【Z世代の就業意識調査】副業意欲、学生の7割以上が「してみたい」と回答。
学生と社会人で共通して高い関心。キャリアの複線化を当たり前と捉える世代観が明らかに。

株式会社ペンマーク(本社:東京都目黒区、代表取締役:横山直明、以下ペンマーク)は、全国のZ世代を対象に、Z世代の就業意識調査の一環として「副業・兼業への意向」に関するアンケート調査を学生・社会人別に実施し、比較分析を行いました。
働き方の多様化が進む中、Z世代が自身のキャリア形成において副業・兼業をどのように位置づけているのか、その実態を明らかにすることを目的としました。
調査の結果、副業・兼業に肯定的な回答(「積極的にしたい」「条件が合えばしてみたい」)は、学生で72.9%、社会人で79.0%にのぼり、学生時代からキャリアの複線化を視野に入れているZ世代の意識が明らかになりました。
※本記事を引用する場合には、出典の明記をお願いいたします。
URL:https://corp.penmark.jp/news/20250612
出典:【Z世代の就業意識調査】副業意欲、学生の7割以上が「してみたい」と回答。
■調査概要
調査方法:自社インターネット調査
調査対象:Penmarkを利用中の全国の学生および、過去にPenmarkを利用していた若手社会人
有効回答者数:学生 407人、社会人 176人(※設問により異なる)
定義:本調査では、Z世代を「1996〜2005年」生まれと定義
■調査サマリー
副業・兼業に肯定的な学生は72.9%、社会人は79.0%と、双方で極めて高い意欲が見られる。
特に学生の26.0%が「積極的にしたい」と回答しており、学生時代から副業への関心が高い。
キャリアを一つの会社に限定せず、複数の収入源やスキル獲得を目指す価値観が、学生のうちから浸透している。
■調査結果詳細
「副業・兼業へのあなたの意向」という設問に対し、Z世代の学生と若手社会人の回答は以下の通りとなりました。

■総括・考察
“当たり前”になる副業と、企業が取るべきスタンス
今回の調査で、副業・兼業への関心が、社会人だけでなく学生の間にも広く浸透している実態が明らかになりました。これは、終身雇用が前提ではない現代において、キャリアを一つの企業に依存するのではなく、自律的に形成していきたいというZ世代の強い意志の表れと言えます。収入の補填という目的だけでなく、本業では得られないスキルや経験の獲得、人脈形成といった目的も含まれていると考えられます。
この結果は、企業が従業員のキャリアにどう向き合うべきか、という問いを投げかけます。副業を画一的に禁止することは、こうした意欲の高い人材から敬遠される要因になりかねません。
今、企業に求められるのは、副業をリスクとしてのみ捉えるのではなく、従業員の成長機会として捉え直す視点です。情報漏洩や競業といったリスクを管理するための明確なルールを整備した上で副業を容認し、そこで得た知見やスキルを本業に還元してもらう仕組みを構築することは、従業員のエンゲージメント向上と企業の競争力強化に繋がる可能性があります。
採用の段階から副業に関する会社の方針をオープンにすることも、学生とのミスマッチを防ぐ上で有効です。Z世代のキャリア観を理解し、柔軟な働き方を許容する姿勢を示すことが、優秀な人材を惹きつける上でますます重要になるでしょう。
■ペンマークについて
当社は「学生の一生を豊かにする」ことをミッションに掲げ、「大学生活のDX」を推進しているスタートアップ企業です。大学生向け学習管理SNS「Penmark」を開発・提供しています。
アプリのダウンロードはこちらから
・アプリHP:https://penmark.jp
・AppStore(iOS):https://bit.ly/3NrsKNN
・GooglePlay(Android):https://bit.ly/3LrDQSq
■会社概要
会社名:株式会社ペンマーク
設立:2018年12月21日
代表取締役:横山 直明
所在地:〒153-0063 東京都目黒区目黒1丁目3−16 プレジデント目黒ハイツ1003
■各種リンク
お問い合わせ窓口
法人向け広告掲載窓口「Penmark Ads」
https://corp.penmark.jp/program/ads
■お問い合わせ先
一般:info@penmark.jp
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