【mederi調査】83％以上のユーザーが自分の「妊孕力」を知りたいと回答。メデリ、妊孕力・AMHに関する意識調査を公開

一方で、AMH（アンチミューラリアンホルモン）の認知度は3.8％と低い結果に。

mederi株式会社

2023年11月7日 09時00分

オンラインピル診療サービス「mederi Pill（メデリピル）」を展開するmederi株式会社（東京都目黒区、代表取締役：坂梨亜里咲、以下当社）は、メデリピルのユーザー370名へ、妊孕力・AMHに関する意識調査を公開いたしました。

調査概要

調査テーマ　：妊孕力・AMHに関する意識調査

対象人数　　：N=370人

調査対象　　：25～35歳のメデリピルユーザー

調査期間　　：2023年10月24日～10月26日

調査方法　　：アンケートフォームを用いたインターネット調査

※本リリースの調査結果をご利用いただく際は、必ず【mederi調べ】とご明記ください。

83％以上の女性ユーザーが自分の「妊孕力」を知りたい一方で、AMHの認知度は3.8％

本調査は、25～35歳のメデリピルユーザーを対象に実施しました。
「自分の妊孕力（妊娠する力のこと）について不安を感じたことはありますか？」という項目では、「感じる時がある（41.6％）」「常に不安を感じている（6.5％）」と回答した方が合わせて約48％と半数近くを占めました。妊孕力を意識した年齢に関しては、1位「20代後半（41.6%）」、2位「20代前半（35.9%）」と20代が上位に。「自分の妊孕力を知りたいと思いますか？」という項目では、「できたら知りたい（61.6%）」「非常に知りたい（21.6%）」と回答した方が合わせて8割以上を占めるなど、多くの女性が自身の妊孕力に関心を持っていることがわかります。知りたいと思わない理由としては、「妊娠したくない、子供を産むつもりがない」「パートナーと話し合って子供をもたないという選択をしたため」など、ご自身の意思で妊娠を望まないという選択をしたという回答が多く見られました。

卵子は年齢とともに減少し、生理が終わる閉経時にはゼロに近づいてしまいます。ご自身の卵巣内にどれぐらい卵子の数が残っているかを測る指標になる「AMH（アンチミューラリアンホルモン）」については、「知っている（3.8％）」が4％満たない低い結果になりました。「AMH検査を受けてみたいと思いますか？」という項目では、「興味はあるが検討する（66.2％）」と回答した方が大多数を占め、AMHに関する情報不足が検査受診に影響を与えていると考えられます。

本調査の結果から、20代前半から「AMH」に関する正しい知識や検査方法を知っておくことで、ご自身の妊孕力を早めに把握することができ、結果的に妊娠・出産に対する不安の解消や将来のライフプランの実現に繋がると考察します。

データ詳細

「自分の妊孕力（妊娠する力のこと）について不安を感じたことはありますか？」という項目について、「感じる時がある（41.6％）」「常に不安を感じている（6.5％）」と回答した方が合わせて約48％と半数近くを占める。

妊孕力を意識した年齢は、1位「20代後半（41.6%）」、2位「20代前半（35.9%）」と20代が上位に。

「自分の妊孕力を知りたいと思いますか？」という項目について、「できたら知りたい（61.6%）」「非常に知りたい（21.6%）」と回答した方が合わせて8割以上。

「AMH（アンチミューラリアンホルモン）」の認知度については、「知っている（3.8％）」と低い結果。

「AMH検査を受けてみたいと思いますか？」という項目について、「興味はあるが検討する（66.2％）」と回答した方が大多数。

家族や友人、パートナーと妊娠を含めたライフプランについて、「時々話す（47.6％）」「日常的に話す（5.9％）」が合わせて53.5％と、半数以上は話した経験がある。

AMH（アンチミューラリアンホルモン）とは

卵巣内にどれぐらい卵子の数が残っているかを測る指標にAMHというホルモン。発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンで、産婦人科での血液検査にて計測することが可能です。年齢を重ねると健康的な卵子が排卵される可能性が下がるため、妊娠率も低下し、染色体異常の卵子の割合は、年齢が高くなるにつれ増えていきます。その気になればいつでも妊娠できるというわけではないため、卵子の質を落とさないように生活習慣を整えていくことが必要になります。