IP Infusion、「VirNOS」をNECにライセンス供与

-データセンターのCAPEX、OPEXを低減する仮想ネットワークを提供-

ACCESS

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:兼子 孝夫、以下ACCESS)の米国子会社IP Infusion Inc.(本社:米国カリフォルニア、最高経営責任者:大石 清恭、以下IP Infusion)は、同社のNFV (Network Functions Virtualization)(※1)技術をベースとした、通信事業者および企業のデータセンター向け仮想ネットワークソリューション「VirNOS(TM)(ヴァーノス)」が、日本電気株式会社(本社:東京都港区、以下NEC)のクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」 に採用されたことを発表いたします。NECは2016年春より、「仮想LAN間接続ルータ」および「テナント間LAN接続」(仮称)サービスとして国内向けに提供開始する予定です。
NECのクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」は、サーバやストレージ、ネットワークのリソースを、月額や時間課金で利用できるサービスです。本サービスでは、テナント内や、同一企業で複数テナントを持つ場合のテナント間の通信に用いるルータ機能を柔軟かつ迅速に実現することが可能となります。

「VirNOS」は、通信事業者や企業のデータセンターにおける設備投資(CAPEX)と運用費(OPEX)を低減しつつ、新サービスの市場投入までの期間を短縮しネットワークの高アジリティ要件にも応える、最先端の仮想ソフトウェアプラットフォームです。MPLS L3VPN、MPLS L2VPN、IPv4、 IPv6, OSPF、 ISIS、BGP、 LDP、RSVP-TE,、IPSec、QoS、ACLといった、キャリアグレードのネットワーク要件を始め、多様なニーズに応えるように設計されています。「VirNOS」は、通信事業者や企業が現在運用している標準サーバ基盤上で動作するNFVベースの統合ソフトウェアパッケージを提供します。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 大石 清恭は、
「エネルギーコストが上昇傾向にある中、データセンターを保有する通信事業者や企業は、限られたスペースで、異なるメーカの機器を統合し、運用していかなければなりません。『VirNOS』は、中央制御されたネットワーク構築をサポートすることにより、ネットワークのアジリティおよびコスト効率を高めます。時間・予算・運用面でより厳しいネットワーク要件に応えるサービスを提供するという、NECの事業に参画できることを非常に嬉しく思います」と述べています。

「NEC Cloud IaaS」に関する詳細は、http://jpn.nec.com/cloud/service/platform_service/iaas.htmlをご覧ください。

 IP InfusionのNFVソリューションに関する詳細は、http://ipinfusion.com/products/virnos(英語)をご覧ください。

 (※1) NFV(Network Functions Virtualization):ネットワークの制御機能を、仮想化技術を使って汎用サーバ上で実現する方式。

■IP Infusion Inc.
IP Infusionは、キャリア/データネットワーク向けに最先端のソフトウェアを提供する、 業界の先駆的企業です。通信事業者や通信機器メーカは、IP Infusionの製品を活用することで、 自社製品やサービスの迅速な市場投入や競合他社との差別化を低コストで実現しています。 通信機器向けミドルウェア「ZebOS(R)」は、世界中の主要通信機器メーカを含む300社を超える企業に採用されています。業界で初めてOCP(Open Compute Project)に準拠したMPLS対応の統合オペレーティングシステム「OcNOS(TM)」は、大規模ITネットワーク構築を簡素化し、実装を容易にするホワイトボックス向けソリューションです。NFV(Network Function Virtualization)ベースの仮想ネットワークプラットフォーム「VirNOST(TM)」は、事業者のネットワークサービスの開発・運用をコスト効率よく実現します。 IP Infusionはカリフォルニア州サンタクララに本社を置き、ACCESS CO., LTD.の100%出資子会社です。
www.ipinfusion.com

 

■株式会社ACCESS
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、自動車、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台を超えるモバイルソフトウェアおよび300社以上の通信機器メーカへの採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力・ノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
http://jp.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。

※IP Infusion、IP Infusionのロゴ、OcNOS、ZebOS、VirNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社 ACCESS

28フォロワー

RSS
URL
https://www.access-company.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都 千代田区神田練塀町3番地 大東ビル
電話番号
03-6853-9088
代表者名
大石 清恭
上場
東証プライム
資本金
170億7200万円
設立
1984年02月