東京ヤクルトスワローズ 清水昇投手Presents スポーツを続ける子どもたちを応援する 『中学で部活を諦めない!奨学金』はじまります
2025年6月16日(月)東京ヤクルトスワローズ清水昇投手と認定NPO法人キッズドア(以下キッズドア)・ファミリーサポートは、好きな部活ができる社会を子どもたちに届けるため『中学で部活を諦めない!奨学金』プロジェクトの発表を行いました。
このプロジェクトは、2026年4月に中学1年生となる子どもたちを対象に、部活で必要な用具やユニフォームなどを購入するための費用を給付。やりたい!を諦めない子どもたちを応援するものです。
中学生になってもスポーツを続けたい!子どもの思いを叶える奨学金
「中学校で一緒に野球をやろうな、と話していた友人が、経済的な理由で部活動ができなかった」とプロジェクト発足のきっかけを語った清水投手。道具代やユニフォーム、遠征費など、スポーツ系の部活動にはお金が掛かります。経済的に困窮している家庭では、その費用が家計に重くのしかかり、親に負担をかけるからと、中学に進学するタイミングでスポーツを諦める子どもがいます。部活動をさせてあげたいけど、部活費を捻出することが難しく、苦渋の決断をしている保護者がいます。
そんな困難な状況のご家庭に清水投手の思いを届けます。経済的な困窮を理由にやりたいスポーツを諦めなくていい、どんな家庭に生まれても好きなスポーツを続けられる、子どもたちの夢を叶えるための『中学で部活を諦めない!奨学金』です。
『中学で部活を諦めない!奨学金』プロジェクトの概要
【対象者】 以下の条件をすべて満たすご家庭の子ども
・東京都在住で、現在小学6年生で公立中学校に進学予定の子ども
・現在スポーツに取り組んでいて、中学校でも続ける意思のある子ども、
もしくは中学でスポーツを始めたい子ども
・部活費を捻出することに不安があるご家庭(ひとり親、多子のご家庭など)
・奨学金の使用報告(領収書など)を必ずご提出いただける方
・2026年初夏と2027年3月に活動報告をしていただける方
【応募方法】 下記応募期間に、『専用の応募フォーム』からご応募
『専用の応募フォーム』は7月1日(火)にキッズドア・ファミリーサポートより
配信いたしますので、2025年6月30日までに「キッズドア・ファミリーサポート」に
ご登録ください(登録無料)
登録先:キッズドア・ファミリーサポート
https://kidsdoor-family-support.jp/index.html
【応募期間】 2025年7月1日(火)~7月15日(火)
※応募時、お子さまの作文提出が必須となります(400文字程度)
※選考は清水投手、事務局にて行います
【合格通達】 合格された方には9月中旬までにご連絡いたします
【奨学金の内容】 奨学金は2025年11月~12月ごろ給付予定
A:野球をやっている子ども 10万円給付[5人]
B:野球以外のスポーツをやっている子ども 5万円給付[5人]
使途は、競技に必要な道具、ウエア、シューズ、バッグなど物品の購入に限る
※遠征費などには使用しない

■東京ヤクルトスワローズ 清水昇投手
1996年生まれ 東京都足立区出身 2018年ドラフト1位 2020年・2021年最優秀中継ぎ投手
2021年ホールド数日本記録を更新し、チームの6年ぶりのリーグ優勝、20年ぶりの日本一に貢献
■キッズドア・ファミリーサポート
全国すべての子育て家庭を対象に、生活の向上や安定に役立つ物資支援・情報支援・体験活動・就労支援の4つの支援で子育てを応援しています
https://kidsdoor-family-support.jp/index.html
参考資料 困窮家庭の子どもの部活動の現状
○「2023夏物価高騰に係る緊急アンケート 」
困窮子育て家庭では経済的理由で部活動に影響があると回答した過程が4割

<自由記述(保護者)より>
・部活動を続けさせてあげる為に、シューズや道具を買う手助けをして欲しい。
・野球用品は高くてなかなか買ってあげることができずお下がりのグローブを直しながら使っています。ズボンは穴が空くと膝あてをして使っています。2年使っているので白だったズボンはだんだん色がくすんできています。練習着は1枚を使ったその日に洗い干して次の日に着るを繰り返しています。スポーツ用品などの支援は、難しいでしょうか?
・子供に部活の道具が欲しいと言われたが、買えない。メガネだと部活に影響するのでコンタクトレンズが欲しいと言われたが高価なので、毎日つけられない。部活を辞めさせようか迷っています。
・子供の習い事がさせられない分、学校の部活はやらせているが、用品を買い換えられない事がよくある。遠征の際の電車代もきつく、電車やバスの母子割引などが子供だけでもある社会になると良い。
○部活動にかかる費用<野球部>
・ トレーニングウェア:約2万円
・ ユニフォーム:約2万円
・ グローブやバット、スパイク:約5万円
・ そのほかバッグや靴下など:約2万円
合計約11万円
出典:マネーの達人https://manetatsu.com/article/2021/12/30/371813.html
【認定NPO法人キッズドアについて】 https://kidsdoor.net/
2009年設立以来、日本の子どもの貧困課題の解決に取り組んでいます。困窮家庭の小学生〜高校生・高校中退した若者を対象に、無料学習会や勉強とともに食事等の生活支援も行う居場所型学習会を、東京とその近郊、宮城及び神戸で展開しています。コロナ禍で困窮する子育て家庭が急増した2020年からは「ファミリーサポート」というシステムを作り、ご登録いただいた全国の困窮子育て家庭を対象に、情報支援や食料・文房具支援、保護者への就労支援も行っています。理事長渡辺由美子は、こども家庭庁 こども家庭審議会 こどもの貧困対策・ ひとり親家庭支援部会臨時委員、厚生労働省 社会保障審議会・生活困窮者自立支援及び生活保護部会委員など政府委員も務めています。
【プロジェクトに関する問い合わせ】
『中学で部活を諦めない!奨学金』事務局
認定NPO法人キッズドア・ファミリーサポート / 担当 渥美未零
family-support@kidsdoor.net
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