【老舗和菓子メーカー×AIエージェント】TENHO、株式会社赤福とAIエージェント開発に向けた実証実験を開始
ワークショップを通じて従業員からアイデアを募り、共同で次世代AI活用を推進
生成AIに関する研修・内製化支援事業を展開する株式会社TENHO(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田村 允)は、300年以上続く老舗和菓子メーカー、株式会社赤福(本社:三重県伊勢市、代表取締役社長:濵田朋恵、以下「赤福」)と共同で、AIエージェントの開発を目的とした実証実験を開始いたします。

背景
当社は、生成AIに関する研修や内製化支援などを通じ、企業がAI活用を実践しやすい環境づくりを行っております。
赤福は、伝統の和菓子製造で培ってきた技術・ノウハウを礎に、新たなテクノロジーの導入を検討しています。
今回の実証実験では、両社が協力してAIエージェントの具体的な活用方法を探り、業務効率化や顧客サービス向上など、伝統産業におけるAI導入の可能性を切り拓いてまいります。
ワークショップの開催とアイデア収集
実証実験の検討に先立ち、2024年2月に赤福社内でワークショップを開催しました。
ワークショップでは、赤福の従業員がAIに関するアイデアを自由に提案し、当社の専門家とともにディスカッションを行いました。
赤福従業員が日々の業務で直面する課題や、製造・販売に関わる業務フローの中でAIの活用が期待できる場面など、多くの実践的なアイデアが寄せられました。


今後の展開
ワークショップで得られたアイデアをもとに、当社と赤福は共同でAIエージェントの開発内容を具体化し、実証実験の段階へ着手します。
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アイデアの精査・優先順位付け
技術的な実現可能性や期待効果、導入コストなど、多角的な観点から検討を行い、まずは効果が見込まれる領域から開始します。
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プロトタイプの開発・検証
選定した領域でAIエージェントのプロトタイプを開発し、実際の業務に近い環境でテストを行います。その結果に基づき、改善や機能拡張を行います。
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最終的な導入計画の策定
プロトタイプの検証を通じて得られた知見を踏まえ、本格導入の可否や手法、運用体制などを決定します。
■株式会社赤福について
株式会社赤福は1707年(宝永4年)、お伊勢さんのお膝元で創業。
和菓子の製造・販売、店舗の企画・運営をする。
「赤福餅」の他にも、2021年に発売した「白餅黑餅」や、赤福が手掛ける和洋菓子ブランド「五十鈴茶屋」でも、お客様に楽しんでいただける新商品の開発を続けている。
■株式会社TENHOについて
「GENEサイクル」という独自フレームワークを用いて、一過性ではなく継続的な成長と成果の拡大、次世代への技術継承までを見据えた「生成AI内製化支援・研修事業」や「生成AIアプリケーション開発事業」「生成AIメディア:AI OTAKU」を展開しています。あらゆる業界が直面する課題を解決するため、カスタマイズされたAIソリューションを提供し、顧客のビジネス成長および地域社会の発展を加速させていきます。
会社名:株式会社TENHO
代表取締役:田村 允
取締役:土田 龍矢、児玉 知也
所在地:〒150-0045 東京都渋谷区神泉町10−10 アシジ神泉ビル 10F
事業内容:
(1)生成AI導入支援・研修事業
(2)生成AIアプリケーション開発事業
(3)生成AIメディア:AI OTAKU
会社HP:https://tenho7.jp
【本件に関するお問い合わせ先】
- TEL:03-6824-5373
- E-mail:info@tenho7.jp
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