北海道白糠町の「ふるさと納税を起点としたまちづくり」を一冊に『ふるさと納税から始まるまちづくり』を自費出版
2026年9月18日(金)より全ページをWEBで無料公開、町内の学校・図書館等へ寄贈
株式会社イミュー(所在地:東京都品川区、代表:黒田 康平)は、北海道白糠町(しらぬかちょう)における、ふるさと納税を基軸としたまちづくりの取り組みをまとめた書籍『ふるさと納税から始まるまちづくり』を自費出版します。本書では、白糠町の棚野孝夫町長をはじめ、町内の生産者・事業者への取材を通じて、ふるさと納税を単なる寄付金の受け入れにとどめず、地域産業の振興や人材、教育、未来への投資につなげていく白糠町の取り組みを紹介しています。書籍は、2026年9月18日(金)より全ページをWEB上で無料公開するほか、白糠町内の学校、こども園、図書室等へ寄贈します。

■本書について ふるさと納税を「まちの未来への投資」に変える
北海道東部に位置する白糠町は、ふるさと納税を活用したまちづくりで全国的に知られる自治体の一つです。
2008年に194万円だったふるさと納税の寄付額は、2024年には約212億円に達しました。
全国からの寄付金をどのように地域へ還元し、地域産業の振興や次世代への投資につなげていくのか。
白糠町では、町役場と生産者・事業者が連携しながら、地域資源を活かした産品開発や産業振興、まちの未来を見据えた取り組みを進めています。
本書では、町内で実際にものづくりや一次産業に携わる生産者・事業者の声に光を当て、白糠町が取り組む「まちづくり」を描きます。
■書籍出版の背景 ジャーナリスト・山田稔氏の最後の仕事を、一冊の本に
本書は、ジャーナリストの山田稔氏と、イミュー代表取締役・黒田康平の共著です。
山田氏は、日刊ゲンダイ編集部長、広告局次長を経て独立。東洋経済オンラインやJBPressなどに、経済や地方活性化、山歩きなどをテーマとした記事を寄稿してきました。
2022年から北海道白糠町に通い、黒田と親交を深めながら、同町のまちづくりへの挑戦を取材してきました。
2025年夏には、白糠町のふるさと納税を起点としたまちづくりを一冊にまとめる企画が始動。棚野孝夫町長や町内の生産者・事業者への取材を改めて行いました。
山田氏は闘病しながら執筆を続けましたが、2026年1月に逝去。原稿の完成を見ることは叶いませんでした。
山田氏の生涯最後の仕事となった白糠町の取材を、未完のままにせず形にしたい、という黒田の強い想いから、本書を完成させ自費出版するにいたりました。
■「ふるさと納税」を、未来への投資へ
本書では、白糠町のふるさと納税について、次のように記しています。
「白糠町はふるさと納税という仕組みをテコに、奇跡の再起を果たす。2008年の寄付額はわずか194万円だったが、2024年には受入額約212億円となったのは前述の通りである。(中略)特筆すべきは、町役場(棚野町長ら)の強力なリーダーシップのもと、この莫大な財源を単なるバラマキにせず、「ふるさと納税マニフェスト」を掲げて未来へ投資している点である。(中略)この官民一体となった未来への投資が、今の白糠のふるさと納税運営に対するスタンスであり、白糠町内だけではない、日本全国の課題を見つめた取り組みにもなっている。」
(第二章 「白糠町ってどんな町」より)
ふるさと納税は、地域に寄付を集めるためだけの制度ではありません。
その財源を地域の産業や人、未来にどうつなげるのか。
本書では、白糠町の実践を通して、地方自治体における「ふるさと納税のその先」を考えます。
■『ふるさと納税から始まるまちづくり』目次
第一章 ふるさと納税に異変
第二章 白糠町ってどんな町
第三章 北海道白糠町が仕掛けるハイブリッド戦略
第四章 白糠町ふるさと納税の大躍進を支える生産者の声
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Umios 広洋株式会社 工藤さん
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東和食品株式会社 東さん
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白糠印刷株式会社 佐々木さん
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チーズ工房 白糠酪恵舎 井ノ口さん
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株式会社もりもりふぁ~む 成澤さん
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株式会社ジビエ 廣田さん
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有限会社茶路めん羊牧場 武藤さん
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竹花商店 お母さん
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木村漁業部 木村さん
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工房悠 石井さん
第五章 白糠町のみんなで関わるまちづくり
第六章 我々は良い祖先でいられるか
■著者紹介
山田稔(やまだ・みのる)|ジャーナリスト
日刊ゲンダイ編集部長、広告局次長を経て独立。編集工房レーヴ代表。
ジャーナリストとして東洋経済オンライン、JBPressなどに経済、地方活性化、山歩きなどの記事を寄稿。自身の持病を赤裸々に綴った闘病記も執筆。
主な著書に『酒と温泉を楽しむ「B級」山歩き』(知恵の森文庫)、『分煙社会のススメ。』(光文社)、『驚きの日本一が「ふるさと」にあった』(講談社)、『60歳からの山と温泉』(世界書院)など。
1960年生まれ。2026年1月、病のため逝去。享年65歳。
黒田康平(くろだ・こうへい)|株式会社イミュー 代表取締役
「地域に根を張り、日本を興す」をコンセプトに、地域の価値を再発見し、世界に届けることを使命として活動。
ふるさと納税による自治体支援や、地域資源のブランド化を軸とした産業創出をしながら、文化や環境と調和した持続可能な未来を、地域と共に築くことを目指している。
北海道白糠町に活動拠点として子会社「シラリカ」を設立、「北海道・白糠から100年続く経済のかたちをつくる」をミッションに地域と連携しながら気候変動による影響への一次産業の適応や地域経済の強化を実践している。
白糠漁業協同組合顧問。1989年生まれ。
■2026年10月1日よりWEBで全ページを無料公開
本書をできるだけ多くの方に届けるため、書籍の全ページをWEB上で公開いたします。
書籍「ふるさと納税から始まるまちづくり」
公開日:2026年9月18日(金)
自治体関係者、地域産業に携わる方、ふるさと納税に関心のある方、地方の未来やまちづくりについて考える方など、幅広い皆さまにご覧いただければ幸いです。
■白糠町内の学校・図書室等へ寄贈
本書は、白糠町の子どもたちや地域の方々にも読んでいただけるよう、町内の教育・公共施設等へ寄贈しました。
<寄贈先>
・北海道白糠高等学校
・久遠塾
・白糠学園
・庶路学園
・茶路小学校
・茶路中学校
・白糠こども園
・庶路こども園
・白糠立正保育園
・公民館図書室(改修中のため社会福祉センター内の臨時図書館に寄贈)
書籍の献本・購入についてのお問い合わせは、下記までご連絡をいただけますよう、お願いいたします。
株式会社イミュー お問い合わせ窓口
info@immue.co.jp
■取材にご協力いただいた白糠町の生産者・事業者の皆様










■株式会社イミュー 代表取締役 黒田康平のコメント
ひょんなことから、ジャーナリストの山田さんから、描きかけの原稿と音声データを貰い受け、引き継ぐ形で、執筆、編集、デザイン、装丁までを自分で行う羽目になってしまいました。人生は不思議です。取材時は山田さんのただのアテンド役だった私が、この書籍を形にすることは、自分にしかできない仕事だと一心不乱に取り組むこととなりました。
さて、私が東京と二拠点生活をしている北海道白糠町ですが、ふるさと納税で有名になった町と称されることが多くなってきました。シラリカいくらや、エンペラーサーモンなど、全国を代表する返礼品が多いのは紛れもない事実です。一方で、強い返礼品(商品)だけでなく、地域経済をしっかり動かしていこうという人の動き(連携)が本質的な白糠町の強さであると感じています。これを山田さんは白糠町のハイブリッド戦略と呼んでいました。山田さんのこういった目線や、一緒に取材を通じて体験したことが、この書籍にはふんだんに盛り込まれています。
いま、地域(のみならず都会もですが)に必要なのは、持続的な生産活動と、それを通じた地域経済の循環だと思っています。またそのプロセスとして、共通の目標を持つこと、その地域の人たちの協働が重要だと強く感じています。このことに気づけたのは、ふるさと納税を通じて、町内事業者が「白糠町のために」と、共鳴し始めているからです。ふるさと納税の是非が問われる昨今ですが、白糠町から良いまちづくり事例を創出し、より白糠町内外の動きが活発になることを願っています。その中で、私やイミューがこの地でできることをこれからも担っていきたいと思います。
書籍の制作過程でお世話になった全ての方に感謝申し上げるとともに、山田稔さんのご冥福をお祈りしています。
■株式会社イミュー概要
「地域に根を張り、日本を興す」をコンセプトに、地域資源のブランド化による産業創出を行っています。
2022年には、ふるさと納税の自治体向けに継続寄付可視化システム「ふるさとリピートマップ」(特許出願済 / 特願2022-144015)の提供を開始。また、北海道白糠町に拠点を構え、2023年に子会社「株式会社シラリカ」を設立。水産加工工場を建設し、「極寒ぶり®」や「本ししゃも」等の産品開発・加工製造を行う傍ら、ふるさと納税やまちのPRといった自治体支援を行い、一次産業の生産と販路、地域PRを掛け合わせたブランド化を推進。日本が誇る食ものづくり産業を世界に発信していくため、地域の社会課題に向き合いながら活動しています。2025年2月に、生産者や地域から選ぶふるさと納税を提言するインターローカルマガジン 『HERES』(https://heres-magazine.jp/)を創刊。
株式会社イミュー
所在地 :東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル 10階
代表者 :黒田 康平
設 立 :2021年4月
事業内容:パートナー事業 ( ふるさと納税などの自治体支援 ) 、地域ブランド開発事業、メディア事業
従業員数:63名(役員3名(子会社役員含む )、業務委託・パート 60名)
URL :https://immue.co.jp/
公式note:https://note.com/immue_inc
株式会社シラリカ(株式会社イミュー100%出資子会社)
所在地 :北海道白糠町庶路2丁目4-31
設 立 :2023年9月
事業内容:前浜の水産資源の加工製造及び販売 / 白糠町内の資源活用による商品開発
従業員数:13名(役員3名、社員・パート10名)
公式note:https://note.com/shirarika_inc
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