リスクに応じた検証シナリオを設計します。公開されている脆弱性情報(CVE情報など)と、過去150件を超えるプロジェクトの監査知見を活用し、複数のAIエージェントや検証ツールに役割とタスクを振り分け、実行から結果の検証までを統括する「オーケストレーション」を中核に据えています。
当社は、AIとGA(遺伝的アルゴリズム)を組み合わせ、実行結果をもとにテストケースを反復的に改善する「GA Fuzzing」の研究を継続してきました(*5)。
こうした研究の蓄積を背景に、Hi AUDIT Agentでは、対象ソフトウェアに即した脆弱性の発見・再現から、リスクの説明や修正方針の提示までを支援します。

個人の開発者、企業のAI開発・セキュリティ対策の導入相談について
Hi AUDIT Agentは無料でユーザー登録いただけます。より多くの検証を行う方向けに、月額20ドルからの有料サブスクリプションプランも提供しています。
先着でご登録いただいた100名様には、通常よりも多くの無料利用枠をご用意しています。ぜひこの機会に、Hi AUDIT Agentによるセキュリティ検証をお試しください。
無料登録はこちらから:https://hiaudit.io/
また、企業のAI開発・セキュリティ対策にもご導入いただけます。
AI開発環境へのセキュリティ検証の組み込みや、開発組織全体での脆弱性対策の高度化など、企業ごとの課題に応じた導入についてもご相談を承っております。
AI推進部門、情報システム部門、セキュリティ部門のご担当者様は、以下よりお問い合わせください。
企業お問い合わせ窓口
TECHFUND Inc.
Enterprise relations
hiaudit@techfund.jp
https://hiaudit.io/contact?plan=Enterprise
関連リンクと注釈
Hi AUDIT Agent 公式ホームページ:https://hiaudit.io/
CyberGym 公式リーダーボード:https://www.cybergym.io/cybergym/
*1:CyberGymは、カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが開発した、実際のソフトウェアの脆弱性を用いる評価基盤です。188のプロジェクトから収集した1,507件の課題で構成され、主な評価では、脆弱性の説明とソースコードをもとに、対象の脆弱性を再現できるかを測定します。コードの理解から検証までを伴う、AIエージェントの実践的な解析能力を評価するベンチマークです。
*2:2026年10月14日時点、当社調べ。CyberGym Agent-focused部門 公式リーダーボードおよび公開されている過去のアーカイブを対象に、日本国内に本社を置く企業の掲載実績を調査した結果。
*3:出典:JPCERT/CC「直近で相次いでいる国内組織における不正アクセスに関する注意喚起」(2026年10月8日公表)。
*4:出典:Anthropic「Detecting and countering misuse of AI: September 2026」(2026年9月公表)。
*5:出典:当社研究記事「Solidity Fuzzing with AI-Guided Genetic Algorithms」(2024年9月10日公開)。Solidityコントラクトを対象とした初期研究では、コードカバレッジの約12%向上を報告しました。
TECHFUNDについて

株式会社TECHFUNDは「あらゆるビジョンが夜明けを迎えられるようにする」をミッションに掲げ、起業家を支援するテクノロジーアクセラレーターです。2014年の設立以来、500チーム以上のスタートアップ・起業家および、野村ホールディングス、ソフトバンク、JCBなど50社以上の大手企業に所属する社内起業家を支援してきました。
新規事業におけるテクノロジー面での技術革新と信頼性確保を両立させる独自の支援体制を構築し、「スウェットエクイティ」と呼ばれる伴走型支援の価値観によって新規事業の創出と成長を実現しています。
主な事業として、リーンスタートアップの仮説検証とスクラム開発手法を融合させ、現役起業家や技術者が支援主体者となって迅速な市場適応を図る新規事業アクセラレーション「Hi STARTUP」と、新規事業における価値評価手法を転用して独自のAI自動監査ツールを構築し、AI・Web3・IoTなど最先端技術領域のリスク対策を多角的に網羅するセキュリティ監査「Hi AUDIT」を展開しています。
お問い合わせ先
会社名:株式会社TECHFUND
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷3−4−24 セレニティー原宿202
設立日:2014年10月9日(テックの日)
資本金:1億2,000万円(資本準備金含む)
創業者:松山 雄太、川原 ぴいすけ
事業内容:起業家向け技術投資プログラムの運営、大企業向けイノベーションプログラムの運営、イノベーションマネジメントソフトウェアの開発・提供、サイバーセキュリティ関連サービス
会社ホームページ : https://techfund.jp
オフィシャルFacebookページ : https://www.facebook.com/techfund.inc
広報メールアドレス:press@techfund.jp
お問い合わせフォーム:https://techfund.jp/contact
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