笹本祐一完全書下ろし新作『星の航海者〈1〉 遠い旅人』が文庫オリジナルで刊行! 創元SF60周年を記念して新シリーズ開幕!
星雲賞受賞シリーズ〈星のパイロット〉と同じ宇宙を描く、待望の新シリーズが開幕!
自ら宇宙開発(ロケット開発)にも携わるSF作家・笹本祐一が贈る、遥か未来の「人類の宇宙進出史」。
自ら宇宙開発(ロケット開発)にも携わるSF作家・笹本祐一が贈る、遥か未来の「人類の宇宙進出史」。
人気SF作家・笹本祐一の完全書下ろしの新作『星の航海者〈1〉 遠い旅人』が創元SF文庫から刊行されました。今作は、『彗星狩り 星のパイロット2』で星雲賞を受賞した〈星のパイロット〉シリーズと同じ宇宙を舞台に、その次世代の物語として描かれた新シリーズの第1作です。
恒星間移民、惑星開発、人類が記録を残す意義といったテーマを含んだ長編作品で、宇宙開発の技術面の面白さなど、著者の魅力が詰まった作品になっています。
あらすじ
人類が初めて開拓に成功した系外惑星ディープブルー。彼方に浮かぶ青い星へ向け、宇宙船〈銀河を渡る風〉は長い旅を続けてきた。銀河連絡記録公社の恒星間記録員、メイアはその船内で、20年にもわたる冷凍睡眠から目覚める。地球年齢で308歳を迎えた彼女の半生は、そのまま人類の宇宙進出史と重なり合っていた──〈星のパイロット〉と同じ宇宙を舞台に描く待望の新シリーズ開幕
著者の笹本祐一氏は、『彗星狩り 星のパイロット2』と『ARIEL』で星雲賞日本長編部門を、『宇宙へのパスポート』3作すべてで星雲賞ノンフィクション部門を受賞するなど、SF界で確かな実績を残している人気作家。他にも、多くの作家に影響を与え「歴史を変えた」とも評される〈妖精作戦〉シリーズや〈ミニスカ宇宙海賊〉シリーズなどの多くの人気シリーズや作品を発表し、読者の熱い支持を獲得しています。
さらに、著者は幼少期からロケットや飛行機を愛し、執筆活動と並行して宇宙開発の現場取材を続けているうちに、自ら宇宙開発に携わるように。笹本氏が携わった宇宙開発は「単段式ロケットの弾道飛行で宇宙空間と規定される高度100キロに届くところまで来ました。国内民間初の快挙です。」(『星のパイロット』あとがきより)という高度なレベルに達しており、その知見が作品に大きく活かされています。
詳細は下記からお読みいただけます。
笹本祐一『星のパイロット』あとがき全文公開!(WEB東京創元社マガジン)
http://www.webmysteries.jp/archives/29366738.html
〈星のパイロット〉シリーズを創元SF文庫から刊行すると同時に新シリーズ執筆の告知をしたところ、読者から大きな反響があり、その刊行が待ち望まれていました。
さらに、気になる新シリーズの続編『星の航海者〈2〉 遥かな惑星』(仮タイトル)は2023年秋頃の刊行を予定。その後も続巻の刊行を予定しております。
笹本祐一による新シリーズ第1弾『星の航海者〈1〉 遠い旅人』と今後のシリーズ展開にどうぞご注目ください!
創元SF60周年特設サイトはこちら
https://special.tsogen.co.jp/sogensfbunko
■書誌情報
星の航海者〈1〉遠い旅人
笹本祐一
レーベル創元SF文庫
ページ数:324ページ
ISBN:978-4-488-74114-3
Cコード:C0193
価格:902円(税込)
装画:ああもんど
装幀:岩郷重力+N.T
■著者プロフィール
笹本祐一
(ササモトユウイチ )
1963年東京生まれ。宇宙作家クラブ会員。84年『妖精作戦』でデビュー。99年の『彗星狩り 星のパイロット2』と、2005年の『ARIEL』で星雲賞日本長編部門を、03年、04年、07年の『宇宙へのパスポート』3作すべてで星雲賞ノンフィクション部門を受賞。〈ミニスカ宇宙海賊〉シリーズを原作としたアニメ『モーレツ宇宙海賊』が13年に星雲賞メディア部門を受賞した。
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