三幸学園とRePlayce、アントレプレナーシップ及びキャリア教育、探究的な学びの拡充に向けた業務提携を締結

~不確実性の時代を生き抜く力を育み、社会に貢献する人材輩出を目指す~

学校法人三幸学園

学校法人三幸学園(本部:東京都文京区 理事長:鳥居 敏、以下 三幸学園)と株式会社RePlayce(本社:東京都渋谷区 代表取締役CEO:山本 将裕、以下 RePlayce)は、次世代人材育成に向けたアントレプレナーシップ及びキャリア教育、探究的な学び(以下、アントレ・キャリア探究)の拡充に関する業務提携を締結したことをお知らせいたします。
本提携により、非認知能力向上を目指す実践的な教育プログラムを展開し、次世代に繋がる教育の推進に両社共同で取り組んでまいります。

6月18日(水) 調印式

2025年6月18日(水)、三幸学園にて本提携締結の調印式を実施いたしました。調印式では、両社代表より業務提携の全体像および、HR高等学院のカリキュラムを活用した飛鳥未来高校等における新コース開設等についてプレゼンテーションを行いました。

調印式に参加した飛鳥未来高校、HR高等学院の学生

1.業務提携の背景

現代社会は、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった「VUCA時代」と呼ばれ、将来の予測が困難な状況にあります。少子高齢化や異常気象、国際情勢の複雑化に加え、働き方の多様化やテクノロジーの発展が進む中、これまでの常識に頼らない柔軟な対応が求められています。また、AIの台頭により多くの仕事が代替可能となる中で、AIに代替されない専門技能の習得に加えて、非認知能力の習得がますます重要となっています。

このような時代において、アントレプレナーシップ教育、すなわち起業家精神を育む教育の重要性が高まっています。単に起業を目指すだけでなく、社会課題を自ら発見し、新たな価値を創造していく力を養うことを目的としており、これからの未来を生きるすべての人に求められる力です。

近年、国や自治体によるスタートアップ育成政策も推進されていますが、諸外国に比べ日本の学生へのアントレプレナーシップ教育の提供割合は低いのが現状です。その要因の一つとして、教育機関と民間企業との連携不足や、プログラム整備の遅れが挙げられます。そのため、学校内の取り組みだけでなく、学外機関との連携が不可欠となっています。

2.両社代表からのメッセージ

三幸学園 理事長 鳥居敏

社会がかつてないスピードで変化し、未来が予測できない時代となった今、私たちが掲げてきた『心の教育』も、進化させていく必要があると強く感じています。創立40周年を迎えるにあたり、ベンチャースピリットに満ちた企業との連携を通じて、新しい教育の形に果敢に取り組んでいくことを目指しています。三幸学園は、学生たちが「自分らしく、イキイキと生きていく(≒学び、はたらく)」ことを応援・支援することで、地域活性化にも貢献していくことを目指しています。

RePlayceが提唱する「探究」「越境」「共創」をキーワードとした学びのスタイルは、VUCA時代に求められる、自ら「問い」を立てて新しい解を生み出せる人材の育成を目指しており、経済産業省主催の「第13回キャリア教育アワード(大企業の部)」で優秀賞を受賞するなど、その教育手法は高い評価を得ています。ワークショップ開催や学校授業実施の実績も豊富です。

RePlayce代表取締役CEO 山本将裕

業界最大手の三幸学園様と、今回の提携を通して、これからの時代に求められる「正解の無い問いを立てて解決していく力」を身につけていく教育を実践していくことをとても楽しみにしております。弊社の100種類以上あるカリキュラムを通じて、学生一人一人が楽しく将来に対して前向きに挑戦できる環境をご提供いたします。AI時代だからこそ、実につながる学びを通して生きる力を養ってまいります。

3.業務提携の概要、目的

不確実な時代の中でも失敗を恐れず行動し、課題解決への情熱を持ち、社会に新しい価値を生み出すための課題発見・解決力、そしてビジネスアイデアを構想し実現する力を育成します。これは、変化の激しいこれからの時代を自ら考え行動し、挑戦し続ける力を育むことを目指します。

4.業務提携の内容

本提携に基づき、両社は主に以下の取り組みを共同で推進してまいります。
 

1.飛鳥未来「キャリア探究コース」開講
    
本提携に基づき計画されている取り組みとして、2025年10月から「キャリア探究コース」を開講予定です。
    「キャリア探究コース」は、HR高等学院で提供しているキャリアやアントレ講座を主に飛鳥未来高校をはじめとする三幸学園の生徒などを対象とした特別プログラムになります。
    オンラインとオフラインに対応し、オフラインの教室は池袋地区の校舎を活用し、開講します。

2.非認知能力向上を目指すアントレ・キャリア教育の実施
専門スキルだけでなく、将来的に起業・自立することを目的としたキャリア教育・アントレ研修を実施し、マーケティング、ファイナンス、課題解決能力などの向上を図ります。

本提携に先立つ具体的な取り組みとして、飛鳥未来高校・飛鳥未来きずな高校・飛鳥未来きぼう高校の生徒を対象とした新規事業立案プログラム『ビジネスチャレンジコース』を2025年6月17日より開始しました。本プログラムでは、全7回のセッションを通じて新規事業アイデアの検討からアウトプット創出までを伴走支援しています。社会人からのフィードバックを通じて、実践的な学びと自己肯定感の向上を目指します。

5.今後の展望

両社は今後、コンテンツの提供に加え、ビジネスコンテストの主催などを通じて、生徒たちが起業家によるマインド講義や新規事業創出に関するスキルを学ぶ機会を創出します。アイデアの伴走支援やコンテストでのプレゼンを通じて、非認知能力や自己肯定感のさらなる向上を支援いたします。
今後は高校分野を皮切りに専門分野、卒業生支援、大学へと展開を広げ、全ての通信制高校生や専門学校生が社会でいきいきと働くことのできる世界の実現を目指してまいります。

6.企業概要

株式会社RePlayce

中高校生向けキャリア探究サービス「はたらく部」をNTTドコモからスピンアウトし、2024年4月創立。2025年にはHR高等学院を開校し、若い世代の探究心に火をつけ、「今の教育のあり方をアップデートする」をミッションに、子どもたちの自己実現、今後の日本社会を支える人材育成の事業に取り組む。

本社:東京都渋谷区
代表取締役CEO:山本 将裕
設立:2024年4月 事業内容:中高生向けキャリア探究サービス「はたらく部」
運営、探究中心教材開発、社会人講師派遣、オンラインスクール事業運営等
 ミッション:「今の教育のあり方をアップデートする」
公式サイト:https://replayce.co.jp/

・2025年春開校 新たな形の通信制サポート校:https://hr-highschool.com/

・中高生から始めるキャリア教育「はたらく部」:https://hatarakubu.jp/

学校法人 三幸学園

三幸学園は、「技能と心の調和」を教育理念に掲げ、40年以上にわたり、全国12都市に広がる60校以上の専門学校、大学、短期大学、高校、日本語学校、そして多くの幼児・福祉施設を経営する総合教育機関です。専門技術を身につけるだけでなく、人間性を磨き、周囲から尊敬され親しまれる存在となることを目指す教育を実践し、これまでに数多くの若者を社会に送り出している。

本部:東京都文京区
理事長:鳥居 敏
事業内容:専門学校、大学、短期大学、高等学校、日本語学校、幼保・福祉施設等の運営
公式サイト:https://www.sanko.ac.jp/

<本件に関するメディアの方のお問い合わせ>

RePlayce 広報担当:土井山
MAIL:contact@replayce.co.jp
三幸学園  秘書室:村田
MAIL:info-sanko-gakuen@sanko.ac.jp

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会社概要

学校法人三幸学園

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URL
https://www.sanko.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都文京区本郷3-23-16
電話番号
03-3814-6151
代表者名
鳥居 敏 
上場
未上場
資本金
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設立
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