シーラソーラーとリブザクリエイティブが包括的業務提携

再生可能エネルギー開発におけるドローン技術を活用した土地調査と開発

株式会社シーラテクノロジーズ

2024年3月4日 15時00分

日本最大の会員制不動産クラウドファンディング・プラットフォーム「利回りくん」を運営する株式会社シーラテクノロジーズ (NASDAQ：SYT、以下「シーラテクノロジーズ」）の完全子会社である、株式会社シーラソーラー（本社：愛知県名古屋市、代表取締役：淵脇健嗣、以下「シーラソーラー」）は、リブザクリエイティブ株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：中西光希、以下「リブザクリエイティブ」）と「包括業務提携契約」を締結いたしましたので、お知らせいたします。

業務提携の目的と背景

シーラソーラーとリブザクリエイティブの提携は、両社の専門知識と先端技術を結集し、太陽光発電所の開発に革新をもたらします。シーラソーラーは太陽光発電所開発の知見に基づき、土地取得から法令確認、設計に至るまでのプロセスに特化しています。一方、リブザクリエイティブはドローン技術を活用し、高精度かつ効率的な測量業務を提供します。この業務提携の背景には、安全な太陽光発電所の開発における効率性と精度向上の重要性があります。太陽光発電所の建設には、適切な土地の選定から始まり、正確な情報に基づいた設計が不可欠です。両社の統合されたアプローチにより、土地取得から設計段階までのプロセスがより迅速かつ精密に行われ、開発プロセス全体の効率が向上します。

太陽光発電所開発の具体的効果

この提携により、土地の現地調査の精度と効率が大幅に向上しました。例えば、従来の手法では1ヶ月以上かかっていた山林の現況測量が、新たなICT技術であるドローンを活用することで、わずか半日で撮影が完了し１週間後にはデータで必要な情報を見る事ができるようになりました。さらに、ドローンによる地形調査とレーザースキャン技術を組み合わせることで、土地の形状や構造、地勢、木々の配置などを正確に把握できるようになりました。この技術革新により、従来の手法では活用が難しかった土地の一部を含め、より広範囲な土地を効果的に活用できるようになりました。これにより、太陽光発電所の開発に適した土地の選定や、設計段階での精度向上が可能となり、自然災害の影響を最小限にしつつ、全体の開発効率が飛躍的に向上します。

今後の展望

日本の労働人口が減少している現状に鑑み、さらなる実証を通じて、シーラソーラーのDX技術を活用した自動化や省人化の取り組みを強化し、人手不足に柔軟に対応していく方針です。また、我々の取り組みはESG（環境、社会、ガバナンス）にも貢献します。太陽光発電所の効率的な開発は、再生可能エネルギーの利用を促進し、温室効果ガスの排出削減に寄与します。さらに、ドローンは迅速に地形を3Dデータ化することで防災対策の調査を支援し、地域のハザードマップの作成や、災害発生時の状況把握などでも活用できます。人が立ち入れないような危険な場所でも、安全かつ正確に状況把握が可能です。