知って、肝炎プロジェクト・健康一番プロジェクトGOLD世代の「ダンスと健康」特別プログラム

知って、肝炎プロジェクト・健康一番プロジェクト

2024年3月18日 15時30分

「知って、肝炎プロジェクト」は、2012年より、肝炎に関する知識や肝炎ウイルス検査の必要性を分かりやすく伝え、あらゆる国民が肝炎に対する正しい知識を持ち、早期発見・早期治療に向けて自ら積極的に行動していくことを目的として活動しております。

　「健康一番プロジェクト」とは、健康づくりへの関心を入り口に、肝炎対策の広報を効果的に行うべく、知って肝炎プロジェクトの一環として行うプロジェクトです。このプロジェクトでは、ダンスを軸にして、年齢を重ねても、病気にならず、「心身ともに元気に生きる」ための健康づくりを推進しています。

　この度、3月10日(日)に広島県、11日(月)に岡山県、13日(水)に東京都において「健康一番プロジェクト」サポーターのMaasa氏から、各地方のGOLD世代ダンスチームの皆さまへ肝炎の早期発見・早期治療の呼びかけや健康づくりにおける運動の重要性について意見交換を行いました。

※GOLD世代とは：健康一番プロジェクトでは、65歳以上のシニア世代をGOLD世代と呼んでいます。「GOLD」には、Good OLD(古き良き/良い形で年を重ねている)という意味が込められています。

【イベントレポート】

■広島県【UNLIMITED】「健康診断や検査をして、一層の健康増進に努めていきたい。」

　3/10(日)に広島県ではダンスグループ「UNLIMITED」の皆さまのダンススタジオへ訪問してきました。

Maasa氏は「肝臓は”沈黙の臓器”とも言われていて、肝炎になっても、痛みや熱が出るといった症状がほとんどないので、見た目は元気に見えても、知らない間に病状が進行してしまい、重症化しまうことがあるんです。」と話しました。

　「どうしたら検査に行こう！と思ってもらえるかの意見交換ではUNLIMITEDのメンバーから「健康診断のオプションにするのではなく健康診断に入れる」などの案が出ました。

　また、ダンスをしていて体の変化や心の変化を聞かれたときに、「腰痛が前よりましになった」「普段忘れがちな水分をちゃんと摂るようになった」や「ダンスをすることで楽しくなり、ワクワクして笑顔がふえた」「見られるという意識になり、お化粧をしたりするのが楽しくなった」というメンバーもいました。　UNLIMITEDのメンバーからは「ダンスをするにしても健康が大切なので、今回貴重な機会をいただきましたので、健康診断や検査をして、いっそうの健康増進に努めていきたいと思ってます。」と話されました。

　最後にMaasa氏は「この輪を少しずつ大きくして言って、全国でみんなでやっていきたいと思いますので、仲間を増やしてみんなで健康になっていきましょう！」と訴えました。

■岡山県【OYAじーZ】「血液検査項目のHCV・HBVはC型肝炎とB型肝炎の項目なんです。」

　3/11(月)に、 95歳の方と93歳の方のメンバーが在籍している岡山県のダンスグループ「OYAじーZ」の皆さまのダンススタジオへ訪問しました。

岡山県のダンスチーム「OYAじーZ」にはOYAじーZメンバーからは「健康診断の血液検査の中には肝炎ウイルス検査は入ってないんですか？」と質問をいただき、「健康診断ではオプションの場合があります。血液検査の結果の中のHCV・HBVはC型肝炎とB型肝炎の項目なんです。」と話しました。Maasa氏は「ぜひ、調べていただきたいです！」と血液検査の大切さや検査を促しました。続けて、Maasa氏は「ピアスの穴をあけるピアッサーを使いまわしたり、不衛生なところでタトゥーをしたりすると、血液をとおして感染してしまう可能性があります。不用意に他人の血に触らないように注意しましょう。」とも話しました。

95歳の方は「骨折をしてしまったけど、ダンスを続け、体を動かしたことによって、筋力があったので、回復できました。」と普段から体を動かしていたおかげでダンスを再開できたと話しました。　

その後、年齢を感じさせないダンスを『OYAじーZ』の皆さんが披露してくださると、

Maasa氏は「皆さん、健康になるための行動を意識しないまま自然にやられているということが本当にすごいと思いました。これからも健康のためにダンスを続けてください」と語りました。