【新型コロナ5類への移行、大企業人事の見解・動きは?】半数以上が、「従業員の健康に対する予防意識」の更なる向上に期待

〜一方で、約7割が「5類移行」を不安視、会社の予防策として「リモートワークを推奨」が最多に〜

スマートスキャン株式会社

 病院やクリニックのDX推進をサポートするスマートスキャン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:濱野斗百礼、以下、スマートスキャン)は、大企業の人事102名への調査に対し、新型コロナ「5類」移行に関する大企業人事の意識調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。
  • 調査サマリー

 

  • 調査概要

調査概要:新型コロナ「5類」移行に関する大企業人事の意識調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査

調査期間:2023年2月27日〜同年2月28日

有効回答:大企業の人事102名への調査

※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

 

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「スマートスキャン株式会社『スマート脳ドック』調べ」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://smartdock.jp/

 

  • 新型コロナウイルスの「5類」移行に対して、約7割の人事が不安視

 「Q1.あなたは、新型コロナウイルスが「5類」に移行されることに、人事として不安を感じますか。」(n=102)と質問したところ、「非常に感じる」が28.5%、「やや感じる」が38.2%という回答となりました。

 

・非常に感じる:28.5%

・やや感じる:38.2%

・あまり感じない:20.6%

・全く感じない:11.8%

・わからない/答えられない:1.0%

 

  • 不安要素として、6割以上が「マスクの着用に関するルール・体制の見直し」「クラスターなどによる従業員の欠勤のリスク」と回答

  Q1で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方に、「Q2.新型コロナウイルスが「5類」に移行されることで、人事としてどのような点に不安を感じますか。(複数回答)」(n=68)と質問したところ、「マスクの着用に関してルール・体制を見直す必要がある」が64.7%、「クラスターなどにより、従業員の欠勤のリスクが高まる」が61.8%、「方針に関して、全社員からの理解を得るのが難しい」が55.9%という回答となりました。


・マスクの着用に関してルール・体制を見直す必要がある:64.7%

・クラスターなどにより、従業員の欠勤のリスクが高まる:61.8%

・方針に関して、全社員からの理解を得るのが難しい:55.9%

・通勤中や職場での自身の感染リスクが増加する:52.9%

・対面/リモートなどの勤務形態を見直す必要がある:42.6%

・人事としての業務負担が増える:33.8%

・採用活動を見直す必要がある:27.9%

・その他:0.0%

・わからない/答えられない:0.0%

 

 

  • 他にも「欠員補充による時間外労働の増加」や「社内ルールをどのようにしたらよいか分からない」などの不安も

 Q1で「非常に感じる」「やや感じる」と回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、新型コロナウイルスが「5類」に移行されることで、人事として不安に感じることがあれば自由に教えてください。(自由回答)」(n=68)と質問したところ、「欠員補充による時間外労働の増加」や「社内ルールをどのようにしたらよいか分からない」など42の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・62歳:欠員補充による時間外労働の増加。

・49歳:社内ルールをどのようにしたらよいか分からない。

・66歳:社員のモラルの低下が心配。

・57歳:着用する不便さがなくなるのは嬉しいが、感染力をそのままダイレクトに受けて蔓延する期間が凄く長引きそう。

・50歳:勤務形態の変化に従業員が納得してくれるのか不安。

・54歳:会議室の換気や人数制限の解除をどうするか。F2Fでの集合形態の会議やイベントの実施に関して、個別の問い合わせが増えるのではないかと考えている。

・53歳:対面業務が増え、感染リスクが増す。

・53歳:制度を見直しするべきかどうか判断に迷う。

 

  • 一方で不安を感じない理由は、「コロナ5類になっても、人事としての仕事にはあまり影響がないから」が66.7%で最多

 Q1で「あまり不安に感じない」「全く不安に感じない」と回答した方に、「Q4.新型コロナウイルスが「5類」に移行されることに、人事として不安を感じない理由を教えてください。(複数回答)」(n=33)と質問したところ、「コロナ5類になっても、人事としての仕事にはあまり影響がないから」が66.7%、「結局マスクを着用する人が多いと思うから」が33.3%、「全社的にリモートワークを行っているから」が27.3%という回答となりました。

 

・コロナ5類になっても、人事としての仕事にはあまり影響がないから:66.7%

・結局マスクを着用する人が多いと思うから:33.3%

・全社的にリモートワークを行っているから:27.3%

・すでに企業としてコロナ5類に向けたルール・体制が整備されているから:15.2%

・多くの従業員がワクチンの接種を済ませているから:12.1%

・職場に感染者がおらず、どこか他所事に感じているから:0.0%

・その他:3.0%

 ー42歳:生産が止まらなくなるから

・わからない/答えられない:9.1%

 

 

  • 新型コロナウイルスの感染拡大により、約8割が「従業員の健康」に対する意識が向上

 「Q5.あなたの会社では、新型コロナウイルスの感染拡大により、従業員の健康に対する意識が高まりましたか。」(n=102)と質問したところ、「かなり高まった」が33.4%、「やや高まった」が44.1%という回答となりました。

 

・かなり高まった:33.4%

・やや高まった:44.1%

・あまり高まっていない:13.7%

・全く高まっていない:2.9%

・わからない/答えられない:5.9%

 

  • 5類移行を控え、半数以上が「従業員の健康への予防意識」向上を期待

 Q5で「かなり高まった」「やや高まった」と回答した方に、「Q6.新型コロナウイルスが「5類」に移行されることで、従業員の健康に対する予防意識はさらに高まると思いますか。」(n=79)と質問したところ、「非常に思う」が22.8%、「ややそう思う」が29.1%という回答となりました。

 

・非常に思う:22.8%

・ややそう思う:29.1%

・あまりそう思わない:29.1%

・全くそう思わない:12.7%

・わからない/答えられない:6.3%

 

  • 5類移行に伴う会社としての対策として、「リモートワーク推奨」が最多に

 Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.新型コロナウイルスが「5類」に移行されることで、会社としてどのような予防・対策を行っていきますか。(複数回答)」(n=41)と質問したところ、「リモートワークの推奨」が63.4%、「マスク着用の義務化」が58.5%、「手洗い・うがいの奨励」が58.5%という回答となりました。

 

・リモートワークの推奨:63.4%

・マスク着用の義務化:58.5%

・手洗い・うがいの奨励:58.5%

・ワクチン接種の推奨:51.2%

・従業員のイベントや飲み会などの参加に対する行動制限:29.3%

・その他:0.0%

・特にない:4.9%

・わからない/答えられない:0.0%

 

  • 他にも「定期的なミーティング等での提言」や「会話を減らす」などの対策も

 Q7で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、会社として行っていきたい健康対策があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=39)と質問したところ、「定期的なミーティング等での提言」や「会話を減らす」など20の回答を得ることができました。

 

<自由回答・一部抜粋>

・56歳:定期的なミーティング等での提言。

・40歳:会話を減らす。

・37歳:マスクは引き続き従業員にはしてもらう。

・42歳:空気清浄機。

・57歳:これからは自己責任というよりは会社の義務としての責務を要求されることになり、急遽マニュアルの修正等の仕事が入りその方針で各自が責任をもって健康対策を考えていかなければいけない。

 

  • 「健康経営」推進のための取り組み、6割以上が「メンタルヘルス研修」を実施

 「Q9.あなたのお勤め先で、現在「健康経営」推進のために実施している取り組みを教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「メンタルヘルス研修」が61.8%、「人間ドック、脳ドック、婦人科検診などの実施または費用補助」が52.9%、「法律で定められている定期的な一般健康診断の実施」が48.0%という回答となりました。

 

・メンタルヘルス研修:61.8%

・人間ドック、脳ドック、婦人科検診などの実施または費用補助:52.9%

・法律で定められている定期的な一般健康診断の実施:48.0%

・ノー残業デーの設置:44.1%

・禁煙の推進:41.2%

・食生活の改善など健康に関するセミナー:29.4%

・運動機会の提供:27.5%

・健康器具や運動設備の設置:10.8%

・睡眠教育:7.8%

・その他:0.0%

・特にない:7.8%

・わからない/答えられない:2.0%
 

  • 今後「健康経営」推進のために導入したい取り組み、「睡眠教育」「健康器具や運動設備の設置」「食生活の改善など健康に関するセミナー」など

 「Q10.あなたのお勤め先で、今後「健康経営」推進のために導入したい取り組みを教えてください。(複数回答)」(n=102)と質問したところ、「食生活の改善など健康に関するセミナー」が16.7%、「睡眠教育」が16.7%、「健康器具や運動設備の設置」が16.7%という回答となりました。

 

・食生活の改善など健康に関するセミナー:16.7%

・睡眠教育:16.7%

・健康器具や運動設備の設置:16.7%

・メンタルヘルス研修:10.8%

・法律で定められている定期的な一般健康診断の実施:10.8%

・人間ドック、脳ドック、婦人科検診などの実施または費用補助:10.8%

・禁煙の推進:7.8%

・運動機会の提供:6.9%

・ノー残業デーの設置:4.9%

・その他:5.9%

・特にない:14.7%

・わからない/答えられない:15.7%
 

  • まとめ

 今回は、大企業の人事102名への調査に対し、新型コロナ「5類」移行に関する大企業人事の意識調査を実施しました。

 

 新型コロナウイルスの「5類」移行に対して、約7割の人事が「マスクの着用に関するルール・体制の見直し」や「クラスターなどによる従業員の欠勤のリスク」等の不安を感じている実態が明らかになりました。

しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大により、約8割が「従業員の健康」に対する意識が向上したと考える中、さらに半数以上が、5類移行を控え「従業員の健康への予防意識」のさらなる向上を期待していることが分かりました。

 

 新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの人にとって健康意識が高まる中、企業の在り方として健康経営が注目されています。

今後、大企業として「健康経営」推進のために導入したい取り組みを伺うと、「睡眠教育」や「健康器具や運動設備の設置」「食生活の改善など健康に関するセミナー」などさまざまな施策を検討していることが判明しました。

 

 政府は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを5月8日から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることを決定しており、マスク着用においても個人の判断に委ねる方針を打ち出しています。

一方で、企業としてはクラスター発生による業務への影響が依然として危惧されており、5類移行後もコロナ予防対策が重要だと考えられているようです。

健康経営の意識が高まる中、予防として、引き続き社内でのマスク着用を義務化する企業も多いのではないでしょうか。

 

  • スマートスキャン株式会社について

 「病気にならない世界」の実現に向け、誰もが気軽に受診できる画像診断の環境づくりをすすめています。

「スマート脳ドック」サービスをはじめとする事業を通じ、多くの人が健康に暮らせる時間の創出に貢献していきます。

 

【スマートスキャン株式会社概要】

・社名:スマートスキャン株式会社

・設立:2017年2月

・所在地:東京都中央区日本橋人形町2-14-6 セルバ人形町2階

・代表取締役:濱野斗百礼

・事業概要:医療プラットフォームサービス「スマート脳ドック」運営、MRIシェアリングエコノミーサービス参加医療施設の「スマート脳ドック」導入と運営サポート事業、クリニックプロデュース事業、パーソナルヘルスケアレコード(PHR)の収集・解析による新規事業

・URL:https://smartscan.co.jp/

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会社概要

スマートスキャン株式会社

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URL
https://smartscan.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋人形町2-14-6 セルバ人形町2F
電話番号
03-5579-9740
代表者名
濱野 斗百礼(濱野 智章)
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年02月