OrcaRouter、セキュリティ研究向けモデル「DeepSeek-V4-Flash-Vision-Uncensored」のGGUF量子化版を公開

画像とテキストの両方を扱える実験的モデルを、約156GBのGGUF量子化版で公開。ローカル環境での実行が可能に

FlashLabs株式会社

FlashLabs株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:細井洋一、以下「FlashLabs」)は、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、当社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイ「OrcaRouter」において、セキュリティ研究者・レッドチーム/ブルーチーム向けのオープンウェイトモデル「DeepSeek-V4-Flash-Vision-Uncensored」のGGUF量子化版が公開されたことをお知らせします。

本モデルは、DeepSeek社が2026年8月に公開したオープンウェイトの実験的マルチモーダルモデル(画像とテキストの両方を入力として扱えるモデル)「DeepSeek-V4-Flash-Vision-Exp」をベースに、コンテンツフィルタリングを緩和した研究用途のモデルです。ローカル実行向けの量子化形式「GGUF」のMXFP4量子化版(約156GB・4ファイル構成)を、Hugging Face上で2026年9月2日に公開しました。

主なポイント

  • セキュリティ研究(レッドチーム/ブルーチーム)向けに、画像とテキストの両方を扱えるモデルのGGUF量子化版を公開

  • 量子化形式はMXFP4(4ビット精度)。総容量は約156GB・4ファイル構成(当社確認※2)

  • ベースモデル「DeepSeek-V4-Flash-Vision-Exp」は、DeepSeek V4ファミリー初の実験的マルチモーダルモデル(DeepSeek社発表※1)

  • 100万トークンのコンテキストに対応(DeepSeek社の公式発表※1)

  • 脱獄プロンプトや追加学習に頼らず、拒否応答の除去がウェイトに直接組み込まれている

  • Hugging Face上で公開(利用申請制・MITライセンス※3)

  • 標準ウェイト(フィルタリング有効版)は、OrcaRouterのモデルページからAPIでも利用可能

開発の背景

Continuum AIは、セキュリティ研究者・レッドチーム/ブルーチームによる検証・研究用途を目的に、コンテンツフィルタリングを緩和した研究用モデルの提供を順次進めています。2026年8月27日には「Qwen3.8-Flash-Next-Uncensored」、8月30日には「GLM-5.3-Flash-Uncensored」(FP8版)、9月1日には同GGUF量子化版を公開しました。

一方、実際のセキュリティ検証の現場では、テキストの指示だけでなく、スクリーンショットや図表、チャートなどの画像を指示に含めたいケースも増えています。画像を扱える研究用モデルへのニーズを受け、DeepSeek社は2026年8月、DeepSeek V4ファミリー初の実験的マルチモーダルモデル「DeepSeek-V4-Flash-Vision-Exp」を公開しました。Continuum AIは本モデルにアブリテーションを適用したうえで、ローカル実行向けにGGUF量子化した「DeepSeek-V4-Flash-Vision-Uncensored」を公開します。

DeepSeek-V4-Flash-Vision-Uncensored GGUF版について

「DeepSeek-V4-Flash-Vision-Exp」は、DeepSeek社が2026年8月に公開した実験的マルチモーダルモデルです。DeepSeek V4 Flashのアーキテクチャに視覚を処理するモジュールを追加し、継続学習を行うことで画像理解を実現しています。最大100万トークンのコンテキストに対応し(※1)、AIエージェント(指示を実行するAIプログラム)用途を中心に開発されており、ライセンスはMITです。

「DeepSeek-V4-Flash-Vision-Uncensored」は、このベースモデルのウェイトに拒否応答の除去を直接適用したモデルです(アブリテーションと呼ばれる手法)。脱獄用プロンプトの注入や追加学習による調整に依存せず、モデル自体のウェイトにフィルタリング緩和が組み込まれているため、プロンプト側の工夫に左右されずに一定の挙動を得られます。

GGUFは、llama.cppなどローカル実行環境で広くサポートされる量子化形式です(量子化とは、モデルのデータ量を圧縮する技術です)。本モデルはMXFP4(4ビット精度の量子化形式)で提供され、総容量は約156GB、4つのファイルに分かれており、Hugging Faceからダウンロードできます。対応する実行環境の詳細は、Hugging Faceのモデルリポジトリをご参照ください(※3)。なお、標準のウェイト(フィルタリング有効版)は、OrcaRouterのモデルページからAPIでも利用できます。

責任ある利用について

Continuum AIは、本モデルをセキュリティ研究者・レッドチーム/ブルーチームによる検証・研究用途に限定して提供しています。利用にあたっては、Hugging Face上の利用申請とライセンス条項への同意が必要です。一方、本番システムでのAI利用には、OrcaRouterのガードレール(PIIシールド・コンテンツポリシー・エージェントファイアウォールなど)が標準で有効になっており、研究用途と本番利用の線引きを明確にした運用が可能です。

今後の展望

OrcaRouterは今後も、セキュリティ研究コミュニティへの貢献と、AIの安全な利用環境の整備を両輪で進めてまいります。

OrcaRouterについて

OrcaRouterは、米国のAI研究機関Continuum AIが開発し、FlashLabs株式会社が日本市場向けに独占提供するAI推論ゲートウェイです。OpenAI互換のAPIを備え、Anthropic、OpenAI、Google Gemini、DeepSeek、Grok、Qwenなど200以上のLLM・生成AIモデルを単一のゲートウェイから利用できます。直近では、GPT-5.6Claude Opus 5Gemini 3.6 FlashGrok 4.6Muse Spark 1.2など、各社の最新モデルが公開後まもなくカタログに追加されています。OrcaRouterAIモデル一覧からすべてのモデルを確認できます。

会社概要

FlashLabs株式会社

  • 本社所在地:東京都千代田区一番町10番8号

  • 代表取締役:細井洋一

  • 設立:2023年7月

  • 事業内容:AI応用研究所(Human-AI Hybridで営業・CXの自動化・自律化。OSS音声モデルChromaの開発元)

  • URL:https://www.flashlabs.ai/

Continuum AI

  • 「次の10年の知能システムを支える基盤インフラを開発する研究機関(米国)」

  • OrcaRouterの開発・提供

  • URL:https://www.continuum01.ai/

本件に関するお問い合わせ

FlashLabs株式会社 マーケティング部 小林光喜

E-mail:koki.kobayashi@myflashcloud.com

※1 ベースモデル「DeepSeek-V4-Flash-Vision-Exp」の仕様(画像・テキスト対応、コンテキスト長等)は、DeepSeek社の公式発表およびHugging Face上のモデルリポジトリ(deepseek-ai/DeepSeek-V4-Flash-Vision-Exp・2026年9月2日時点)に基づきます。 

※2 ファイルサイズ・ファイル構成は、Hugging Face上の公開データ(2026年9月2日時点・当社確認)に基づきます。 

※3 提供形式・ライセンス・利用申請制・対応環境の詳細は、Hugging Face上のモデルリポジトリ(orcarouter/DeepSeek-V4-Flash-Vision-Uncensored-GGUF・2026年9月2日時点・当社確認)に基づきます。 

※4 本モデルはセキュリティ研究・検証目的に限定して提供されます。利用にあたってはHugging Face上の利用申請とライセンス条項への同意が必要です。

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会社概要

FlashLabs株式会社

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URL
https://www.flashintel.ai/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区一番町10番8号
電話番号
-
代表者名
細井洋一
上場
海外市場
資本金
-
設立
2023年07月