市川猿之助×片岡愛之助 歌舞伎のためにできること
『家庭画報6月号』特別対談 看板役者たちの夢の競演が実現
■考え尽くされた美意識と知恵を継承する ( 市川猿之助 談)
■生の舞台を見ることは財産。大切なのは実演し続けること (片岡愛之助 談)
若手のホープとして『新春浅草歌舞伎』を盛り上げ、交流を深めてきた市川猿之助さんと片岡愛之助さん。今では看板役者となって大きな公演を牽引し、歌舞伎界を背負って立つ存在となった。そんな多忙を極めている二人が、五月の明治座で、劇場の雰囲気を生かした演目で競演する。
「僕は猿之助さんを人としていちばん信頼していますからね。それにしても浅草の楽屋は密接で親交が深まるのはいいけど、一人が体調を崩すとそれが蔓延してしまうから大変。一月なのに本水(ほんみず)使ったときは「冷たいのにしてよ」なんてあなたが豪快なことをいうから、驚いた」(愛之助 談)
「今は映像として記録すればいいんだけど、誰かがやっておかないと上演記録が途絶えてしまう。復活させるのはなかなか大変だからね。とにかくやっておけば誰かが目にすることになる。それがたった一人でもいいから見ていれば、復活させるのも楽なんだよ」(猿之助 談)
日々、表現することと向き合う二人。共演と楽屋生活で得たかけがえのない腹心の友だからこそ語れるくだけた話から、歌舞伎への真摯な想いまでを飾らない言葉で語ってくれました。
『家庭画報 6月号』
■発売:2015年5月1日(金)
■定価:1,200円(税込)
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【特別取材】
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【特別対談】
看板役者たちの夢の共演が実現
市川猿之助×片岡愛之助
歌舞伎のためにできること
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