動物公園の食物残さからオリジナル商品をつくる「夢見ヶ崎プロジェクト」発足記者発表会を開催

三菱化工機と川崎市が、市内公共施設の廃棄物を収益源に転換する地域循環モデルの実証実験を開始

三菱化工機

三菱化工機株式会社(代表取締役 社長執行役員:田中 利一、以下 「三菱化工機」)と川崎市(市長:福田 紀彦)は、2026年7月27日(月)、レッサーパンダやペンギンなど51種274点(2026年6月末時点)の動物に年中無休・入園無料で会える川崎市幸区にある「夢見ヶ崎動物公園」を中心に、行政・企業・市民が一体となって公共施設の廃棄物を収益源に転換する、地域循環モデル構築の実証実験「夢見ヶ崎プロジェクト」の発足記者発表会を開催しました。

発表会の模様はMKKプロジェクト公式YouTube(以下)でご覧いただけます。

https://www.youtube.com/@MKKproject_by_三菱化工機

公共施設の廃棄物を収益源に転換する「地域循環モデル」の構築へ

日本では今、1960~70年代の高度経済成長期に整備された道路や橋、水道、学校、図書館など、多くの公共施設・インフラが一斉に老朽化を迎えています。動物園も例外ではなく、施設の老朽化や入場料収入の伸び悩み、アニマルウェルフェアの高まりなどから、それぞれがふるさと納税やクラウドファンディングなど収入確保に向けさまざまな取り組みを進めているものの、効果的な取り組みを模索しているのが現状です。

本プロジェクトではその構造課題に対し、市民や利用者の負担増加とは異なる手法を検証すべく、企業×自治体×市民が相互扶助(持ちつ持たれつ)で資源を循環させ、公共施設を起点に収益を確保し、存続し得る仕組みづくりを検証します。具体的には、夢見ヶ崎動物公園で発生する食物残さ等をコンポストにより堆肥化し、その堆肥を活用してホップやレモングラスなどの農作物を栽培、さらに地域と連携したオリジナル商品の開発・販売へとつなげることで、収益の一部を夢見ヶ崎動物公園の運営に還元する循環型の仕組みづくりを、行政・企業・市民が一体となって目指します。

夢見ヶ崎プロジェクトの循環イメージ

なお、本プロジェクトは、三菱化工機と川崎市が、6月15日(月)に締結した、資源やエネルギーの循環及びサーキュラーエコノミー型産業の振興を通じて、都市イメージの向上とシビックプライドを醸成することを目的とした、「川崎市における循環型社会の実現に関する連携協定」に基づくものです。

多様なメンバーが繋がる「夢見ヶ崎循環モデル」

本プロジェクトは、夢見ヶ崎動物公園周辺で活動する方々で構成される「ゆめみらい交流会」をきっかけに発足しました。現在、夢見ヶ崎動物公園が位置する幸区の施設やNPO法人などから農作物作付け地の提供を受けているほか、川崎を代表するブルワリー「東海道BEER川崎宿工場」や、川崎のソウルフード「元祖ニュータンタンメン本舗®」、創業110年を超える老舗和菓子屋「菓寮 東照」、川崎を拠点に日本初のプロダンスリーグ(D.LEAGUE)に参戦している強豪「KADOKAWA DREAMS」、その他、地元インフルエンサーやご当地アイドル、さらには地域の子どもたちまで、川崎ゆかりの多彩なメンバーが参画しています。

企業が有する製品や技術導入ありきの部分最適な連携ではなく、業種・業態や立場を超え、サプライチェーン全体を見据えた包括的な連携の元で地域の資源やニーズに最適化されたモデル構築を目指します。

① プロジェクト企画~立ち上げ

②堆肥化~農作物栽培

③ 商品化~プロモーション

11月1日、川崎市のイベントでオリジナル商品を販売(予定)

2026年11月1日(日)に川崎市内で開催予定の「Colors, Future! Summit」(https://colorsfuturesummit.jp/)でのオリジナル商品発売に向け、堆肥づくりや農作物の栽培、オリジナル商品の開発を進め、その様子はYouTubeやInstagramなどのSNSで随時発信していきます。

三菱化工機「MKKプロジェクト」公式SNS内で随時、情報発信
夢見ヶ崎動物公園を支える地域コミュニティ「ゆめみらい交流会」でのMTGの様子
動物たちの食物残さをコンポストにより堆肥化
地域の子ども達によるレモングラスの植え付け
幸区施設でのホップの植え付け

参画メンバー紹介 代表者コメント

川崎市長 福田 紀彦

夢見ヶ崎動物公園が開園して52年、これほど多くの報道関係者が集まったのは初めてのことです。川崎市では民間企業との実証プロジェクトを積極的に推進してきましたが、今回のプロジェクトは市民に愛されているこの動物公園で、地元企業や市民の皆様と実現できることを大変嬉しく思います。今後もこうした取り組みをどんどん生み出していくプラットフォーム「Kawasaki Future Co-Lab」として、発展的に進めてまいります。

三菱化工機株式会社 代表取締役 社長執行役員 田中 利一

三菱化工機は1935年、川崎区大川町で創業した会社です。91年にわたり培ってきた技術を活かしながら、カーボンニュートラル社会の実現に向け、循環型社会の推進を当社の長期ビジョンの大きな柱のひとつとして取り組んでいます。川崎市が掲げる水素社会の実現や未利用資源の活用に向け、皆様とともに地域の発展のために挑戦し続けてまいります。

夢見ヶ崎動物公園 園長 浅井 威一郎

現在51種274点の動物を飼育する夢見ヶ崎動物公園は、開園から50年以上が経過し、施設の老朽化への対応や新たな役割の発揮に向け、今年5月に「命を感じる」をテーマとして、再整備計画を策定しました。今回のプロジェクトでは餌の残さをコンポスト化し収益に転換する「未利用資源を収益源に転換する地域循環モデル」であり、地域・環境・教育をつなぐ素晴らしいプロジェクトであると感じ、この取組に参加させていただけることを、大変ありがたく思っております。これからも、市民の皆さまに愛される動物公園となれるよう努めてまいります。

東海道BEER川崎宿工場 代表取締役 岩澤 克政

弊社は、2023年東海道川崎宿が400周年を迎えるにあたり、人々が交わる場所だった川崎宿跡を盛り上げるために立ち上げたクラフトビール醸造所です。川崎の過去・現在・未来を想像し活動をする中で三菱化工機の皆さんと出会い、行政や地域の人々を巻き込んだこのプロジェクトへの参画が実現しました。川崎の街から生まれる素晴らしい体験を、皆さんと共に届けていきたいと思います。

KADOKAWA DREAMS エグゼクティブプロデューサー KEITA TANAKA

Dリーグはまだ7年目のプロダンスリーグです。川崎での活動を通じ、地域の方々に支えていただいてきました。このプロジェクトの話を聞いたとき、歴史あるものを未来の子どもたちへ還元するという循環の理念が我々の想いとぴったり重なり、ぜひ参加したいと感じました。川崎から日本へ、そして世界へ、このプロジェクトを広く発信してまいります。


三菱化工機株式会社について(東証プライム6331、神奈川県川崎市)

三菱化工機グループは、プラント・環境設備の建設・エンジニアリングと、各種単体機械の製作及び、納入後のアフターサービスを軸に事業を展開しています。製造機能を持ったエンジニアリング企業として、都市ガス・水素・石油化学・半導体・電子材料・船舶・医薬・各種水処理など様々な分野で求められる機械・設備を製作・建設し、社会の発展を力強く後押ししています。

2025年度の三菱化工機グループの売り上げは842億円、従業員数は1,044名(連結)。詳細については公式ウェブサイトをご覧ください(https://www.kakoki.co.jp/

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会社概要

三菱化工機株式会社

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URL
https://www.kakoki.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
神奈川県川崎市川崎区大川町2番1号
電話番号
-
代表者名
田中 利一
上場
東証プライム
資本金
39億5697万円
設立
1949年09月