新規改質セルロース開発テーマ 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(本格型)に採択
-「バイオマスプロダクトツリー実現」に向け、研究加速-
国立大学法人金沢大学(学長:山崎光悦、以下金沢大学)理工研究域機械工学系瀧健太郎教授と株式会社ダイ セル(本社:大阪市北区、代表取締役社長:小河義美、以下ダイセル)は、科学技術振興機構(JST)の研究成果 展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)産学共同(本格型)の新規採択課題として以下の課題が採択 されたことをお知らせいたします。
分 野:第 3 分野(機能材料)
採択課題名 :バイオマスプロダクトツリーを実現する新規改質セルロースの開発
研究期間:2021 年 10 月から 2023 年 3 月
※A-STEP 令和 3 年度新規採択課題の決定に関する詳細は以下 URL からご参照ください。
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1520/pdf/info1520.pdf
■研究概要
金沢大学とダイセルは、長年、セルロースを中心に共同研究や人材交流を続けており、2018 年 7 月には包括 連携協定を締結、2019 年 7 月には「先導科学技術共同研究講座」を設置し、セルロース系の脱ヒ素浄化材の開 発研究や、バイオマス由来の脱石油系合成プラスチックの製造を目指した基礎研究に取り組んでまいりました。 そして、2020 年 12 月には「金沢大学新産学協働研究拠点(仮称)」を設置することで合意し、利用の進んでいな い森林資源や、農業・水産業の副産物、廃棄物など、一次産業から生じる天然資源を、環境にやさしい次世代化 学変換プロセスによって、さまざまなバイオマス新素材に変換する技術を共同研究し、「バイオマスプロダクト ツリー」の実現に向けた取り組みを進めております。
このたび採択された課題は、人類がこれ以上地球に負荷をかけることのない未来社会を目指すバイオマスプロ ダクトツリー構想を実現するために、木材や綿花などのバイオマス資源から効率的に製造される、成形加工性と 海洋分解性に優れた新規改質セルロースを開発することです。具体的には,新規改質セルロースの連続製造プロ セスのセンシング技術、低コスト・省エネルギー化、ワンウェイ用途のプラスチック製品に対応した成形加工性 を実現する物性制御技術などについて研究開発を進めてまいります。
分 野:第 3 分野(機能材料)
採択課題名 :バイオマスプロダクトツリーを実現する新規改質セルロースの開発
研究期間:2021 年 10 月から 2023 年 3 月
※A-STEP 令和 3 年度新規採択課題の決定に関する詳細は以下 URL からご参照ください。
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1520/pdf/info1520.pdf
■研究概要
金沢大学とダイセルは、長年、セルロースを中心に共同研究や人材交流を続けており、2018 年 7 月には包括 連携協定を締結、2019 年 7 月には「先導科学技術共同研究講座」を設置し、セルロース系の脱ヒ素浄化材の開 発研究や、バイオマス由来の脱石油系合成プラスチックの製造を目指した基礎研究に取り組んでまいりました。 そして、2020 年 12 月には「金沢大学新産学協働研究拠点(仮称)」を設置することで合意し、利用の進んでいな い森林資源や、農業・水産業の副産物、廃棄物など、一次産業から生じる天然資源を、環境にやさしい次世代化 学変換プロセスによって、さまざまなバイオマス新素材に変換する技術を共同研究し、「バイオマスプロダクト ツリー」の実現に向けた取り組みを進めております。
このたび採択された課題は、人類がこれ以上地球に負荷をかけることのない未来社会を目指すバイオマスプロ ダクトツリー構想を実現するために、木材や綿花などのバイオマス資源から効率的に製造される、成形加工性と 海洋分解性に優れた新規改質セルロースを開発することです。具体的には,新規改質セルロースの連続製造プロ セスのセンシング技術、低コスト・省エネルギー化、ワンウェイ用途のプラスチック製品に対応した成形加工性 を実現する物性制御技術などについて研究開発を進めてまいります。
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