危険物倉庫建設の“不確実性”を排除する建築ソリューション「HAZ-BUILD」本格始動
2月19日竣工のプロロジスパーク古河7(ZEB Ready取得)をはじめ、累計20プロジェクトの知見を体系化
三和建設株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:森本尚孝)は、危険物倉庫ブランド「RiSOKO(リソウコ)」において、2月19日に竣工した「プロロジスパーク古河7」を含め、累計20プロジェクト・53棟(延床面積44,129㎡)の完成実績に到達しました。
三和建設はこれまで「RiSOKO」を通じて提供してきた、危険物倉庫特有の「事前予測が困難な計画変更リスク」を建設前の初期段階で排除するコンサルテーション機能を、お客様により分かりやすく価値提供するため、新たに建築ソリューション「HAZ-BUILD(ハズビル)」として体系化し、提供を開始いたします。

■ 背景:危険物倉庫の成否を分けるのは「建設棟数」ではなく「協議実績数」
近年、サプライチェーンの再構築や物流拠点の統合により、新たに危険物倉庫を必要とするケースが急増し、業界全体で建設事例は増加傾向にあります。 しかし、事業者が直面する最大の壁は「建設そのもの」ではなく、設計段階における行政協議プロセスにあります。危険物施設は消防法などの関連法規が極めて複雑であり、さらに自治体(所管消防)によって見解や指導内容が大きく異なります。そのため、「過去に建てた経験(単なる施工実績)」だけでは通用せず、設計フェーズの行政協議で想定外の指導を受け、大幅な設計変更やスケジュール遅延が発生するケースも少なくありません。
危険物倉庫において求められるのは、全国各地の行政と幾度も交渉・すり合わせを行ってきた「協議実績数」とその知見です。当社はこれまで手掛けた全25プロジェクト(進行中含む)のうち、23プロジェクトを「設計・施工」の元請けとして完遂。残り2プロジェクトにおいても設計段階でのアドバイザーやVE提案(機能や品質を維持・向上しながらコストを最適化する代替案の提案)などで参画しており、すべての案件において早期の段階で行政協議プロセスから深く関与してきました。 今回、この協議ノウハウをソリューション「HAZ-BUILD」として明確に打ち出し、お客様の事業リスク排除をサポートします。
■ トータルソリューション「HAZ-BUILD(ハズビル)」とは
累計20プロジェクト(施工中を含めると25プロジェクト)の知見と、全国各地の消防当局との協議実績をデータベース化。ハード(建築)の提供にとどまらず、初期段階での事前診断(Pre-Check)により、事業の最適解をナビゲートするコンサルテーション機能(ソフト)を備えたソリューションです。
HAZ-BUILDが提供する3つの価値:
1. 法令クリアの確実性(豊富な行政対応実績によるリスク排除)
全国の消防法解釈の差異を熟知した専門チームが行政協議をリードします。さらに「HAZ-BUILD」の展開に合わせて2026年4月より、危険物行政に詳しい実務経験者を顧問として招聘。今後ますます高度化・複雑化するお客様の要望に対しても、手戻りや想定外のコスト増を防ぎ、円滑な事業スタートを支える体制を構築しています。
2. 業種別ニーズへの適合(事業性の向上)
メーカー、商社、物流、デベロッパーなど、事業モデルごとに異なる保管方法や動線、将来の拡張性を見据えた設計を行います。

3. ESG・BCPを含めた持続可能性(企業価値の向上)
単なる法令対応施設にとどまらず、環境配慮や災害対応力を実装し、中長期的な企業価値向上に寄与します。
HAZ-BUILD:https://risoko.jp/haz-build/
■ 業界の常識を覆すESG対応:危険物倉庫での「ZEB(創エネ)」を実現
危険物倉庫は、その厳しい構造規制(屋根の軽量化要件など)により、太陽光パネルの設置が困難と思われがちです。しかし三和建設は、昨年10月に完成した「中国精油株式会社」のプロジェクトにおいて、行政との綿密な協議により、危険物倉庫への太陽光発電設備(容量52.3kW)の実装を実現しました。

本施設は、一次エネルギー消費量を再エネなしの段階で67%削減し、太陽光発電による創エネ分を含めて100%削減を達成。最高ランクの『ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)』認証を取得しています。
また、2024年12月に竣工した「プロロジスパーク古河6」、および2026年2月19日に竣工した「プロロジスパーク古河7」においても、それぞれ一次エネルギー消費量を標準仕様から約60%削減する高い省エネ性能を達成し、『ZEB Ready』認証を取得しています。HAZ-BUILDは脱炭素社会に向けた危険物物流のグリーン化を後押しします。
■ 今後の展望:危険物物流を「社会のボトルネック」から「持続可能なインフラ」へ
現在、EV(電気自動車)や半導体産業の発展、あるいは日用品の安定供給に至るまで、危険物物流は現代社会に不可欠なインフラとなっています。しかし、深刻な施設不足と建設における高いハードル(不確実性)が、日本のサプライチェーン再構築における大きな「ボトルネック」となっているのが現状です。 三和建設が目指すのは、この「不確実性」という壁をなくし、事業者が安心して事業を描ける未来です。現在進行中の5プロジェクト(完成時累計64棟・延床面積51,690.41㎡)をはじめとする数多くの実績と「HAZ-BUILD」の展開を通じ、単に施設を「建てる」のではなく、安全で、かつ環境に優しい(脱炭素化された)インフラを提供し続けること。三和建設は、危険物物流が社会と環境に調和し、危険物物流を持続可能なインフラとして確立することを目指します。
■ RiSOKOブランドマネージャー 松本 孝文コメント
危険物倉庫は長らく『必要に迫られて建てる特殊施設』と見なされてきました。しかし現在、それは企業のサプライチェーン戦略を左右する重大な『経営課題』です。業界全体で危険物倉庫の供給が進むことは喜ばしいことですが、事業者が本当に求めているのは『無事に事業がスタートできるという確実性』です。
私たちが『HAZ-BUILD』という名前でソリューションを打ち出したのは、これまで『RiSOKO』として当たり前に行ってきた『徹底した初期診断による事業リスクの排除』こそが、お客様にとって最大の価値であると確信しているからです。私たちは単に『箱』を造る建設会社としてではなく、確実な事業推進とESG価値の向上を約束するパートナーとして、危険物物流の未来を支えてまいります。

■三和建設の概要
商号 : 三和建設株式会社
代表者 : 代表取締役社長 森本 尚孝
所在地 : 〒532-0013 大阪府大阪市淀川区木川西2丁目2番5号
設立 : 1947年5月
事業内容 : 総合建設業
資本金 : 1億円
URL : https://www.sgc-web.co.jp/
【本件に関するお問い合わせ先】
三和建設株式会社 広報 北纓(きたお)
Tel:06-6301-6636
Mobile:070-2287-0954
E-Mail:pr@sgc-web.co.jp
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