AIネイティブなソフトウェア開発に向け、Jiraが進化 ― 人とAIエージェントを横断して開発を管理する新機能を発表
・アトラシアンは、AIエージェントと人間が協働してソフトウェア開発を管理できる新機能群を Jira に追加。計画立案・エージェントへの作業委任・セッション監視をJira1か所で完結
・独自のコンテキストレイヤ Teamwork Graph により、AIエージェントは要件・アーキテクチャ・意思決定の履歴を理解した上でタスクを実行。社内ベンチマークでは 回答精度44%向上・トークン使用コスト48%削減 を達成
・AI利用率が65%増加しても生産性向上が平均10%にとどまるという業界の課題を受け、Jiraは「AIネイティブなソフトウェア開発」を支えるシステムへと進化
アトラシアン株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:スチュアート・ハリントン)およびその親会社であるオーストラリアのソフトウェア企業 Atlassian Pty Ltd(以下、総称してアトラシアン)は、Jiraに新しいエージェント型プロダクト開発機能を追加しました。アトラシアンが開発したコンテキストレイヤであるTeamwork Graphを基盤に、計画立案・エージェントへの作業委任・セッション監視を1か所で行えます。社内ベンチマークでは、Teamwork Graphで強化したエージェントは44%高精度な結果を48%少ないトークンで実現しました。
AIネイティブなソフトウェア開発とは?
AIネイティブなソフトウェア開発とは、ソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)を、人間への説明責任を保ちながらAIエージェントが理解・実行できる形に再設計する開発手法です。具体的には次の3点を満たします。
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作業前に意図を構造化する ― エージェントには、プロンプトやチケット要約以上の情報(要件、アーキテクチャ、意思決定の履歴、制約条件)が必要です。
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エージェントを変えてもプロセスを分岐させない ― Cursor、Claude Code、Jira Coding Agentなど、AIエージェントが変わってもワークフローが統一されます。
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自律性を常に可視化する ― 何が起きたか、誰がレビューしたか、どの作業アイテムが起点かを、チームが確認できます。
これを支えるのがアトラシアンのコンテキストレイヤ Teamwork Graph です。作業・コード・人・意思決定・依存関係を可視化した「生きた地図」であり、エージェントがタスク単体ではなくシステム全体を理解できるようにします。
なぜ今、Jiraが進化するのか?
AIの利用は広がりましたが、開発者の生産性は期待どおりに伸びていません。エンジニアリングチームを対象にDXと共同で実施した調査では、AIの利用率は65%増加した一方、全体的な生産性の伸びは最大でも15%、多くの組織では平均10%にとどまりました。理由は、ソフトウェア開発が単にコードを書くことではないからです。ビジネス目標・戦略・文脈を、実際に動作するソフトウェアへと変える営みだからです。
今回、Jiraに追加された新機能
新機能は、エージェントによる開発が「つまずくポイント」(曖昧な計画、引き継ぎでの情報欠落、成果物への信頼性判断)を解決するために設計されました。
1.より豊かなコンテキストに基づく計画立案
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Jira Planner ― コードベース、Jira/Confluenceの履歴、チームのコンテキストから、Confluence上に構造化された技術仕様書を生成。人にも読みやすく、エージェントにも有用です。
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Jira for Slack ― Slackの会話を、コンテキスト豊富なJira作業アイテムに変換。@Jiraで作業を作成し、コーディングエージェントに割り当てられます。Microsoft Teams向けも近日提供予定。
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Loomの動画プロンプト ― 画面録画と音声の指示を、エージェントが使える構造化された指示に変換します。

2. 適切なエージェントへの作業委任
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Agents in Jira ― 作業アイテムをClaude Code、Cursor、GitHub Copilotに直接割り当て可能(Codexも近日対応予定)。
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Jira Coding Agent ― すべての有料Jiraプランに標準搭載。スコープの定まった作業を受け取り、レビュー可能なプルリクエストとして返します。
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Agent sessions in Jira ― どのエージェントが行き詰まり、何がレビュー待ちで、何が完了したかを1つのビューで把握できます。

3.統制を保ちながらのスケール
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コーディングエージェント自動化 ― バグ修正、脆弱性修復、テスト生成、ドキュメント更新などの定型作業を自動化ルールで振り分けます。
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エージェント型エンジニアリング プロジェクトテンプレート ― エージェント対応のJiraプロジェクトを数分で立ち上げます。
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DXによるAIコスト管理 ― Claude、Cursor、GitHub Copilot、Jiraをまたいで支出とトークンを一元化し、プルリクエストあたりのコストを見積もります。

Teamwork Graphの効果
アトラシアンの社内ベンチマークでは、Teamwork Graphで強化されたエージェントは、コンテキストなしのエージェントと比べて 44%高精度な結果を、48%少ないトークン で実現しました。加えて、プルリクエストのサイクルタイム短縮や、定型作業に費やす時間の削減も確認されています。
Jiraはバグトラッカーとして提供を開始しましたが、今では何百万ものチームが使う記録システム(system of record)です。何を構築し、誰が担当し、どのように進捗していて、何がリリースされたか ― その信頼できる唯一の情報源として、AIネイティブ時代に合わせて進化しています。
詳細はこちらを参照してください。
アトラシアンについて
アトラシアンは、「あらゆるチームの可能性を解き放つ」ことを使命とするグローバルソフトウェア企業です。ソフトウェア開発、ワークマネジメント、エンタープライズサービスマネジメントの各分野で高い評価を受けており、Jira、Confluence、Jira Service Management、Rovo、Teamwork Graphなどの製品群を通じて、ビジネス部門とテクノロジー部門をつなぐAI活用の協働基盤「System of Work」を提供しています。NASA、Rivian、ドイツ銀行、ユナイテッド航空、Boschをはじめ、フォーチュン500企業の85%以上を含む世界35万社以上のお客様にご利用いただいています。
日本法人であるアトラシアン株式会社は2013年に設立。日本語による技術サポートやコンサルティングサービスの提供に加え、日本市場固有のニーズに応じた情報発信を通じて、企業の新しい働き方の実現を支援しています。
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