エクイニクス、シンガポールのデジタルの未来と グローバルイノベーションハブとしての発展を支えるSG6を開設

AI対応とサステナビリティを両立したデータセンターが、グローバルにつながるデジタルエコシステムを通じて、企業の接続、イノベーション、事業拡大を支援

エクイニクス・ジャパン株式会社

シンガポール、2026年11月6日 - シンガポールのデジタル経済による名目付加価値は、2024年の1,365億シンガポールドル(GDP比18.8%)から2025年には1,441億シンガポールドル(同19.3%)へ拡大し、前年比5.6%増と、名目GDP成長率3.1%を上回りました※。グローバルなデジタルインフラストラクチャ企業であるエクイニクス(Nasdaq:EQIX、日本法人代表取締役社長 小川 久仁子、以下「エクイニクス」)は本日、シンガポールで6拠点目となるInternational Business Exchange™(IBX®)データセンター「SG6」を開設したと発表しました。SG6は、同国のデジタル経済を支えるとともに、デジタルインフラストラクチャ業界におけるイノベーションとサステナビリティの新たな基準を示す施設です。開所式には、デジタル開発・情報省のタン・キアット・ハウ上級国務大臣が出席しました。

SG6は、シンガポール政府が定める厳格なデータセンター公募(Data Centre Call for Application:DC-CFA)の枠組みに基づき、エクイニクスが初めて建設した施設です。AIやデータ集約型ワークロードが求める性能と高密度化に対応しながら、同国の厳しいサステナビリティ要件との両立を図っています。サステナビリティを考慮して設計された高性能インフラ、プライベートな相互接続性、企業、クラウド事業者、テクノロジーパートナーから成るグローバルなエコシステムを一つの環境に集約し、シンガポールの企業が責任ある形でイノベーションを進め、事業を拡大し、世界のビジネス機会につながることを支援します。

SG6は、技術の成長とイノベーションをサステナビリティと両立させながら、シンガポールが掲げるグローバルなデジタル戦略の実現を支えるという、エクイニクスのコミットメントを体現しています。エクイニクスはサステナビリティ戦略「Future First」のもと、2040年までに科学的根拠に基づくネットゼロ排出を達成し、2030年までに世界の全拠点で再生可能エネルギーを100%利用する目標を掲げています。また、事業を展開する地域社会と緊密に連携し、周辺で暮らし、働く人々に施設の恩恵が届くよう、責任ある地域の一員として取り組んでいます。これらの方針は、シンガポールが進める広範なサステナビリティおよび脱炭素化の取り組みを力強く後押しするものです。

本サイトでの運用温度はASHRAE A1A規格に準拠します。高密度なAI導入や電力消費の大きいGPUインフラを支えるため、エクイニクス独自のクーリングアレイ技術や液体冷却など、複数の省エネルギー技術を採用しています。建物の屋上と外壁には太陽光発電パネルを設置し、施設内で再生可能エネルギーを生み出すことで、クリーンエネルギーおよび再生可能エネルギーの利用率100%に寄与します。シンガポール政府が策定した「グリーンデータセンターロードマップ」を踏まえて設計され、効率的な水管理システムをはじめとする環境配慮型の設備も備えています。

シンガポールのイノベーションエコシステムを支援するため、SG6にはシンガポール国立大学Energy Solutions Hubとの連携による「共同イノベーションファシリティ(Co-Innovation Facility、CIF)」を設置し、2027年の開設を予定しています。CIFでは、液体冷却、コグニティブデジタルツイン、蓄電池システムなどの先端技術に焦点を当て、データセンターのサステナビリティとエネルギー分野のイノベーションを推進します。シンガポールのデジタルおよびAI分野の目標に貢献する新たなソリューションを検証し、実環境へ展開するための基盤として、産業界と学術界が先進的なユースケースを試し、革新的なアイデアを実用化できる環境を提供します。

エクイニクスは2002年にシンガポールで事業を開始し、国内のデータセンターを1拠点から6拠点へ拡大してきました。今後も同国の人材、パートナー、地域社会への長期的な投資を続けます。2026年8月には、第2回DC-CFAにおいて容量割り当てを受けた4社のデータセンター事業者の一社として選定されました。

※ IMDA’s Singapore Digital Economy Report 2026

主なポイント

  • エクイニクスは、シンガポールで最もネットワーク密度の高いデータセンターを運営しています。南アジアを結ぶ多数の国際・地域ネットワークに加え、17本を超える海底ケーブルを通じて全大陸の市場へ接続しています。シンガポールのコロケーション施設では、金融サービス、クラウドサービス、バイオメディカル、IT、通信、メディア、物理科学、エンジニアリングなど、多様な業界のエコシステムに参画できます。

  • SG6の初期投資額は2億9,000万米ドルです。第1期では約1,550キャビネットを提供し、全体完成時のIT容量は最大20MWとなる予定です。

  • SG6は電力使用効率(PUE) 1.20の達成を目指して設計され、BCA-IMDA Green Mark Platinum認証の取得を予定しています。高効率冷却システムや、エンボディドカーボンを抑えた建設資材の使用などサステナビリティに配慮した機能も採用しています。

  • シンガポールのエネルギー効率に関する国家規格SS 715:2025に適合し、SG6に導入される顧客のITサーバー機器には、認定された省エネルギー認証の取得、または同等の効率性の証明が求められます。

  • SG6は、さまざまな革新的な節水・再利用の取り組みを通じて、持続可能な水管理を実現する設計です。NEWaterと雨水回収システムを活用して上水への依存を抑え、回収・貯留した雨水を冷却塔の運用に利用します。

  • シンガポールのエクイニクスデータセンターは、2020年から再生可能エネルギー利用率100%を達成しています。国内で4件の再生可能エネルギー電力購入契約を締結しており、2028年までに地域の再生可能エネルギーポートフォリオを累計215MWpへ拡大します。これにより、同国の主要なコロケーション事業者による再生可能エネルギーの需要家としての地位をさらに強化します。

  • エクイニクスは世界36カ国、77市場で280拠点を超えるデータセンターを運営しています。アジア太平洋地域では、オーストラリア、中国、香港、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピンの主要都市で65拠点を展開しています。上海では戦略的パートナーシップを通じて5拠点を運営しています。

エクイニクス CE兼社長 アデア・フォックス・マーティンのコメント

「シンガポールは、世界の商取引、デジタルテクノロジー、持続可能な発展が交わる場所です。エクイニクスは約25年にわたりシンガポールへ投資してきました。SG6の開設により、企業がイノベーションと成長に必要なクラウド、ネットワーク、パートナーへ接続できる、中立的なハブとしての基盤をさらに拡充します。シンガポールは、エクイニクスにとって世界でも特に重要な市場の一つです。継続的な投資は、同国がデジタル経済で果たす中核的な役割への信頼を示すものです」

エクイニクス アジア太平洋地域 プレジデント サイラス・アダグラのコメント

「アジア太平洋地域はデジタルトランスフォーメーションの最前線にあり、AIの導入、クラウドの拡大、データ集約型ワークロードの増加によって、高性能なデジタルインフラストラクチャへの需要がかつてない水準に達しています。シンガポールは、主要市場、人材、イノベーションエコシステムを結び、域内で事業を展開する企業にとって引き続き戦略的なゲートウェイです。SG6は、レジリエントで相互接続性に優れ、持続可能なインフラを提供し、アジア太平洋地域で事業を拡大するお客様のイノベーション加速と新たな成長機会の獲得を支えます」

エクイニクス シンガポール マネージングディレクター イー・メイ・レオンのコメント

「シンガポールの強みは常に、将来を見据え、資源の使い方に配慮しながら成長とイノベーションを取り込んできたことにあります。AIが新たな可能性を生み、デジタルインフラストラクチャへの需要が高まるなか、次に問われるのは、限りある資源を責任を持って活用しながら、経済とデジタルの成長をいかに持続可能な形で実現するかです。SG6は、この歩みへの私たちの決意を形にした施設です。レジリエントで高い接続性を備えた持続可能なインフラを通じて、シンガポールが信頼される世界・地域のハブであり続けることを支えます。政府や産業界と力を合わせ、次世代のAIとイノベーションを可能にし、よりレジリエントで持続可能な未来を築きながら、シンガポールの成長に引き続き貢献できることを誇りに思います」

関連資料

エクイニクスについて

エクイニクス(Nasdaq:EQIX)は、グローバルなデジタルインフラストラクチャ企業です。 イノベーションにより人々の仕事と暮らしを豊かにし、最適なPathを通じて世界中でビジネスの可能性を無限に広げます。 エクイニクスは経済、国、組織、コミュニティをつなぎ、シームレスなデジタル体験と最先端のAIを、迅速かつ効率的に、そしてあらゆる場所で提供します。

Forward Looking Statements

This press release contains forward-looking statements that involve risks and uncertainties. Actual results may differ materially from expectations discussed in such forward-looking statements. Factors that might cause such differences include, but are not limited to, risks to our business and operating results related to the current inflationary environment; foreign currency exchange rate fluctuations; stock price fluctuations; increased costs to procure power and the general volatility in the global energy market; the challenges of building and operating IBX® and xScale® data centers, including those related to sourcing suitable power and land, and any supply chain constraints or increased costs of supplies; the challenges of developing, deploying and delivering Equinix products and solutions; unanticipated costs or difficulties relating to the integration of companies we have acquired or will acquire into Equinix; a failure to receive significant revenues from customers in recently built out or acquired data centers; failure to complete any financing arrangements contemplated from time to time; competition from existing and new competitors; the ability to generate sufficient cash flow or otherwise obtain funds to repay new or outstanding indebtedness; the loss or decline in business from our key customers; risks related to our taxation as a REIT; risks related to regulatory inquiries or litigation; and other risks described from time to time in Equinix filings with the Securities and Exchange Commission. In particular, see recent and upcoming Equinix quarterly and annual reports filed with the Securities and Exchange Commission, copies of which are available upon request from Equinix. Equinix does not assume any obligation to update the forward-looking information contained in this press release.

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会社概要

URL
https://www.equinix.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂9丁目7番2号  ミッドタウンイースト 8F
電話番号
-
代表者名
小川 久仁子
上場
海外市場
資本金
-
設立
2000年06月