MiLCAの販売代理店として協業を開始
~10月中旬より新クラウド版LCAソフトウェア「MiLCA(みるか)」の販売開始~
一般社団法人サステナブル経営推進機構(所在地:東京都千代田区、代表理事:壁谷武久、以下「SuMPO(さんぽ)」)は、株式会社LCAエキスパートセンター(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:壁谷武久、以下「LEC(れっく)」)と、新クラウド版LCAソフトウェア「MiLCA(みるか)」の拡販にむけて、販売代理店として協業していくこととなりました。SuMPOは、クラウド版「MiLCA」の販売に加え、MiLCAを活用した各種サービスをご提供いたします。
■販売代理店としての協業の背景
環境情報の見える化や、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが国際規模で急がれる中、国内でのLCA(ライフサイクルアセスメント)*¹の需要はますます高まっています。両社は、約30年にわたるLCA支援実績と高度なLCAエキスパートの知見を活かし、お客様にLCAソフトウェアMiLCAをご提供することで、サプライチェーン全体の環境負荷低減に貢献したいと考えています。SuMPOとLECが販売代理店として連携していくことでこれまで事業連携してきたLCAコンサルティング事業の更なる発展とお客様満足度の向上が見込まれます。
■SuMPOでMiLCAを購入するメリット
1. 円滑なEPD*²の申請
SuMPOは、日本で唯一のEPD運営機関として20年以上活動してきました。SuMPOが運営する環境ラベルプログラム「SuMPO EPD」では、EPD検証用データの作成が必要となりますが、SuMPOからMiLCAを購入することで、EPDの申請手続きが速やかに実施でき、円滑なサポートが受けられます。
2. SuMPOの各種LCAコンサルティングサービスを活用
SuMPOでは、MiLCAで得られたLCAの結果の効果的な活用方法や、LCA実務者を養成する各種サービスを提供しています。これらを活用することで、LCA結果の適切な公表や、LCAを活用したデータドリブンな製品設計につなげ、事業者のサステナブル経営の実現を支援します。
3. 幅広いLCA知識を持ったエキスパートによる手厚いサポート
これまでLECとLCAコンサルティング事業で協業してきた知見を活かし、データの詳細や基本的な使用方法等について迅速にサポートいたします。定期的にMiLCAの基本的な操作に関するセミナー等も開催いたします。
<クラウド版MiLCA概要>
■クラウド版MiLCAの特長
・多様なデータベースとの連携
最新版であるAIST-IDEA Ver.3.4に加え、今後はecoinvent(欧州)など複数のデータベースを段階的に導入し、国内外の多様なニーズに対応します。
・直感的な操作性
直感的で使いやすいGUI*³の導入により、LCA初心者から経験者まで、誰でも簡単に本格的なLCA算定が可能です。
・大幅な機能強化
従来のスタンドアロン型に比べ、算定速度の大幅な向上や他システムとのデータ連携機能の強化も実現します。
・高度な分析機能
環境影響の要因分析など、高度な分析機能を搭載し、より深い洞察を得ることができます。
・サプライチェーン全体の可視化
サプライチェーン全体を可視化し、環境負荷のホットスポットを特定することで、効果的な改善策を導き出し、お客様のデータドリブンなモノづくりや持続可能な経営の推進をサポート。
SuMPOとLECは、MiLCAの提供を通じて、今後も高度なLCAコンサルティングサービスの提供や企業のサステナブル経営の支援をいたします。
■注釈
LCA*¹: Life Cycle Assessment(ライフサイクルアセスメント)の略。製品やサービスのライフサイクル全体(資源採掘、製造、流通、使用、廃棄・リサイクル)における潜在的な環境影響を定量的に評価する手法。
EPD*²:国際規格ISO14025に準拠し、世界各国の専門機関がEPDプログラムを運営・管理するもので、日本では、SuMPOが唯一のEPD 運営機関「SuMPO EPD」として20年以上活動しています。
GUI*³:Graphical User Interface(グラフィカルユーザインターフェース)の略。アイコンやボタンなどを用いて直感的にわかりやすくコンピューターに指令を出せるようにしたユーザーインターフェース。
【お問い合わせ先】
一般社団法人サステナブル経営推進機構
LCA社会実装事業部
Mail: info@sumpo.or.jp
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