三菱化工機、船舶用高純度バイオディーゼル燃料の長期使用に向けたトライアルに協力
三菱化工機株式会社(代表者:田中 利一 所在地:川崎市、以下「当社」)は、日本郵船株式会社(代表者:曽我 貴也、所在地:東京都千代田区、以下「日本郵船」)が運航する自動車専用船で実施するバイオ燃料(B100) ※1の長期使用トライアルにおいて、当社の船舶用油清浄機を用いた技術検証に協力します。

現在、船舶分野では、使用済み食用油などを原料として製造されるバイオ燃料(FAME)と、従来から使用されている低硫黄重油VLSFOを混合したB24やB30※2などのバイオ燃料が、ドロップイン燃料として導入されつつあります。本取り組みでは、温室効果ガス削減をさらに進めるために導入が検討されているB100を、日本郵船が運航する自動車専用船において1年間継続して使用することにより、高純度バイオディーゼル燃料の長期かつ継続的な使用が、船舶の燃料供給システムの性能や動作に与える影響を、総合的に調査することを目的としています。
当社は、2025年9月に検証結果が公表された、日本郵船 と Global Centre for Maritime Decarbonisationが実施した、バイオ燃料B24の長期使用および保存に関する実証プロジェクト「プロジェクトLOTUS」に参加し、バイオ燃料の長期使用および保存に関する技術的安全性の確認および技術情報の公開に協力いたしました。本取り組みにおいても、「プロジェクトLOTUS」と同様に、当社は専用船に搭載されている船舶用油清浄機「三菱セルフジェクター」による技術検証と支援を行い、長期間(1年間)の高純度バイオディーゼル燃料の使用において、油清浄機の信頼性向上とメンテナンス性に関する知見の取得を進めてまいります。
これまでも当社は、温室効果ガスの排出の削減に向けた有力な手段として注目されているバイオ燃料について、さまざまな陸上および実船試験に協力し、油清浄機の適切な取り扱い方法の確立に貢献してまいりました。今後も当社は、船舶用油清浄機で長年培った技術と経験を活かし、船舶の安全運航と持続可能な脱炭素社会の両立に貢献してまいります。
※1 B100:バイオ燃料を100%使用した燃料を指し、本トライアルでは主に廃食油等を原料とするFAME(Fatty Acid Methyl Ester/脂肪酸メチルエステル)を前提としている。
※2 B24やB30:それぞれ従来の重油にバイオ燃料を約24%、30%混合した燃料。
■本リリースの取り組みを通じて、当社はSDGs(持続可能な開発目標)における次の目標に貢献します。
・目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
・目標12 つくる責任つかう責任
・目標13 気候変動に具体的な対策を

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