佐賀銀行様がキャッシュレス決済システム「iRITSpay」を採用

琉球銀行様との包括加盟店契約締結でシステム共同利用、地域のキャッシュレス化を支援

株式会社アイティフォー

2024年9月26日 09時00分

株式会社アイティフォー（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：佐藤恒徳）は、株式会社佐賀銀行（本店：佐賀県佐賀市、取締役頭取：坂井秀明）様が2024年10月1日より展開する「さぎんキャッシュレス加盟店サービス」において、当社のキャッシュレス決済プラットフォームである決済システム「iRITSpay（アイリッツペイ）」ならびにマルチ決済端末「iRITSpay決済ターミナル」が採用されたことを本日発表します。今回佐賀銀行様は、株式会社琉球銀行（本店：沖縄県那覇市、頭取：島袋健）様と「包括加盟店契約」を締結し、同行の加盟店業務システムを共同利用することで決済端末の提供を実現し、地域におけるキャッシュレス化を促進されます。

◆導入の背景

　昨今の低金利時代において、金融機関では預金や融資といった従来型の収益モデルから脱却し、地域のキャッシュレス決済促進により収益拡大を目指す新たな事業に取り組む動きが強まっています。佐賀銀行様もこのような潮流に対応し、2024年10月より、地域のキャッシュレス決済を総合的にサポートする「さぎんキャッシュレス加盟店サービス」を開始します。今回の「iRITSpay」の採用は、端末の機能に加え、既に複数の地方銀行様に採用されている実績が評価されたものです。

◆導入概要

佐賀銀行様は、1台でクレジット、電子マネー、各種コード決済の利用が可能なマルチ決済端末「iRITSpay決済ターミナル」を採用しました。これにより、幅広い決済手段が端末1台で可能となり利用者の利便性向上や加盟店の事務負担軽減が図れるほか、地域のキャッシュレス化促進につながります。「さぎんキャッシュレス加盟店サービス」では、入金サイクルが「毎日締め」や「月 6 回締め」など複数パターンあり、資金繰りや経理負担軽減のニーズに合わせた選択が可能です。

当社は、加盟店向け決済端末の出荷業務、ならびに決済端末関連の加盟店向けコールセンター業務（平日17時～23時、土日祝9時～23時）を代行します。

◆マルチ決済端末「iRITSpay決済ターミナル」とは

1台で多種多様な決済の利用が可能なマルチ決済端末で、地域金融機関への導入が進んでいます。また、導入後に新たな決済ブランドやサービスを追加する場合、決済センターから設定をダウンロードすることで容易に機能追加が可能なため、都度端末を交換するといった手間がかかりません。

導入にあたっては携帯電話やスマートフォンなどで使われるSIMカードを活用することにより、新規のネットワーク環境の構築が不要となり、端末設置も容易です。

◆期待される効果

「iRITSpay」は、端末1台でクレジットカード、デビットカード、電子マネー、コード決済、タッチ決済など幅広い決済手段に対応しており、利用者の利便性が向上します。一方加盟店は、選べる入金サイクルにより資金繰りの改善を図れます。さらに、現金の取り扱いが少なくなることや取り扱いブランドの追加などの各種変更手続きをWeb上で行うことができることにより、事務負担の軽減も見込めます。

当社は長年金融機関向けに各種ソリューションを提供してきたノウハウに加え、小売業向けにPOSシステムを開発・販売してきた強みを活かし、2017年よりキャッシュレス決済プラットフォームの構築・展開に取り組んできました。

当社は引き続き、佐賀銀行様のサービス展開ならびに国内のキャッシュレス化推進に尽力してまいります。

◆アイティフォーについて

アイティフォーは、1972年の創業以来、地域のお客様を中心にITソリューションをご提供してきました。1983年に日本で初めて開発した「延滞債権管理システム（オートコールシステム）」をはじめ、自治体向けサービスやキャッシュレス決済、セキュリティなどさまざまな分野のソリューションで地方DX、さらには地方創生に貢献しています。お客様だけでなくその先にいる社会の人々のニーズに「寄り添うチカラ」で応えるべく、これまで蓄積してきた技術やノウハウに加え、イノベーションによる新たな価値をご提供します。