【建設業の熱中症対策】罰則付き義務化の認知度は9割超、対策は拡大するも3割超の現場が内容に不満

建設業の熱中症対策に関する実態調査2026

株式会社クイック

株式会社クイック(本社:東京都港区、代表取締役会長:川口一郎)が運営する、業界/職種 特化型転職サービス『アンドプロ』https://and-pro.jp/ )は、建設業界で働く127名を対象に「建設業の熱中症対策」についてアンケートを実施、調査結果をまとめました

■調査の背景

2025年6月1日以降、労働安全衛生規則の改正省令により、建設業を含む職場の熱中症対策が罰則付きで義務化されました。本調査は、義務化から1年が経過したことを受けて、建設業の熱中症対策の実態と課題を把握するため、建設業界で働く127名を対象に実施したものです。

調査結果によると、罰則付き義務化(認知度は9割以上)により熱中症対策は拡大したものの、3割超の現場が熱中症対策に満足していないことがわかりました。また、業種によって対策の実施状況に大きな差があることも浮き彫りになっています。

■詳細な調査結果をまとめた記事はこちら

https://and-pro.jp/content/article-rv6zz_s0f80/

■調査結果のポイント

【義務化の認知度】9割超が罰則付き義務化を認知。業種による意識の差も

熱中症対策の罰則付き義務化について、「知っている」と回答したのは全体の91.3%でした。また、全体の78.7%が義務化の内容について「よく理解している」「少し理解している」と回答しており、法改正に対する認知が広がっていることがわかりました【図1】

なかでもサブコンの認知度が最も高く、90.0%が「内容もよく理解している」「内容を少し理解している」)と回答した一方、住宅では61.9%にとどまり、業種により意識の差があることがわかりました【図2】

【図1】熱中症対策の義務化に対する認知度

【図2】業種別に見た熱中症対策の義務化に対する認知度

【義務化の影響】47.3%が義務化によって熱中症対策を加速

全体の47.3%が義務化によって熱中症対策を実施するようになった(「積極的に実施するようになった」33.1%、「ある程度の対策を実施するようになった」14.2%)と回答しており、法改正が熱中症対策の底上げに大きく貢献したと考えられます【図3】

また、「義務化前から積極的に実施している」という回答も33.1%あり、全体の80.4%が熱中症対策を実施していることがわかりました。

【図3】義務化による熱中症対策の変化

【業種別の対策実施状況】サブコンの安全意識の高さが際立つ結果に

熱中症対策の実施状況を業種別に見るとサブコンの実施率が最も高く、「義務化前から積極的に実施している」40.0%、「義務化によって積極的に実施するようになった」50.0%を合わせると、90%が熱中症対策を積極的に実施しているという結果になりました【図4】

専門分野の施工、現場の作業員(職人)の管理などを直接担当することから、高い安全意識を保っていることがうかがわれます。

【図4】業種別に見た義務化による熱中症対策の変化

【対策への満足度】3割超の現場が熱中症対策に満足せず

熱中症対策の満足度については、全体の66.2%が「満足している」(「十分満足してiる」26.8%、「まあまあ満足している」39.4%)と回答しました【図5】

一方、33.8%が「不満・どちらともいえない」(「不満である」3.9%、「どちらかといえば不満である」7.1%、「どちらともいえない」22.8%)と回答しています。

【図5】現在の熱中症対策に対する満足度


【業種別の満足度】住宅は「十分満足」が1割未満と突出して低い結果に

業種別の満足度を見るとサブコンが最も高く「満足している」が85.0%(「十分満足している」50.0%、「まあまあ満足している」35.0%)という結果になりました【図6】

一方、住宅では「十分満足している」が9.5%と他業種と比べて突出して低い結果でした。また、「不満」も19.0%(「どちらかといえば不満」9.5%、「不満である」9.5%)に達しています。住宅の場合、現場が小規模で予算が十分ではない一人親方で現場を回すことも多いため効果的な対策が取れない、といった背景が考えられます。

【図6】業種別に見た現在の熱中症対策に対する満足度

【熱中症対策の課題】予算不足や工期の問題が浮き彫りに

なお、「熱中症対策に不満を感じる理由・熱中症対策に感じている課題」を聞いたところ、「熱中症対策を行うに当たって、現場ごとの予算が必要だが、各現場が小規模なため使える予算がない」「工期ありきなので遅延につながるようであれば対策を実施しづらい」「工事延長が多く、熱中症対策に費用が多くかかる」といった、予算不足や工期の問題を指摘する回答が寄せられました。

■詳細はこちらの記事でご確認ください

https://and-pro.jp/content/article-rv6zz_s0f80/

■アンケート調査の実施概要

調査方法:インターネット調査

調査期間:2026年6月5日(金)〜16日(火)

調査対象:全国の建設業者に所属する施工管理職(有効回答数:127件)

■業界/職種のプロとあなただけのキャリアを 「アンドプロ」転職サポートとは?

製造業全般、建設・プラント、製薬業界を中心に、30年以上にわたる人材紹介の実績を持つ株式会社クイック(東証プライム上場)が運営する【業界・職種特化型の転職エージェント】です。 業界や職種に精通した専任コンサルタントが、企業と求職者双方の要望を深く理解し、一気通貫型でサポート。 各企業を知り尽くしたプロの視点で、あなたのスキルや人柄から「希望の企業に評価される強み」を見出し、最適なベストマッチへとナビゲートいたします。

■株式会社クイックについて

名称:株式会社クイック

代表者:代表取締役会長   川口一郎

所在地:〈東京本社〉東京都港区赤坂2-11-7 ATT EAST

    〈大阪本社〉大阪府大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル

事業内容:人材サービス事業、リクルーティング事業、地域情報サービス事業、HRプラットフォーム事業、海外事業

本件に関するお問い合わせ先:information@and-pro.jp (「アンドプロ」問い合わせ窓口)

URL:https://919.jp/

クイックは「関わった人全てをハッピーに」を経営理念に掲げ、 株主や投資家、取引先、求職者、各種メディアの読者の皆様、そしてクイックグループで一緒に働く従業員やその家族、さらには地域社会に至るまで、関わった全ての方々をハッピーにする企業を目指しています。

【本プレスリリースの転載・引用について】

本調査結果の転載・引用は自由ですが、必ず以下をお守りください:

■出典表記:「アンドプロ」調べ

■弊社ホームページへのリンク設置:https://and-pro.jp/

【プレスリリース画像について】

■ 転載・二次利用フリー(出典明記必須)

■ 追加サイズやフォーマットが必要な場合はお気軽にお問い合わせください

※画像使用時は「アンドプロ提供」の表記をお願いいたします

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
建設・土木
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社クイック

16フォロワー

RSS
URL
http://919.jp
業種
サービス業
本社所在地
大阪府大阪市北区小松原町2番4号 大阪富国生命ビル16F
電話番号
-
代表者名
和納勉
上場
東証プライム
資本金
3億5131万円
設立
1980年09月