mui Lab、米DSR Corporationとの業務提携契約を締結。通信規格を問わないスマートホームのためのオープンプラットフォームの開発を強化し、「くらしのOS」として国内市場向けに提供開始

mui Lab株式会社(京都府京都市、代表取締役社長 大木 和典、以下「mui Lab」)は、IoTソフトウェア開発のグローバルリーダーである米国DSR Corporation(米国コロラド州デンバー、Founder & CEO Anatoli Pechkov 以下「DSR」)と業務提携契約を締結しました。通信規格を問わないスマートホームのためのオープンプラットフォームの共同開発・事業化を進め、国内の住宅・エネルギー・設備メーカーなど事業者に向けたサービス「くらしのOS」として提供していきます。
両社の強みをかけ合わせた共同開発
mui Labはこれまで国内ハウスメーカーやエネルギー事業者との提携のもと、生活者視点に立った体験設計力を活かし、スマートホーム向けのソリューションを提供してまいりました。
一方でDSRは組み込みやIoTソフトウェア業界のグローバルリーダーであり、Matterの策定・開発機関であるConnectivity Standards Alliance(CSA)の前身にあたるZigbee Allianceの時代から規格策定に携わるなど、スマートホーム領域における通信技術に深く精通しています。
2023年には、mui Labが自社で開発したスマートホーム機器間のスムーズな接続を提供するプラットフォームが、業界標準規格「Matter」のソフトウェア認証を国内で初めて取得しました。
その後、Matterの商用展開が国際的に進み、日本でも普及が拡大する中で、この度両社は新たに業務提携契約を締結。同プラットフォームの機能を拡張し、これまで互換性のなかった「Matter」と国内で普及している通信規格「ECHONET Lite」を横断するプラットフォームの開発を推進します。DSRはMatter実装の開発・保守を担当し、mui Labは事業展開に向けたプロジェクト推進やサービス設計を主導します。
本プラットフォームは最新の「Matter1.5」に準拠し、照明、スマートロックなどのほか、今後1.5以降で強化されているエネルギーマネージメントや、カーテン・電動シャッターなどの開閉デバイスといった最新機器にも幅広く対応予定です。今後、Matter認証の取得も予定しています。
「くらしのOS」としてのサービス展開へ
両社は、今後本プラットフォームを事業者向けのサービス「くらしのOS」として提供していきます。
「くらしのOS」は、Matter・ECHONET Lite・WebAPIを横断して、国内外の住宅設備からスマートホームデバイスまで統合制御できるオープンプラットフォームです。 事業者は、本プラットフォームを軸にデータを利活用しながら、自社のサービスやアプリケーションを容易に統合し自社ブランドとしてエンドユーザーに提供することが可能です。他社プラットフォームにはない柔軟でオープンな提供形態により、IoT×エネルギー×住宅管理を横断した「くらし全体」を一つのサービス基盤として運用できます。

この度の協業を通して、住宅・エネルギー・設備メーカーなどの事業者との連携を一層拡大し、業界横断型のオープンなエコシステムを構築することで、日本市場におけるスマートホームの高度化と持続的な発展に貢献してまいります。
mui Lab CEO 大木和典コメント
DSRとmui Labの提携は、MatterとECHONET Liteの双方に精通した技術力を結集する、グローバルに類を見ないパートナーシップです。日本の住環境から生まれた技術思想と、世界標準のプロトコルを橋渡しすることで、日本企業のMatter対応を加速するだけでなく、"Japan Standard"として世界のスマートホーム市場に再び存在感を示す道を切り拓いてまいります。
DSR Founder & CEO Anatoli Pechkov氏コメント
DSRは四半世紀にわたり、日本市場において8000万件以上のライセンス販売実績を誇る、信頼される縁の下の力持ちとして、無線通信、IoT、セキュリティ分野におけるシステムを支える基盤ソフトウェアの構築に貢献してきました。長年のCSAメンバーとして、ZigbeeやMatterといった技術の発展にも積極的に取り組んでいます。
mui Labとのパートナーシップは、Matter技術の発展と、ECHONET Liteとの橋渡しをしながらシステムとデバイスをシームレスに接続し、特定のプロトコルに依存しないオープンプラットフォームを日本全国で推進するというDSRの使命をさらに推進するものです。
共に、日本のスマートテクノロジー・エコシステムにおいて、より接続性と相互運用性の高いシステムによる未来を築けることを楽しみにしています。
CSA Alliance Member Meeting in 横浜でデモ公開
本プラットフォームは、3/16(月)-3/19(木)に横浜で開催されるCSA Member MeetingのDSRブースにて、実機デモを交えて公開予定です。世界的なMatterの潮流の最前線を日本で体感する機会として、アライアンス加盟企業である住宅・設備・エネルギーなどの事業者様に、ぜひご体験いただければと考えています。
なお、上記デモは「CSA加盟企業のみ」を対象としたものですが、mui Labのショールーム(京都オフィス・東京青山オフィス)でも体験の機会をご用意しています。ご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
会社概要
【mui Lab株式会社】
人のくらしに寄り添うデザインと新たな体験を届ける「やさしいテクノロジーの専門家」です。京都発の美意識と先端技術を融合したソフトウェアとハードウェアを提供しています。コンセプトからものづくりまで、トータルに創り上げるデザインエンジニアリングを強みとしています。「muiボード」が2025年度グッドデザイン賞受賞。また、2025年度の東洋経済新報社「すごいベンチャー100」に選出。

所在地:京都府京都市中京区夷川通柳馬場東入俵屋町295-1
代表者:代表取締役社長CEO 大木和典
設立:2017年10月
ホームページ:https://muilab.com/ja/
【DSR Corporation】
コロラド州デンバーに本社を置き、日本に子会社を持つDSRコーポレーションは、2001年の創業以来、無線由来の技術に特化したソフトウェア開発会社です。エンドツーエンドのIoTパートナーとして、DSRは無線通信、組み込みソフトウェア、アプリケーションレイヤー、クラウドバックエンド、エッジアプリケーション、ユーザーアプリ、セキュリティ、技術コンサルティングなど、幅広いソリューションを提供し、Zigbee、Thread、Wi-Fi、Bluetooth、Matter、Aliro、ECHONET Lite、DECT NR+など、幅広いプロトコルをサポートしています。ハードウェアからユーザーアプリまで、包括的な製品開発に強みを持ち、オープンスタンダードの推進と、様々なビジネスモデルに合わせた柔軟で特定技術に依存しない開発を推進しています。DSRの豊富な経験と品質への取り組みは、日本でも高く評価されています。詳細については、DSR IoT、DSRコーポレーション、およびDSRアジアをご覧ください。
所在地:1536 Cole Blvd, Ste. 325 Golden, CO 80401 USA
Founder & CEO: Anatoli Pechkov
設立:1998年
ホームページ: https://dsr-iot.com | https://jp.dsr-corporation.com
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
