小学生がみんなで考えた!横浜市立西が岡小学校が開催したスポGOMIは、地域への感謝と共に
意見交換を重ねてみんなが楽しめる工夫が随所に。「みんなできれいにスポGOMI大会」
スポーツごみ拾い「スポGOMI」の普及を促進する一般財団法人日本財団スポGOMI連盟(本社:東京都港区、代表理事:玉澤 正徳、以下「スポGOMI連盟」)は、2026年3月10日(火)に開催された「みんなできれいにスポGOMI大会」の実施に協力しました。本大会は、神奈川県横浜市立西が岡小学校(以下「西が岡小学校」)の6年2組が主催し、総合的な学習の時間で取り組む地域のごみ拾い活動から発展したものです。
この催しは今回で2回目となり、児童たちは前回の反省や気づきを踏まえて改良を重ね、企画から運営まですべて自分たちの力でやり遂げることができました。地域の方々をチームに迎えて交流しながら取り組む中で、小学生ならではの視点から多くの発見が生まれていました。

クラスみんなで企画運営したスポGOMI大会!横浜市立西が岡小学校の皆さまが開催
スポGOMIは、これまでのごみ拾いにスポーツの要素を掛け合わせ、「楽しさ」を起点に環境アクションへの意識変容を期待する日本発祥の競技です。制限時間内にチームでごみを拾い、量や種類に応じてポイントを競う仕組みは、年齢を問わず誰もが気軽に参加できる一方で、地域の魅力や日常の中にある環境課題に気づくきっかけにもつながっています。企業・自治体・学校など全国で開催が広がり、環境教育の場としても注目されています。
未来を担う世代がスポGOMIに出逢うことは、「なぜごみをポイ捨てしてはいけないのか」「地域でごみを拾うことにはどんな意味があるのか」といった、環境との向き合いかたの根本にある問いに、成長の早い段階から触れる機会をもたらします。楽しさを入り口にごみ問題と主体的に関わる経験は、児童たちの日常の行動や地域へのまなざしに小さな変化をもたらし、環境への気づきを育むきっかけとなります。
参加しやすく、楽しめるように。たくさんの試行錯誤が当日の成果に
西が岡小学校6年2組では、総合的な学習の時間に地域のごみ拾いに取り組んできました。今回の「みんなできれいにスポGOMI大会」はその学びを発展させ、児童たちが自ら企画から運営までを担うかたちで実施されたものです。準備の過程では、より参加しやすく、楽しめる大会にするために意見を出し合い、ルールや役割分担を自分たちで整えていきました。こうして開催に至った第2回大会は、児童たちの主体的な取り組みが随所に活かされた内容となりました。


大会当日は、地域の方と帯同する審判役の児童が1チームに入り、2〜6名で構成されたチームに分かれて競技が行われました。スポGOMIでは競技前に「作戦会議」の時間があり、どのルートを回るか、どんなごみを優先して拾うかなどを相談します。この場面でも児童と地域の大人が自然に意見を交わす姿が見受けられました。






参加した地域のかたからは、「前回も参加してとても楽しかったから」「子どもたちと一緒に活動できるのがうれしい」といった声が多く聞かれました。
競技中も、一定の距離を保ちながら行動するルールのもと、声をかけ合いながら拾ったごみの分別を進め確認し合うなど、協力しながら取り組む姿が見られました。児童が自分たちで調整したルールや役割分担が、地域のかたとのやり取りのなかで自然に活かされている場面もありました。
西が岡小学校から
赤﨑 夏希先生 (6年2組 担任)

西が岡小学校のある地域では、地域のかたが花壇の花を植えてくださったり、保護者のかたが朝の読み聞かせに来てくださったりと、日頃から学校と地域のつながりを感じられる環境にあります。
もともと自主的にごみ拾いをしていた児童の姿をきっかけに、地域と関わる機会をつくりたいという思いから、今回スポGOMI大会をやってみることにしました。いまの6年生は1年生の頃にコロナ禍で外との関わりが少なかったこともあり、地域とつながる経験を持ってほしいという願いもありました。
最初は乗り気でなかった児童もいましたが、実際にスポGOMIの大会に参加すると「楽しい」「自分たちでもやりたい」という気持ちに変わっていきました。回数を重ねるごとに話し合いの質も上がり、地域に多いごみの種類を踏まえて点数を調整するなど、自分たちで工夫しながらルールをつくっていく姿が印象的でした。
活動を続けるなかで、自分たちの住む地域を意識して見るようになっていきました。道徳などで扱うだけでは自分事として捉えにくい部分もあるなか、実際に手を動かす経験を通して、ごみを「捨てないようにしよう」「見つけたら拾おう」という気持ちが自然に芽生えていったように思います。
今回の取り組みでは、児童が地域のかたとあれほど自然に関わる姿を見られたことが大きな発見でした。企画段階では不安もありましたが、話し合いを重ねて改善し、寒い中でも最後までやり遂げる姿に成長を感じました。児童にとっても私たちにとっても、実りの多い1年になったと感じています。
6年2組児童

みんなで話し合ったときに「地域のかたに感謝を伝えたい」という気持ちがあり、スポGOMIをやってみようと思いました。ポイント制で競い合うので勝ちたい気持ちも出て、ごみ拾いを自主的に楽しくできるのが良いところ。スポーツとして楽しめるのも良い点です。難しかったのは、チーム制で人数がそろわないと協力が成り立たないところです。企画・運営では、本部としてチーム分けやリボンを配る作業が大変でした。リボンは、チームが分かりやすいようにと自分たちで考えたものです。
減点ポイントも悩んだところで、ゲームとしての楽しさを保つために審判が判断する範囲をみんなで考えるのが難しかったです。スポGOMIに関わるようになってからは、ごみを見つけたら拾いたいと思うようになりました。もともと友達とごみ拾いをしていたこともあり、またやりたい気持ちが強くなりました。
今回の大会は2回目で、最初は「ごみは汚いから触りたくない」という人も多かったです。でもゲームの楽しさを知って、ポイントを稼ぐために協力しながら拾うようになりました。公園で遊んだ帰りに地域の人から声をかけられるようにもなり、大きな思い出になりました。
スポGOMIを通して、今まで意識していなかった地域のごみに気づくようになりました。お菓子の袋などは持ち帰る意識はありましたが、少しでも落としたら悪い影響になると改めて感じるようになりました。最初は「ごみ拾いがいやだ」という人も多かったのですが、スポGOMI大会をやってみて「まちをきれいにしたい」という気持ちが高まりました。公園でも細かいごみまで見つけられるようになり、意識が変わったと思います。
■ 開催結果
名称 :みんなできれいにスポGOMI大会
開催日:2026年3月10日(火)
会場 :横浜市立西が岡小学校
参加チーム数:8チーム
総回収量:13.48kg
優勝チーム:ピンク(624pt)
実施内容:
●6年2組と地域のかたの混合チーム
●児童による企画・運営、ルールづくり
●参加賞に手作りしたプラスチックの再利用チャーム
主催 :横浜市立西が岡小学校
協力 :日本財団スポGOMI連盟
今回の西が岡小学校での取り組みでは、児童の皆さまが工夫しながらチャレンジした大会ならではの発見がありました。スポGOMI連盟は、こうした子どもたちの主体性や、小学校と地域のつながりから生まれる学びを貴重な事例とし、今後もさまざまな主体とともに新たな価値を生み出す取り組みを推進してまいります。
<団体概要>
一般財団法人日本財団スポGOMI連盟
ごみ拾いをスポーツと捉え、競い合い汗を流しながらごみを拾う活動の普及・促進・啓発を推進します。それにより、健康な体づくりや、子どもから大人までごみとの関わり方における意識や行動の変容を促し、きれいで暮らしやすいまちづくりに貢献します。また、スポーツと環境の融合を実現させ、スポーツの新たな魅力を提案することで、日本スポーツ界の発展に寄与することを目的としております。
https://nf-spogomiwc.com/

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