児童養護施設の子どもたちの「さみしい年末」を「笑顔の年末」に～“ともに過ごす時間”を届けるチャリティイベント『笑うお食事会』を開催～

寄付ではなく“共に過ごす”支援。福島発、思いやりの循環をつくる年末チャリティイベント『笑うお食事会』を12月29日に開催。

特定非営利活動法人チームふくしま

2025年12月12日 08時24分

NPO法人チームふくしま（福島県福島市　理事長：半田真仁）では、防災事業と次世代事業の二本柱で活動させていただいています。ひまわりを通じた復興支援事業「福島ひまわり里親プロジェクト」と、「お互いさまチケット」の普及事業や無人福祉型子ども食堂「コミュニティフリッジひまわり」を通じてお互いさまで溢れた街の実現を目指す「お互いさまの街ふくしま」の事業を行わせていただいています。震災前より児童養護施設への支援活動を継続して実施させていただいております。

東日本大震災をきっかけに全国、世界中の皆様よりご支援、応援をいただくとともに「困った時はお互いさま」の精神を教えていただきました。福島でお互いさまチケット100ヶ所導入する事でお互いさまの街ふくしま事例モデルにさせていただきます。だからこそ、福島県から全国の応援いただいた皆様へそのモデルを恩返しし、地域の次世代へ恩送りするべくお互いさまの街ふくしまの活動を行わせていただいています。

その原点には、相互支援や震災以前から継続してきた児童養護施設への支援活動があります。

2008 年より毎年、年末チャリティイベント「笑うお食事会」を開催しております。

児童養護施設には、年末年始に帰りたくても帰れない子どもたちがいらっしゃいます。クリスマスがすんだら短期間、自宅や親類の元へ帰宅する子どもが半数いらっしゃる中、帰る場所がないために施設で年を越す子どもたちが少なくないそうです。以前は、両親が他界された方が多かったそうですが、現在ではネグレクトや虐待がほとんどだそうです。そのために施設の友達も帰宅し、ボランティアのみなさんもご家族と過ごされる年末年始が一番寂しい時期だそうです。

そこで、何か大人としてできることはないだろうかと考え、ただ、募金するだけではなく、大人と子どもが共に学び、共に成長する。そんなきっかけになり、子どもたちに笑いと感動を提供できるチャリティイベント「笑うお食事会」を企画いたしました。

これまで、笑うお食事会をきっかけに、養子縁組や就職、子どもや施設理解等へ繋げさせていただきました。

つきましては、業務ご多端の折恐縮に存じますが、どうか、私たちの趣旨に賛同いただき、本事業の広報活動に特段のご高配を賜りますようお願い申し上げます。