教師も「勉強」頑張っていますと胸を張れるように。第３回CL教師フォーラムを開催しました

2018年4月18日、株式会社成学社が運営するクラス指導型学習塾、開成教育セミナー、エール進学教室の教師らが大阪府大阪市住之江区、ホテルコスモスクエア国際交流センターに会し、「第３回CL教師フォーラム」を開催しました。

■「開会の挨拶」で語られるクラス指導部からのメッセージは『プレゼン力』を磨こう！

「学習塾の教師に求められるのはどんな場面においても高いプレゼンテーション力を持つことです。授業はもちろん、カリキュラムを説明するにも、進路指導をするにも、伝えなければいけないことを相手の立場や状況を理解した上で正確にわかりやすく伝えることが求められています。このフォーラムで、高いプレゼンテーション力を身につけ、日々の授業や教室業務に生かしてください。そして、教室が生徒の笑顔でいっぱいになるように頑張っていきましょう」と挨拶があり、会場は一気にやる気と熱気に包まれました。


■模擬授業大会予選会で披露するのは5分に凝縮したエッセンス

大学入試改革でも頻繁に出てくる「思考力・判断力・表現力」。これは子どもだけではなく、教師にも求められている力です。若い教師はベテランのプレゼンテーション力を、ベテランの教師は若い教師の斬新な切り口を学ぶ貴重な機会です。通常の授業から鑑みると5分はかなり短い時間設定で、ポイントをまとめる能力やペース配分も問われるため、この模擬授業は出場する側も審査する側もかなりの集中力が必要です。8時間のフォーラムうち、2時間20分のコーナーですが、内容の濃いものになりました。

■コメンテーターからの辛口の指摘も全ては生徒のため

（写真右側、壇上の特別席にはコメンテーターが間近で模擬授業を見守っています）

各教科が終わると、賛辞も含め、率直な意見がコメンテーターから投げかけられます。特に、若い教師にとっては先ほどの授業でどこを見習うべきだったのかというガイドになるため、ノートを取っている教師の姿も見受けられました。

【コメントの一部抜粋】

教科書や参考書でわかる「知識」を伝えた後、「何」を生徒に伝えることができたかどうかでいい授業かどうかが決まるのです。教えている教科・単元に生徒が興味を覚えるような工夫がなされているかどうかは大前提です。模擬授業を5分にしているのにも理由があります。5分で生徒に本当に伝えたいことをまとめる、収める力が問われているのです。全ては生徒として出会うことができた子どもたちが夢に向かって道を誤らず、歩んで行く力を身につける手助けをしてあげられるかどうかなのです。

■予選の結果

20人の予選参加者の中から、各教科上位2名が本戦に進むことができます。
各教科1位で予選通過したのは以下5名です。
英語　大道　英毅（開成ハイスクール　鶴橋教室）
数学　秋田　純一（開成教育セミナー　千鳥橋駅前教室）
国語　中嶋　信広（開成教育セミナー　箕面教室）
理科　東　大志（開成教育セミナー　浜教室）
社会　清水　聡揮（開成教育セミナー　八日市教室）

なお、本戦は5月30日開成梅田ビルにて開催予定です。

■イベント概要

名称：第3回CL教師フォーラム
日時：2018年4月18日（水）10:00〜18:00
会場：ホテルコスモスクエア国際交流センター

【開成教育セミナーについて】
1.実力ある教師陣　2.学習効率を上げるための教材とシステム　3.的確な学力分析を行うためのテスト、この三条件を備えた責任ある進学塾として、一人ひとりの生徒の成績と学力をしっかり鍛え伸ばすことをミッションとし、より良い指導を提供するための、教員研修制度や教材、システムの開発にも注力しています。また、小学低学年向けに多彩なコースを設定。開成ジュニアをはじめ、根っこの学力を鍛え、想像力や論理的思考力を身につけることができるコースをたくさん用意しています。

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