エンタープライズ生成AIソフトウェアを提供するカサナレ、金融イノベーションの取り組みを表彰する「JFIA 2025」においてスタートアップカテゴリを受賞
三菱UFJ信託銀行における「問い合わせ対応の業務プロセス改善」の取り組みが受賞
カサナレ株式会社(本社:東京都、代表取締役CEO:安田喬一、以下「カサナレ」)は、このたび「Japan Financial Innovation Award 2025(JFIA 2025)」において、スタートアップカテゴリの受賞企業として選出されました。
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JFIA 2025について
「Japan Financial Innovation Award 2025(JFIA 2025)」(https://jfia.tokyo/2025-jp/)は、金融分野における情報通信技術を活用した先進的な取り組みを表彰するアワードです。金融業界内でのベストプラクティスの共有や、オープンイノベーションの促進を目的とし、スタートアップ、金融機関、コラボレーションの3つのカテゴリで優れた取り組みが評価されます。2024年中にプレスリリースされた金融関連のイノベーション案件を300件程度抽出し、先進性・成長性・金融業界変革の可能性といった観点から決定しています。
■JFIA 2025表彰式
JFIA 2025表彰式にて大賞及びカテゴリ毎の優秀賞の発表が行われます。
会場は関係者のみですが、オンライン視聴も可能です。
開催日時: 3 月 3日(月)17:30 - 20:00(予定)
開催場所:OCA TOKYO(〒100-0005 東京都千代田区丸の内一丁目三番四号)
審 査 員:一般社団法人 金融革新同友会 FINOVATORS
FINOLAB CHANNEL:https://www.youtube.com/finolabchannel
株式会社FINOLAB様プレスリリース: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000049702.html
受賞案件について
カサナレは、三菱UFJ信託銀行株式会社(以下「三菱UFJ信託銀行」)との共同検証を実施し、三菱UFJ信託銀行で使用されるシステムの仕様書や業務マニュアルを生成AIに読み込ませることで、専門部署への問い合わせ対応を一部自動化し、対応時間の削減を実現しました。
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検証プロジェクトでの結果を受けて2024年4月から正式な業務利用がスタートし、担当部署の対応時間を50%削減しました。このユースケースを他の社内領域に広げていくことで、年間数十万時間以上の効率化が見込まれています。
カサナレは、以下の取り組みを行いました。
三菱UFJ信託専用のRAGアルゴリズムを開発
専門的な金融知識、業務知識が求められる問い合わせ対応に対して、システムの仕様書や業務マニュアル、FAQを生成AIに読み込ませ、行内での問い合わせ対応を自動化。
PoCでは90%以上の正答率を達成
本技術を活用することで高度な金融知識が必要とされる問い合わせにも正確に対応できることを確認。2024年4月から業務利用を開始。
担当部署の工数を50%削減
行内には問い合わせ対応が多くあり、他の領域に広げていくことができれば年間数十万時間以上の効率化が見込める。
詳細はプレスリリースをご覧ください。
「Kasanare(カサナレ)」について
Kasanareは、企業の業務をAIで効率化・自動化するエンタープライズ生成AIソフトウェアです。
企業データを学習し、「問い合わせ対応の自動化」「定型文書の作成」「社内ナレッジの検索補助」などの反復業務を自動化。さらに、データ修正や管理の手間を最大90%削減し、運用負担を軽減します。
独自技術「テクノロジーピース®」により、セキュリティ強化、多言語対応、データ最適化など、必要な要素を自在に組み合わせ、要件に合わせたカスタマイズが可能。RAGやAIエージェントも標準搭載し、企業の成長を支えるAI基盤を提供します。
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社名:カサナレ株式会社
設立:2022年8月
住所:東京都渋谷区道玄坂1丁目12−1 渋谷マークシティWEST棟 22F
事業内容:Generative AIを用いた業務特化型クラウドサービスの開発
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