フリエ住まい総研「猛暑時代の住まい環境」に関する意識調査|95.4%が自宅内で「暑さストレス」を実感、住まい選びでも“夏に快適か”が判断材料に

株式会社FLIE

中古住宅の売買プラットフォーム「FLIE(フリエ)」および不動産DX支援事業を展開する株式会社FLIE(本社:東京都中央区)は、住まいや暮らしに関する様々な“気になるコト”を調査するコンテンツ「フリエ住まい総研」を運営しています。今回は、国内在住で18歳以上の方500名を対象に「猛暑時代の住まい環境」に関する意識調査を実施いたしました。

近年、夏の暑さは一段と厳しさを増しており、2026年4月には気象庁が最高気温40℃以上の日を新たに「酷暑日」と制定するなど、猛暑への関心が高まっています。暑さは外出時だけでなく、自宅での過ごし方にも影響を与えており、寝苦しさや帰宅直後の室温、日差し・西日、エアコン代への不安など、住まいにまつわる悩みも多岐にわたります。

そこでフリエ住まい総研では、生活者が夏の暑さをどのように受け止め、自宅でどのような不満や対策を感じているのかを調査しました。調査では、95.4%が自宅内で暑さによるストレスや不満を感じ、89.2%が今後の住まい選びで「夏の暑さ対策」を重視したいと回答。猛暑の常態化により、住まい探しにおいても「夏に快適に過ごせるか」という視点が重要になりつつあることがうかがえます。

調査結果サマリー 

1) 95.4%が、自宅内で暑さによるストレスや不満を実感。夏の暑さは屋外だけでなく、住まいの中でも多くの人にとって身近な課題に。

2) 自宅で暑さを感じる場面は「寝る時・寝起き」が最多の75.9%。猛暑による住まいの不満は、日中の過ごし方だけでなく、睡眠環境にも影響。

3) 73.0%が、電気代を理由にエアコン使用を控えたり、設定温度を高めにした経験あり。暑さ対策の必要性を感じながらも、家計負担との間で悩む実態が明らかに。

4) 89.2%が、今後の住まい選びで「夏の暑さ対策」を重視したいと回答。猛暑の常態化により、断熱性・風通し・日当たり・空調効率などが住まい選びの新たな判断材料に。

調査結果内訳 

はじめに、近年の夏の暑さについて、以前より厳しくなっていると感じるかお伺いしました。

<Q1. 近年の夏の暑さについて、以前より厳しくなっていると感じますか。>

・とても感じる 70.6%

・やや感じる 24.0%

・どちらともいえない 4.2%

・あまり感じない 1.0%

・まったく感じない 0.2%

「とても感じる」「やや感じる」を合わせると94.6%となり、9割以上が近年の夏の暑さを以前より厳しくなっていると感じていることが分かりました。夏の暑さは、もはや一部地域だけの話題ではなく、多くの生活者にとって身近な実感を伴うテーマになっていることがうかがえます。

続いて、夏場に自宅内で暑さによるストレスや不満を感じることがあるかお伺いしました。

<Q2. 夏場に、自宅の中で暑さによるストレスや不満を感じることはありますか。>

・よくある 59.8%

・たまにある 35.6%

・あまりない 4.0%

・まったくない 0.6%

「よくある」「たまにある」を合わせると95.4%となり、ほとんどの人が自宅内で暑さによるストレスや不満を感じていることが分かりました。

自宅は本来くつろぐ場所である一方、猛暑時には室内であっても暑さの影響を完全には避けきれない実態が見えてきます。エアコンを使用できる環境であっても、住まいの中の暑さ対策にはまだ課題が残っているようです。

そこで、自宅でどのような時に暑さによるストレスや不満を感じるかお伺いしました。

<Q3. 自宅でどのような時に、暑さによるストレスや不満を感じますか。(複数回答)>
※Q2で「よくある」「たまにある」と回答した方のみ回答

・寝る時・寝起きに暑さを感じる 75.9%

・エアコン代・電気代が気になる 72.1%

・帰宅直後に室内が暑い 47.4%

・日差し・西日で室温が上がりやすい 38.8%

・窓を開けたいが、防犯・虫・騒音などが気になる 37.9%

・料理中や水まわりを使う時に暑い 36.9%

・暑さで在宅勤務や勉強に集中しにくい 26.2%

・エアコンをつけても部屋が涼しくなりにくい 19.1%

・家族・同居人とエアコンの設定温度が合わない 14.9%

・その他(フリーアンサー) 1.3%

最も多かったのは「寝る時・寝起きに暑さを感じる」で75.9%でした。猛暑による住まいの不満は、日中の活動時間だけでなく、睡眠環境にも影響していることがうかがえます。

次いで「エアコン代・電気代が気になる」が72.1%となり、暑さ対策は快適性や健康面の問題であると同時に、家計負担とも切り離せないテーマになっていることが分かりました。

また、「帰宅直後に室内が暑い」「日差し・西日で室温が上がりやすい」「窓を開けたいが、防犯・虫・騒音などが気になる」といった回答も多く、住まいの構造や立地、周辺環境によって暑さの感じ方が左右されている様子も見えてきます。

【その他(フリーアンサー)の一部回答】

・生ゴミの処理に困る(20代/九州在住)

・湿度が高くて蒸し蒸しするとき(60代以上/東海在住)

・風呂上がりに汗が止まらない(40代/近畿在住)

・バナナが傷む(40代/近畿在住)

 

フリーアンサーでは、室温だけでなく、湿気や食品管理、家事後の不快感など、日常生活の細かな場面に暑さの影響が広がっていることが分かりました。

 

続いて、自宅で暑さによるストレスや不満が少ないと回答した方に、その理由をお伺いしました。

<Q4. 自宅で暑さによるストレスや不満が少ない理由として、考えられるものは何ですか。(複数回答)>
※Q2で「あまりない」「まったくない」と回答した方のみ回答

・エアコンが効きやすい間取りである 56.5%

・風通しが良い 43.5%

・サーキュレーターや扇風機を活用している 43.5%

・遮光カーテン・ブラインドなどで日差しを遮っている 34.8%

・日当たりが強すぎない 30.4%

・住宅の断熱性が高い 21.7%

・周辺に緑や日陰が多い 13.0%

・窓の性能が高い・遮熱性がある 8.7%

・最上階・上階ではないため熱がこもりにくい 4.3%

・その他(フリーアンサー) 4.3%

暑さによる不満が少ない理由として最も多かったのは「エアコンが効きやすい間取りである」で56.5%でした。次いで「風通しが良い」「サーキュレーターや扇風機を活用している」が同率で43.5%となりました。

不満が少ない住まいでは、空調の効きやすさや風通しといった住まいの基本的な環境に加え、サーキュレーターや扇風機の活用、遮光カーテン・ブラインドによる日差し対策など、日々の工夫も暑さの軽減につながっていることがうかがえます。

続いて、自宅で特に暑さを感じやすい場所についてお伺いしました。

<Q5. 自宅で特に暑さを感じやすい場所はどこですか。(複数回答)>

・寝室 56.8%

・リビング・ダイニング 45.8%

・キッチン 37.4%

・日差しが強い部屋・西日が入る部屋 34.2%

・トイレ 33.4%

・最上階・2階以上の部屋 25.0%

・風通しが悪い部屋・熱がこもる部屋 19.4%

・洗面所・脱衣所 16.4%

・廊下・階段・玄関 8.6%

・その他(フリーアンサー) 0.0%

自宅で特に暑さを感じやすい場所は「寝室」が56.8%で最多となりました。前問の「寝る時・寝起きに暑さを感じる」が最も多かった結果とも重なり、夏の住まい環境は睡眠の質にも直結していることがうかがえます。

また、「リビング・ダイニング」「キッチン」など、日常的に長く過ごす場所や家事を行う空間も上位に挙がりました。住まいの中でも、過ごす時間の長い場所ほど暑さへの不満が表れやすいと考えられます。

続いて、電気代を理由に、夏場にエアコンの使用を控えたり、設定温度を高めにしたりした経験についてお伺いしました。

<Q6. 電気代高騰を理由に、夏場にエアコンの使用を控えたり、設定温度を高めにしたりしたことはありますか。>

・よくある 30.4%

・ときどきある 42.6%

・あまりない 18.6%

・まったくない 4.0%

・エアコンを使用していない 4.4%

「よくある」「ときどきある」を合わせると73.0%となり、7割以上が電気代を理由にエアコンの使い方を調整した経験があることが分かりました。

猛暑対策としてエアコンは欠かせない存在である一方、電気代の負担を意識して使用を控える、設定温度を高めにするなど、快適に過ごしたい気持ちと家計負担の間で悩む生活者の姿が見えてきます。

続いて、自宅で行っている、または今後取り入れたい猛暑対策についてお伺いしました。

<Q7. 自宅で行っている、または今後取り入れたい猛暑対策は何ですか。(複数回答)>

・エアコンを適切に使用する 65.6%

・サーキュレーター・扇風機を併用する 62.4%

・冷感寝具を使う 40.2%

・遮光カーテン・ブラインドなどを使う 35.4%

・ベランダや窓まわりに日よけを設置する 16.6%

・窓に遮熱シートを貼る 16.0%

・日中は外出先や公共施設などで過ごす 15.0%

・エアコンのメンテナンス・買い替えを行う 12.8%

・暑い時間帯は使う部屋を変える 11.6%

・断熱リフォーム・窓リフォームを検討する 2.0%

・その他(フリーアンサー) 0.4%

猛暑対策として最も多かったのは「エアコンを適切に使用する」で65.6%、次いで「サーキュレーター・扇風機を併用する」が62.4%となりました。猛暑対策は、まずは日々の生活の中で取り入れやすい空調・家電の活用が中心となっていることが分かります。

一方で、「窓に遮熱シートを貼る」「ベランダや窓まわりに日よけを設置する」「断熱リフォーム・窓リフォームを検討する」など、住まい自体に変化を加える対策は現時点では少数派となりました。今後、猛暑がさらに常態化していく中で、住まいの性能や設備そのものを見直すニーズが広がる可能性もありそうです。

【その他(フリーアンサー)の一部回答】

・庭に植えた葡萄を西側ベランダに誘引してブラインドにしている(50代/関東甲信)

・アロマテラピーのペパーミント精油を精製水で希釈して、肌にスプレーして涼しさを感じています。(40代/関東甲信)

フリーアンサーでは、植物による日よけや香りを活用した涼感づくりなど、生活者ならではのユニークな工夫も寄せられました。猛暑対策は、家電や設備だけでなく、暮らし方のアイデアにも広がっていることがうかがえます。

最後に、今後住まいを選ぶ際に「夏の暑さ対策」をどの程度重視したいかお伺いしました。

<Q8. 今後住まいを選ぶ際は「夏の暑さ対策」をどの程度重視したいですか。>

・とても重視したい 43.4%

・やや重視したい 45.8%

・どちらともいえない 9.2%

・あまり重視しない 1.2%

・まったく重視しない 0.4%

「とても重視したい」「やや重視したい」を合わせると89.2%となり、約9割が今後住まいを選ぶ際に「夏の暑さ対策」を重視したいと回答しました。


今回の調査では、近年の夏の暑さを厳しく感じている人が9割を超え、自宅内でも多くの人が暑さによるストレスや不満を抱えていることが明らかになりました。特に、寝室やリビング・ダイニング、キッチンなど、日常生活の中心となる場所で暑さを感じやすく、さらに電気代への不安からエアコン使用を調整している人も多いことが分かります。

これまで住まい選びでは、価格、立地、広さ、築年数、間取りなどが主な検討軸とされてきました。

しかし、猛暑が暮らしに与える影響が大きくなる中で、断熱性や日当たり、風通し、空調効率、窓まわりの性能といった「夏に快適に過ごせる住まいかどうか」も、今後の住まい選びにおいて重要な判断材料の一つになるかもしれません。

調査概要

調査方法: インターネット自社調査

調査対象:国内在住で18歳以上の方 500名

調査時期: 2026年7月

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企業概要

株式会社FLIEは「不動産業界の新しい常識へ」をビジョンに、不動産売買プラットフォーム「FLIE(フリエ)」を運営しております。また、不動産売買に関わる業務のデジタル化や、業界全体の効率化への貢献といった新たな価値創造にも取り組んでおります。

会社名:株式会社FLIE

代表者:代表取締役社長 井上 正賀

本社所在地:東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル3F

設立:2019年11月

資本金:1,000万円

主な事業:不動産売買プラットフォーム事業、不動産DX支援事業

URL:https://flie.jp/

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業種
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本社所在地
東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル 3F
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代表者名
井上 正賀
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2019年11月