認定NPO法人キッズドア 教育格差シンポジウムVol.3『PISAの学力調査から考える教育格差の拡大と低学力層への支援』の参加者を募集
賃金の上昇や物価高騰で格差の拡大が懸念される中、教育格差を縮めていくことが重要です。
認定NPO法人キッズドア(以下、キッズドア)が主催する今回のシンポジウムでは、PISA2022の学力調査を改めて考察し、日本の教育の優位性や家庭背景による格差の現状などについて学びます。
また、キッズドアが日々の活動で接する子どもの状況から低学力の子どものための数学の教材開発を行う上で実施したアンケート結果や、オリジナル教材の有効性を報告します。
夏休みが迫る中、低学力の子どもが遅れを取り戻すきっかけになればと、緊急開催をいたします。
※PISA(Programme for International Student Assessment)とは、
OECD(経済協力開発機構)が実施する「OECD生徒の学習到達度調査」。

実施概要
■主催 認定NPO法人キッズドア
■協力 政策提言のための寄付基金Policy Fund
■日時 2025年7月10日(木)17時00分-18時30分 その後交流タイム30分 19時00分終了
■会場 東京ユビキタス協創広場 CANVAS
(東京都中央区新川2-4-7 株式会社内田洋行)
■形式・定員 ハイブリッド形式 会場100名(先着順)・オンライン200名
*会場参加の方には数学・英語・国語のオリジナル教材を差し上げます
*オンラインでお申し込みの方にはアーカイブ配信をいたします。
日時のご都合のつかない方はオンラインにお申込みください。
■参加費 無料
■プログラム 基調講演 :PISA2022から見る 日本の教育格差の現状と課題(仮)
文部科学省 教育課程課長 武藤久慶氏
報告1 :低所得家庭の中学生の数学に関する意識調査
キッズドア 調査室 美馬由芽
報告2 :低学力の中学生向け数学教材紹介と春季講習結果報告
キッズドア 学習支援ディレクター 三沢和也
ご紹介 :低学力の中学生への学習支援方法と教材紹介
キッズドア 専務執行役員 松見幸太郎
クロージング :公平性=「家庭に関わらず学べる環境の保障」
キッズドア 理事長 渡辺由美子
その後 交流タイム
■お問い合わせ 認定NPO法人キッズドア 教育開発室 kyoiku-develope@kidsdoor.net
【認定NPO法人キッズドアについて】
2009 年設立以来、日本の子どもの貧困課題の解決に取り組んでいます。困窮家庭の小学生~高校生・ 高校中退した若者を対象に無料学習会や、勉強とともに食事等の生活支援も行う居場所型学習会を、東京とその近郊、宮城、及び神戸で展開しています。コロナ禍で困窮する子育て家庭が急増した2020 年からは「ファミリーサポート」というシステムを作り、ご登録いただいた全国の子育て家庭を対象に情報支援や食料・⽂房具支援などを行っています。理事長渡辺由美子は、内閣府こども家庭庁こども家庭審議会こどもの貧困対策・ひとり親家庭支援部会臨時委員、厚生労働省 社会保障審議会・生活困窮者自立支援及び生活保護部会委員など政府委員も務めています。
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