【親に遺言書を作って欲しい?】回答者300人アンケート調査

親に遺言書を作っておいてほしい?

株式会社AZWAY

親の相続300人調査:相続でもめた話を身近で見聞きした人は46.7%(140人)、遺言書作成を望む理由は「トラブル予防」65.8%(127人)と「手続き負担の軽減」54.9%(106人)が上位

株式会社AZWAY(本社:東京都新宿区、代表取締役:井口 梓美)は、親の相続・遺言に関する意識調査(300人)を実施しました。

相続は、金額の大小にかかわらず家族関係や手続きに影響を及ぼす可能性がある一方で、「縁起でもない」「切り出しにくい」と感じられやすいテーマでもあります。


そのような中、本調査では相続トラブルを当事者として経験、または身近で見聞きした人が46.7%にのぼりました。


また、親に遺言書を作ってほしいと考える人は64.3%となり、事前の備えに対する関心の高さがうかがえます。

調査概要: 親の相続に関するアンケート
調査対象: 20代〜60代以上男女
調査期間: 2026年1月5日〜2026年1月15日
調査方法: インターネット調査
回答者数: 300人
※割合は小数1位で四捨五入
※複数回答の設問は、合計が100%になりません

回答者属性

性別

女性64.7%(194人)、男性33.3%(100人)、回答しないが2.0%(6人)

年代

20代が22.3%(67人)、30代が29.3%(88人)40代が27.3%(82人)、50代が13.7%(41人)、60代以上が7.3%(22人)

親(実親)の状況:

両親とも存命が66.0%(198人)、母のみ存命が22.7%(68人)、両親とも他界が6.7%(20人)、父のみ存命が4.0%(12人)、分からない/答えたくないが0.7%(2人)

親が存命の回答が多い一方、すでに相続を経験している層(両親とも他界)も一定数いるため、「備えの話」と「経験からの学び」が同じ調査内に共存している点が特徴です。

調査結果サマリー

・相続トラブルを『当事者として経験/身近で見聞き』した人は46.7%(140人)

・親に遺言書を作ってほしいは64.3%(193人)

・親の遺言書が「ない」と把握している人は51.7%(155人)、「分からない」は38.0%(114人) ・親と相続・遺言について「軽く触れたことはある」37.7%(113人)。一方「話したいが切り出せていない」21.3%(64人)

・遺言書を望む理由は「トラブル予防」65.8%(127人)、「手続き負担の軽減」54.9%(106人)が上位

・遺言書を作らない理由(該当者回答)では「まだ元気で必要性を感じていない」33.1%(46人)が最多

【結果1】相続トラブルは「身近な出来事」――経験・見聞きした人は46.7%(140人)

親族・身近な人の「相続で揉めた(揉めそうになった)」経験を見聞きしたことがあるかを聞いたところ、以下のような結果となりました。

・身近で揉めたのを見聞きした(親族・友人など) 38.0%(114人)

・ニュース等で見た程度で、身近にはない 33.3%(100人)

・ない 18.7%(56人)

・実際に当事者として経験した 8.7%(26人)

・分からない 1.3%(4人)

当事者経験8.7%(26人)に加えて、身近で見聞きした38.0%(114人)が目立ち、全体の約半数近くが相続トラブルが「遠いニュース」ではなく「現実に起こり得る出来事」として認識されていることが分かります。

【結果2】親に遺言書を作ってほしい人は64.3%(193人)

「親に遺言書を作ってほしい」と思うかについて聞きました。

・どちらかといえば思う 39.3%(118人)

・強く思う 25.0%(75人)

・思わない 13.3%(40人)

・どちらともいえない 13.0%(39人)

・判断できない 4.7%(14人)

・どちらかといえば思わない 4.7%(14人)

「作ってほしい(強く思う/どちらかといえば思う)」が64.3%(193人)と多数派でした。

相続は金額の大小に関わらず、手続きや感情面の負担が生じやすいテーマであることが背景にあると考えられます。

【結果3】親の遺言書が「ない」51.7%(155人)、「分からない」38.0%(114人)

親の遺言書の有無について、把握状況を聞いたところ、以下のような結果となりました。

・ない 51.7%(155人)

・分からない(聞いたことがない/把握していない) 38.0%(114人)

・ある(自筆証書遺言) 4.7%(14人)

・ある(形式は不明) 3.3%(10人)

・ある (公正証書遺言)2.3%(7人)

「ある」と把握している人は合計10.3%(31人)に留まり、約9割は「ない」または「分からない」という結果でした。

遺言書の有無が不明確な状態は、いざという時に家族の意思決定コストを押し上げやすく、早期の情報共有の重要性が示唆されます。

【結果4】親と相続の話は「軽く触れた」37.7%(113人)、「具体的に話した」は5.0%(15人)に留まる

親と「相続・遺言」について話したことがあるかを聞きました。

・軽く触れたことはある 37.7%(113人)

・話したいが切り出せていない 21.3%(64人)

・必要性を感じない 16.3%(49人)

・ある程度話した(概要のみ) 12.7%(38人)

・親が話したがらない/拒否される 7.0%(21人)

・具体的に話した(分け方・手続き・希望まで) 5.0%(15人)

「軽く触れたことはある」37.7%(113人)に対し、「具体的に話した」は5.0%(15人)に留まりました。

話題にできていても、内容が深まりにくい構造があり、相続の話は「入口はあるが、合意形成まで進みにくい」テーマであることが見えてきます。

【結果5】遺言書を望む理由は「もめるのを防ぎたい」65.8%(127人)が最多

遺言書を作ってほしいと答えた人(「強く思う/どちらかといえば思う」と回答した人)に、当てはまる理由を複数選択で聞いたところ、以下のような結果となりました。

※1人あたり平均2.1項目を選択

1位:相続でもめるのを防ぎたい 65.8%(127人)
2位:手続き(名義変更・口座凍結等)の負担を減らしたい 54.9%(106人)
3位:不動産(家・土地)の分け方を明確にしたい 32.1%(62人)
4位:相続税や生前対策も含めて整理してほしい 25.4%(49人)
5位:ペット・お墓・遺品整理など希望を明確にしてほしい 11.4%(22人)
6位:再婚・きょうだい構成など家族関係が複雑だから 7.8%(15人)
7位:介護・同居など家族の貢献を反映してほしい 5.2%(10人)
7位:デジタル資産(ネット銀行・サブスク・暗号資産等)を残してほしい 5.2%(10人)
9位:その他(自由記述) 1.0%(2人)

遺言書を望む理由は、金銭そのものより「揉めないため」「手続き負担を減らすため」という現実的な予防・実務ニーズが上位を占めました。

感情の衝突を避けたいという意識と、手続きの大変さへの警戒感がセットで存在している点が読み取れます。

【結果6】遺言書を作らない最大の理由は「まだ元気で必要性を感じていない」33.1%(46人)

親の遺言書が「ない」と答えた(有効回答139人)に、親が遺言書を作らない(作れない)最大の理由として最も近いと思うものを1つ選んでもらいました。

・まだ元気で必要性を感じていない 33.1%(46人)

・手続きが面倒 17.3%(24人)

・その他(自由記述) 13.7%(19人)

・家族間の空気が悪くなりそう 9.4%(13人)

・財産の全体像を整理できていない 8.6%(12人)

・何を書けばいいか分からない 7.2%(10人)

・「縁起でもない」と話題にしたくない 6.5%(9人)

・費用がかかりそう 2.2%(3人)

・相談先(専門家)が分からない/近くにない 2.2%(3人)

「まだ元気だから」という心理的ハードルが最多である一方、手続き面の面倒さ・書き方の不明・空気が悪くなる懸念など、実務と感情の両面が作成の阻害要因になっています。

結果5で「トラブル予防」「手続き負担の軽減」が上位だったことと対照的に、作成しない側は「今の生活の延長線で緊急性を感じにくい」構図が見えてきます。

その他の回答では、「財産がない・少ないから必要ないと思っている」「親が高齢で判断力が低下している」「家族関係が良好だから問題ないと考えている」といった声が寄せられました。

【結果7】切り出し方の工夫は「前向きな備え」として伝える声が多数

親に遺言書作成を勧めるなら、どう切り出すかを自由記述で聞いたところ、切り出し方の工夫として大きく以下の傾向が見られました。

・「縁起でもない」にならないよう、万が一の備えとして前向きに伝える

・「兄弟間で揉めたくない」「家族が困らないように」という目的を先に置く

・遺言書そのものより、エンディングノートや資産の棚卸しから始める

・遠回しにせず、具体的にストレートに伝える(特にトラブル回避目的)

自由記述エピソード(一部抜粋・原文)

(男性/30代)
「残された兄弟たちで揉めたくないからお願いします。財産があるのか、ないのかをはっきりさせてほしい。残してほしいものはしっかり書いていてほしい。これからのわたしたちを思ってよろしくお願いします。頼みます。」

(男性/20代)
「そういえばさ、友達が相続関係の会社に勤めてるんだけど、最近、遺言書がないせいで家族が揉めるケースが本当に多いって聞いたから、うちはそうならないように、 どう考えてるか念のため聞いてみたくて。」

(男性/40代)
「縁起でもないし今はまだ全然考えてもいないし想像もつかない話なんだけど 兄弟でこの後家をどうしたら分からないんだけどどうしたらいいのかな? 全くそういうことわからないし兄弟で揉めたくもないから教えて欲しいなと。」

(男性/40代)
「ストレートに「親2人が亡くなったら財産の分配などで兄弟間で揉めたくないから元気なうちに遺言書を作成して」と切り出します、遠回しに伝えると後回しにされ作成してくれないと思うので分かりやすくストレートに両親に伝えます。」

(女性/30代)
「縁起でもない話に聞こえたらごめんね。ただ、もしもの時に私たちが困らないよう、元気な今だからこそ準備できたら安心だと思ってる。財産だけでなく、気持ちや希望を残す意味で、一度一緒に考えてみない?と、相手を思う気持ちを理由に切り出す。」

(女性/20代)
「「万が一のときに家族が困らないように、元気な今のうちに準備しておくと安心だと思うんだけどどうかな」と伝えたいです。縁起が悪い話ではなく、家族みんなが安心して過ごすための前向きな備えとして、落ち着いて相談するようにしたいと思います。」

(女性/40代)
「遺言書だと、抵抗があるかもしれないので、もしもの時に備えて、まずは、エンディングノートを書くことを勧めたい。遺産相続はほぼ決まっているが、形として残し、証拠としたいとはっきり伝える。曖昧に伝えると余計こじれる気がするから。」

(女性/50代)
「両親が亡くなった後、兄弟の間でもめないために、事前に遺言書を作っておいた方がいいのではないかしらと聞くと思います。両親にも何か考えがあるかもしれないので、元気なうちに聞いておいてもいいかなと思います。」

自由記述を見ると、「トラブル予防」「手続き負担の軽減」という目的を、相手の不安や抵抗感を刺激しない言葉で包む工夫が多く、話題の切り出し方次第で家庭内の合意形成が進みやすくなる可能性が示唆されます。

まとめ

本調査では、相続トラブルを当事者として経験、または身近で見聞きした人が46.7%(140人)と、相続が現実に起こり得る出来事として認識されている一方で、親の遺言書が「ない」51.7%(155人)、「分からない」38.0%(114人)と、備えが十分に共有されていない実態が明らかになりました。

遺言書を望む側は「揉めないため」「手続き負担を減らすため」という実務的な目的が中心であり、切り出し方としても「家族が困らないように」「元気なうちに」という前向きな表現が多く見られました。

相続の話題は切り出しにくいテーマではあるものの、目的を明確化し、エンディングノート等の入口から始めることで、家庭内の対話を進めやすくなる余地があると考えられます。

※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。

URL:https://azway.co.jp/news/6421/

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不動産×暮らし×AIの掛け合わせで、提案から意思決定までの体験をアップデートし、よりスマートで納得感のある住まい選びの実現を目指します。

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会社名:株式会社AZWAY

代表者:代表取締役 井口 梓美

所在地:〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-29-1 ユースクエア高田馬場B1

URL:https://azway.co.jp/

設立:2016年9月

資本金:1,000万円

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井口梓美
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未上場
資本金
1000万円
設立
2016年09月