HPE GreenLake Edge-to-Cloudプラットフォーム、より多くの選択肢と簡便性を、統一されたエクスペリエンス、新クラウドサービス、パートナーエコシステムの拡大により提供

HPE

概要
  • 簡便なエクスペリエンスで、エッジからクラウドを一望:Aruba Centralとの統合により、12万のArubaネットワーク製品のお客様がプラットフォームに参加
  • NaaS、データサービス、ハイパフォーマンスコンピューティング機能、コンピュート運用管理など、12のクラウドサービスを新たに追加
  • ALSO Group、Arrow Electronics、Ingram Micro Inc.、TD Synnexが展開するオンラインマーケットプレイスから提供され、100,000社以上のパートナーにリーチ
[米国テキサス州ヒューストン – 2022年3月22日]
Hewlett Packard Enterprise(HPE)は本日、エッジからクラウドまで、あらゆるアプリケーションとデータのモダナイゼーションを可能にする主力サービスHPE GreenLake( https://www.hpe.com/jp/ja/greenlake.html )の重要な進展を発表します。業界をリードするハイブリッドクラウドプラットフォームであるHPE GreenLakeは、統一された操作性、新クラウドサービス、複数の大手ディストリビュータのオンラインマーケットプレイスでの提供により、一層の強化を実現しました。 

HPEの社長兼CEOであるアントニオ・ネリ(Antonio Neri)は、次のように述べています。
「HPEは、お客様がエッジからクラウドにまたがるデータを管理し分析することで、洞察を得ることを可能にするクラウドプラットフォームをいち早く提供しました。そしてイノベーションの継続により、事業の成長と市場でのリーダーシップを促進しています。ハイブリッドクラウド市場においてHPE GreenLakeは、他に類をみない簡便性、統一性、奥行きのあるクラウドサービス、パートナーネットワークを実現しています。HPEはさらなる差別化を進め、データ・ファースト・モダナイゼーションを推進するお客様へHPE GreenLakeをさらに際立つ理想的なプラットフォームとして、果敢に打ち出します。」

HPE GreenLakeプラットフォーム:ワークロードが処理されている場でマルチクラウドエクスペリエンスをサポート
HPE GreenLakeは、あらゆる場所にあるクラウドをサポートし、マルチクラウドエクスペリエンスを実現します。パブリッククラウドに加え、オンプレミス、エッジ、コロケーション施設でのクラウドエクスペリエンスをサポートしており、世界中で需要が伸び続けています。HPEの2022年度第1四半期の業績( https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release/2022/030701.html )では、ARR(Annual Recurring Revenue)7億9800万ドル、アズ・ア・サービスの受注は前年同期比で136%増を達成しました。 

HPEは、HPE GreenLakeへの投資と技術革新を継続し、お客様が組織の変革とモダナイゼーションに活用するための統一された簡便なプラットフォームを提供します。プラットフォームのアップデートは以下の通りです。
  • クラウドネイティブでAIを活用したネットワーク管理ソリューションAruba CentralとHPE GreenLakeプラットフォームを融合:約200万台の管理対象デバイスおよび1日あたり200万回のAPIコールが実行されている、12万以上のArubaネットワーク製品のお客様は、HPE GreenLakeプラットフォームを利用して、サービスのオンデマンド発注や資産管理(*1)を行うことができます。
  • 新しい統一された運用エクスペリエンス:シンプルな表示とアクセスをHPEポートフォリオ全体にまたがるすべてのクラウドサービスに実現し、シングルサインオンによるアクセス、セキュリティ、コンプライアンス、弾力性、データ保護を可能にします。

HPE GreenLakeプラットフォームは、電子カルテ、ML Ops、決済、統合分析、SAP HANAなど50以上のクラウドサービスと、パートナー企業の幅広いクラウドサービスへのアクセスを可能にする基盤を提供します。 

エッジからクラウドにわたるデータ・ファースト・モダナイゼーションを推進する12の新しいクラウドサービスが登場
HPEは、ネットワーク、データサービス、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)、コンピュート運用管理における12の新しいクラウドサービスを発表しました。

HPE GreenLake for Aruba networking
HPEは包括的なネットワークソリューションのリーディングプロバイダおよびエキスパートとして、 NaaS(ネットワーク・アズ・ア・サービス)をHPE GreenLake for Aruba networkingにより強化します。8つの新サービスは、NaaSの調達と導入のプロセスを簡素化し、お客様が利用ニーズに応じてネットワーク費用を調整できるようにするとともに、ネットワークが常にビジネス目標をサポートできる状態を確保できるようにします。  

また、この新サービスは、NaaSに対するニーズの高まりに対応するために、再販モデルやマネージドサービスプロバイダーモデルで運用する販売店向けに最適化されています。有線、無線、SD-Branchなど、お客様のあらゆるユースケースをカバーする新サービスは、かつてないほどのスピードと柔軟性を提供し、収益化までの時間を加速させることができます。  

HPE GreenLake for Block Storage  
HPE GreenLake for Block Storageは、クラウド運用モデルに組み込まれたデータ可用性100%を保証(*2)する、業界初のブロックストレージ・アズ・ア・サービスです。  ビジネスの迅速な変革を支援し、重要なエンタープライズアプリケーションにセルフサービス型の俊敏性をもたらします。この新サービスでは、以下のケイパビリティを提供します。 
  • セルフサービスプロビジョニングにより、ビジネスの責任者やデータベース管理者が新しいアプリケーション、サービスならびにプロジェクトを迅速に構築・展開するために必要な俊敏性を実現します。 
  • 運用に関わる時間の98%短縮(*3)を実現するため、IT人材が戦略的でより意義の高いイニシアティブに取り組むことを可能にします。
 
HPE Backup and Recovery Service  
強化された HPE Backup and Recovery Serviceは、ハイブリッドクラウドのためのバックアップ・アズ・ア・サービスです。お客様は、仮想マシンのデータを簡単に保護し、オンプレミスで迅速なリカバリを実現し、パブリッククラウドでバックアップを長期保存する際のコスト効率の高いアプローチを可能にします。HPE Backup and Recovery Serviceは、異機種混在のインフラ上に展開された仮想マシンで利用できるようになりました。

また、HPE Backup and Recovery Serviceにより、ランサムウェアからの復元を進化させます。オンプレミスおよびAWS(Amazon Web Services)に不変のデータコピーを追加することで実現し、Microsoft Azureクラウド上ではZertoを使用することで実現します。

HPE GreenLake for High Performance Computing
HPE GreenLake for High Performance Computingをさらに強化し、あらゆる企業がこのテクノロジーをより導入しやすいよう、新しいHPC専用機能を追加します。新機能は、要求水準が非常に高いコンピュートおよびデータ集約型のワークロードを迅速に処理することで、AIおよびML施策をサポートし、洞察を得るまでの時間短縮を実現します。また、HPCへの入門機として10ノードの小規模な構成を用意し、ワークロードをテストして、必要に応じて拡張できるようにすることで、HPCの導入を容易にします。新ケイパビリティは以下の通りです。
  • 拡充したGPUのケイパビリティを、新たに追加するHPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemと共に、提供します。計算の高速化と、データ集約型プロジェクト加速のために、NVIDIA A100、A40、A30 Tensor Core GPUを2-4-8アクセラレータの単位で使用できるようにします。さらに、NVIDIA NVLinkを搭載することで、GPU間のシームレスかつ高速な接続により、単一の堅牢なアクセラレータとしての連携を実現することです。 
  • HPE Slingshot :HPC&AIソリューション向けに設計された世界唯一の高性能イーサネットファブリックが、高速化と輻輳(ふくそう)制御の要求に対応した高性能ネットワークを実現し、大規模なAIやデータ集約型ワークロード処理に対応します。(*4)  
  • HPE Parallel File System Storage:これまでにないスループットを実現するスケーラブルで高性能なストレージソリューションが、広範なHPC&AIのニーズに対応します。
  • マルチクラウドコネクターAPIs: 他のHPE GreenLake for HPCやパブリッククラウドなど、多様なコンピューティングリソースプール上のHPCワークフローをプログラムでオーケストレーションすることを可能にします。新しいモデルは、より優れた弾力性、拡張性を実現するほか、分割されたリソースの使用を最適化するツールを提供します。このケイパビリティにより、複数サイト間で他のプロジェクトに接続できるため、サイロの解消によるコラボレーションの向上が実現できます。
 
HPE GreenLake for Compute Ops Management
HPE Discover 2021( https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release/2021/062302.html )で発表したHPE GreenLake for Compute Ops Managementは、サーバーへのアクセス、監視、管理を行うためのクラウドネイティブな管理コンソールです。Compute Ops Managementは、コンピュート環境全体にわたって、コンピュートのライフサイクル管理を容易かつ安全に自動化します。2022年3月より、90日間の無料トライアルの提供( https://www.hpe.com/us/en/compute/management-software.html )、2022年6月に販売を開始する予定のクラウドサービスです。 

Compute Ops Managementは、HPEのお客様であるKimley-Horn社( https://upshotstories.com/stories/overcoming-complex-system-management-for-remote-locations-through-simplicity-and-automation )で早期に評価を実施済みです。Kimley-Horn社は、民営および公営のインフラの設計・エンジニアリングコンサルティングを専門とする米国の大手企業で、Compute Ops Managementを使用することで、夜間のサーバー更新を4時間から45分へとスピードアップすることに成功しました。  

パートナーエコシステム拡大により、HPE GreenLakeを通じて業界をリードするソリューションを提供 
HPE GreenLakeプラットフォームは、アプリケーションやサービスを提供する広範なパートナーエコシステムを惹きつけています。 

HPEは、主要な販売パートナーとの共同開発への投資を続けています。2021年3月に発表( https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release/2021/031501.html )したように、ALSO Group、Arrow Electronics、Ingram Micro、TD Synnexが提供するクラウドマーケットプレイスやeコマース(EC)プラットフォームからHPE GreenLakeを直接利用できるようになりました。これにより、HPE GreenLakeは、10万社以上のパートナーに開放され、パートナーはこのプラットフォームを活用して、顧客にクラウド体験を提供することができるようになりました。今回のアップデートでは、マーケットプレイス向けにあらかじめ定義されたクラウドサービスのカタログや、注文と請求を自動化するための改善などが行われました。

HPEは、ハイブリッドIT環境にさらなる選択肢と柔軟性を提供する、最適化された新サービスHPE GreenLake for Microsoft Azure Stack HCIの提供開始も発表します。HPE GreenLake for Microsoft Azure Stack HCIは、迅速な導入と容易な統合を可能にするためにあらかじめ構築・構成された統合システムで、HPE GreenLakeの従量課金制サービスとして提供します。

HPE は、Digital Realty(デジタル・リアルティ)社との新たなグローバル契約を締結したことを発表しました。同社は、クラウドおよびキャリアニュートラルな世界最大のデータセンター、コロケーション、相互接続ソリューションのプロバイダーです。お客様はDigital Realtyが 6 大陸、主要50都市に擁する 285 以上のデータセンターで、HPE GreenLakeサービスをコロケーションで稼働させることができ、豊富なエコシステムと世界クラスのビジネスとクラウドの近接を提供します。1つの契約書、請求書、統合サービス管理によるシームレスなプロセスにより、お客様は価値実現までの時間短縮、サステナビリティ目標およびイノベーションの加速を実現できます。

HPEの社長兼CEOであるアントニオ・ネリによる講演動画
HPEの社長兼CEOであるアントニオ・ネリと役員が、HPE GreenLakeプラットフォームが提供する、リアルタイム分析によるパーソナライズされたエクスペリエンスからお客様の新製品の市場投入までの時間短縮など、HPE GreenLakeプラットフォームがもたらす最新の動向とこれまでの成果を解説します。視聴はこちら ( https://www.hpe.com/h22228/video-gallery/us/en/9d55e72c-f2e1-459a-b48a-d42fc5b3b3a5/see-all-you-can-do-with-the-cloud-that-comes-to-you/video/?lang=ja-JP&cc=on )

新しいHPE GreenLakeエクスペリエンスは、2022年度内に日本で提供開始予定です。
HPEではHPE Financial Services( https://www.hpe.com/jp/ja/services/financial-services.html )を通じたIT融資オプションを提供しており、HPE GreenLakeでデータ・ファースト・モダナイゼーションに取り組んでいるお客様をサポートしています。
HPE GreenLakeの詳細は、https://www.hpe.com/jp/ja/greenlake.htmlでご確認ください。

ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルedge-to-cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをアズ・ア・サービスで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.comでご確認ください。

注記
*1 Arubaのお客様の利用状況報告書に基づく
*2 2022年3月11日現在、業界で提供されているブロックストレージ・アズ・ア・サービスのうち、セルフサービスで提供されている既知のサービスの分析に基づく
*3 インテントベースのプロビジョニングを活用することで、運用時間の98%短縮により、価値実現までの時間を加速することができます。HPE Alletra と ESG Market Research, April 2021のインフラストラクチャライフサイクル管理の比較に基づく
*4 10テラフロップス以上のTop-500 Supercomputers、2021年11月のリストにおいて活用された唯一のイーサネットファブリック


■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html

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会社概要

URL
https://www.hpe.com/jp/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都江東区大島2丁目2番1号
電話番号
-
代表者名
望月 弘一
上場
未上場
資本金
10億円
設立
1999年07月