CONOC、建設業クラウドを「AIが業務を担うプラットフォーム」へ進化
「入力ゼロ、確認だけ」で建設業務が回るAIエージェントの実現へ

建設業のDXを推進し、AI活用による業務変革(AX:AIトランスフォーメーション)を支援する株式会社CONOC(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山口 一、以下:CONOC)は、建設業向けクラウドサービス「CONOC建設業クラウド」のプロダクト進化構想として、従来のSaaS(Software as a Service)から、AI on SaaS、そしてAaaS(Agent as a Service)へと進化する3段階ロードマップを発表いたします。
本構想では、見積・原価管理・工程管理・日報・請求など建設業務の幅広い領域にわたるAIエージェントを順次開発・実装し、「入力ゼロ、確認だけ」で建設業務が回る世界を目指します。
すでにAI見積機能をリリース済みであり、導入777社の実績を基盤に、パソコンが苦手な方でも、まだ紙やExcelで業務を行っている会社でも、すぐに成果が出る「誰でもAIが使える建設クラウド」へと進化を続けてまいります。
建設業クラウド:https://conoc-dx.co.jp/lp/conocLP/
◾️背景
建設業界は市場規模52兆円を誇る日本の基幹産業でありながら、深刻な構造課題を抱えています。
就業者の高齢化は他産業よりも高く、さらに2024年問題(時間外労働の上限規制)への対応も迫られており、労働人口の確保と生産性向上が大きな経営課題となっています。
一方で建設業のDX導入率は20.7%(※1)、AI活用率は9.4%(※2)にとどまり、特に従業員10名以下の中小建設会社ではデジタルツール未導入が依然として多い状況です。
CONOCはこれまで、見積・原価・請求・工程を一元管理するクラウドサービスとして777社に導入され、建設業のDX推進を支援してきました。
しかし現場の声を聞く中で、2つの課題が明らかになりました。
・デジタル化しても、入力や判断は依然として人間が行う必要がある
・各社ごとの業務に合わせた機能要望に開発が追いつかない
そこでCONOCは、こうした課題を根本から解決するため、AIエージェントが業務を担う新しいプラットフォーム構想を発表しました。
※1:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「DX白書」図2-6より。建設業におけるDXを実施している割合として、「全社戦略として実施」「部門単位で実施」「実証・実験中」の割合を合算し算出。
https://www.ipa.go.jp/publish/wp-dx/gmcbt8000000botk-att/000108043.pdf
※2:帝国データバンク「生成AIの活用状況調査」(2024年8月)
◾️プロダクト進化構想:SaaS → AI on SaaS → AaaS
CONOCは、建設業クラウドを以下の3段階で進化させていきます。
AIが日報を作成し、見積を生成し、原価を24時間監視し、経営ダッシュボードを更新します。パソコンが得意でなくても、導入したその日から成果が出る環境を実現します。
第1段階:SaaS
見積・請求・原価・工程管理をクラウドで一元化。現在777社に導入されている基盤です。
第2段階:AI on SaaS
AIが入力や転記、単価提案を支援。AI見積OCRにより見積作成時間を3〜4時間から20分以下に短縮。
第3段階:AaaS
AIエージェントが日報・見積・原価管理などの業務を担う「入力ゼロ、確認だけ」の世界を実現します。

◾️期待される効果(一部抜粋)
見積業務の大幅な効率化
AI見積機能により、従来3〜4時間かかっていた見積作成を20分以下に短縮。
定型業務の最大80%削減
AIによる自動解析・提案により、見積・日報・工程作成などの手作業を削減。
経営判断の高度化
原価監視と赤字工事の早期検知により、データに基づく経営判断を実現。
技術継承のデジタル化
熟練職人の経験や勘をAIに蓄積し、ナレッジとして次世代へ継承。
◾️AIエージェント構想
中小建設会社の経営に直結する領域を中心に、2026年度内に16以上のAIエージェントの投入を予定しています。 現在開発中の主なAIエージェントは以下の通りです。
・セキサンAI(積算エージェント)
建設業の受注を左右する積算・見積業務をAIが支援します。
過去の実績データや資材単価をAIが学習し、30秒で概算金額を提示、3分で積算書のドラフトを生成します。
概算 → 詳細 → 最終見積のフローを効率化し、従来数日かかる場合もあった見積作成業務を大幅に短縮します。
さらに見積内容をAIが自動スコアリングし、単価や項目漏れをチェックすることで、経験の浅い担当者でもベテランと同等の精度で見積を作成できます。
・ニッポウAI(日報エージェント)
現場監督や職人が毎日30〜60分かけて入力していた日報を、AIが自動作成します。
LINEで話しかける、または現場写真を送るだけで、工事内容・進捗・人員配置・天候などを構造化した日報を生成します。
専用アプリのインストールは不要でLINE上で完結します。
日報提出率は30〜50%から90%以上へ向上し、日報データは工程管理や原価管理にも自動反映されます。
・デヅラAI(出面・労務費管理エージェント)
建設工事の原価の50〜70%を占める労務費をリアルタイムで可視化します。
勤怠打刻データを「人工(にんく)」に自動変換し、どの現場に何人入っているか、予算内に収まっているかを即時把握できます。
Excelの出面表をアップロードするだけで、AIが自社の職種ランクや単価体系を学習し、予実管理や36協定の監視も自動化します。 元請1社の導入により、平均5社の協力会社へ利用が波及します。

◾️今後の展開
今後は、原価管理、工程管理、勤怠、安全書類、請求、経営判断など、建設業務の幅広い領域でAIエージェントの開発を進めていきます。
各AIエージェントと「CONOC建設業クラウド」がデータ連携することで、見積 → 工程 → 日報 → 原価 → 請求までの建設業務を一気通貫で管理できるプラットフォームを構築します。
詳細は、各AIエージェントのリリース時に順次発表していく予定です。
◾️代表取締役 山口コメント

私はもともと建設業界の職人でした。現場で目の当たりにしたのは、「どんぶり勘定による経営悪化」や「属人化した業務で回る毎日」という現実です。CONOC建設業クラウドを通じて、多くの建設会社の業務をデジタル化してきましたが、現場からは「便利になったが、入力も判断も自分」という声を聞き続けてきました。
だからこそ私たちは、使うだけのソフトウェアから、共に働き、やがて代わりに働くAIへ進化させます。
建設業に「デジタル社員」「社長の右腕AI」の時代を届けること。それがCONOCの新たな使命です。
◾️CONOC建設業クラウドについて
工務店の現場目線から生まれた「CONOC建設業クラウド」は、AIを搭載した建設業向け業務管理ツールです。

見積書・請求書の作成、売上や原価の可視化、工程管理などを一元化し、業務のデジタル化(DX)を推進。さらに、経験や技術のナレッジ共有を支援することで、AI活用による業務変革(AX:AIトランスフォーメーション)を見据えた基盤づくりに貢献します。
◾️株式会社CONOCについて
長年建設業に従事してきたCONOCは、2021年6月、創業から目指している建設業界のDX化に向けたCon-tech事業を展開していくことを決意。「建設業界の常識を、ひっくり返す。」というコーポレートステートメントを策定し、Construction(建設)の頭文字である「CON」と、ひっくり返した「NOC」を組み合わせた「CONOC(コノック)」という社名に変更しCon-tech事業を展開しています。
所在地:東京都多摩市山王下1丁目12−12 福満ビル2F
設立日:2010年3月(創業2004年1月)
代表者:代表取締役 山口 一
事業内容:Con-tech事業
◾️本リリースに関する問い合わせ
メールアドレス:info@conoc.jp
広報担当者 :本田
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