北海道・Fビレッジを舞台に、世界中のスタートアップの社会実装を加速するアクセラレーションプログラム「Hokkaido F Village X(HFX)」始動
スクラムベンチャーズ・スクラムスタジオ株式会社は、北海道の魅力向上や地域課題の解決をテーマに、北海道及び北海道ボールパークFビレッジ(所在地:北海道北広島市、以下「Fビレッジ」)を拠点としたグローバルスタートアップへの事業開発メンタリングやパートナー企業・自治体との事業共創を目指すグローバルアクセラレーションプログラム「Hokkaido F Village X」(以下、HFX)を開始します。

北海道は、自然、食、スポーツ・エンタメ、観光、先端技術などの魅力を背景に、グローバルに活躍するイノベーターにとって理想的な環境を備えています。一昨年、北海道北広島市に誕生した、北海道日本ハムファイターズの球場「ES CON FIELD HOKKAIDO」(以下、エスコンフィールド)には開業一年目から346万人が来場し、二年目には418万人を超える来場者数を記録しました。エスコンフィールドを中心とした街づくりプロジェクトであるFビレッジでは、新施設が次々と誕生し、地域の活性化および社会貢献の重要な役割を担っています。さらに、北海道全体では半導体やデータセンター、再生可能エネルギーの開発といった新たな産業の進展も期待されます。一方で、高齢化や人口減少など、日本が抱える社会課題が深刻化している地域でもあります。このような魅力と先進的課題が共存する北海道と、グローバルなスタートアップエコシステムを繋げることで、事業共創を通じた地域課題の解決、人々の日常生活の向上、地域の活性化のため、新たにグローバルアクセラレーションプログラムであるHFXを開始します。
HFXは、スクラムスタジオ株式会社が運営し、運営協力パートナーの株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントと共に、グローバルスタートアップの地域実装を支援するプログラムです。年間約10社、3年間で合計30社程度のスタートアップを採択し、「スポーツ・エンタメ・スタジアム」、「フード&アグリ」、「モビリティ」、「サステナビリティ」、「ウェルビーイング」の5つのカテゴリにおいて、技術やサービスの実証・実装を支援します。
厳正な選考プロセスを経て採択されたスタートアップには、パートナー企業や自治体との事業共創機会を提供します。また、スタートアップに対しては、スクラムベンチャーズ(本社:米国サンフランシスコ市、ジェネラルパートナー:宮田 拓弥)による出資検討も行います。
この度、HFXのパートナー企業にはヤマトホールディングス株式会社、株式会社JTBなどが参画し、地域と共に次世代のイノベーション創出を推進します。
また、北海道日本ハムファイターズでチーフ・ベースボール・オフィサーを務める栗山英樹氏がHFXのアドバイザーに就任いたしました。ファイターズ・Fビレッジ・北海道と、スタートアップを繋ぎ、北海道の地域課題解決や、魅力向上するプロジェクトをスケールさせるためのアドバイスをいただきます。
今後、HFXはさらに多様なグローバルパートナーや地域関係者と協力し、地域活性化と社会課題解決に向けた「共同創造空間」を創出していきます。また、自治体パートナーのSTARTUP HOKKAIDOや北広島市、JETRO、ERIAなどのリソースパートナーとも連携し、スタートアップ誘致やグローバル展開を支援します。さらに、将来的にはHFXで生まれた事業を国内外に横展開することを検討しており、新たなグローバルイノベーションプログラムの成功モデルとしての価値創出を目指します。応募条件や詳細については、公式ウェブサイトをご確認ください。
<プログラム概要>
● 主催:Scrum Ventures LLC、スクラムスタジオ株式会社
● 運営協力パートナー:株式会社 ファイターズ スポーツ&エンターテイメント
● パートナー企業:ヤマトホールディングス株式会社、株式会社JTB
● 自治体パートナー:STARTUP HOKKAIDO実行委員会、北海道北広島市
● リソースパートナー:日本貿易振興機構(JETRO)、東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)、一般社団法人スマートシティ・インスティテュート
● アドバイザー:栗山英樹氏(北海道日本ハムファイターズ チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO))
● 公式ウェブサイト: https://hfx.jp/
● 開催期間:2025年3月〜2028年2月(予定)
● スケジュール(1年目予定)
○ スタートアップ募集期間:2025年3月〜 2025年5月
○ スタートアップ選定期間:2025年4月〜2025年7月
○ 採択スタートアップ発表、グローバルスタートアップ来日による集中事業開発週間「Japan Week」:2025年7月〜2025年8月
○ メンタリング・事業開発期間:2025年8月〜 2026年2月
○ 成果発表:2026年2月
● 本プログラムで募集するスタートアップのカテゴリ
1. スポーツ・エンタメ・スタジアム
2. フード&アグリ
3. モビリティ
4. サステナビリティ
5. ウェルビーイング
<スクラムベンチャーズについて>
スクラムベンチャーズは、米国と日本でアーリーステージのスタートアップ企業に投資をするファンドを運営しています。これまで、Mobility、Fintech、IoT、VR、コマース、ヘルスケアなど幅広いカテゴリーの革新的な130社を超えるスタートアップに投資を実行しています。単なる出資にとどまらず、ハンズオンの事業支援、共同投資家の紹介、グローバル進出支援、事業提携先の紹介などを通じて、スタートアップの企業価値向上にも貢献しています。
会社名:Scrum Ventures LLC
代表者:ジェネラルパートナー 宮田 拓弥(創業者)
本社所在地:米国・サンフランシスコ市
設立日:2013年2月
業務内容:ベンチャー投資事業
<スクラムスタジオ株式会社について>
日本企業とグローバルスタートアップの新規事業創出を手掛けるスクラムスタジオ株式会社は、オープンイノベーションの手法を活用し、各業界を代表する大企業パートナーとスタートアップとの共創を支援する「グローバル事業共創プログラム」や、海外スタートアップの日本進出支援といった「インキュベーション事業」を行っています。スクラムスタジオ株式会社は、日本企業と世界中のスタートアップとの新たな事業、価値創造をドライブします。
会社名 : スクラムスタジオ株式会社
代表者 : 代表取締役社長 髙橋 正巳
本社所在地: 東京都港区
設立日 : 2020年8月
業務内容 : 新規事業創出スタジオ事業、オンラインプラットフォーム事業
URL :https://scrum.vc/ja/studio/
<お問い合わせ先>
【プレスリリースに関するお問い合わせ先】
担当: 三浦
Email: contact@scrum.vc
【『Hokkaido F-Village X』に関するお問い合わせ先】
担当: 宇都宮
Email: hfxpr@scrum.vc

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