三井ホームが木造マンション「MOCXION(モクシオン)」を大田区西馬込に竣工
『ウッドヴィラ西馬込』完成 ~「耐震等級3」・「Nearly ZEH-M」・「東京ゼロエミ住宅」基準もクリアし、安心と省エネ・快適な暮らしを実現~
三井ホーム株式会社(本社:東京都江東区、社長:野島秀敏、以下「当社」)は、東京都大田区西馬込に設計・施工した3階建ての木造マンション「ウッドヴィラ西馬込」が2026年7月に竣工したことをお知らせいたします。本建物は、当社のサステナブル木造マンションブランドの「MOCXION(モクシオン)」(※1)として展開しています。

本建物のポイント
●「耐震等級3」、「劣化対策等級3」を取得した安全・安心の3階建て木造マンション
●高断熱・高気密により「Nearly ZEH-M」基準を満たし、東京都の「東京ゼロエミ住宅」基準もクリアしたサステナブル木造マンションブランド「MOCXION」
●開放的な敷地を活かした全戸南向きの配棟、4m幅の広い庭等による快適な空間設計
本建物は、医院・介護・福祉施設等の木造施設建築の実績が6,000件を超える当社のノウハウを活かし、木造枠組壁工法で建築いたしました。また、東京ゼロエミ住宅普及促進事業に適合する断熱・省エネルギー性能を確保するため、注文住宅の仕様として標準採用している高断熱屋根パネル「ダブルシールドパネル」を搭載。注文住宅で培った技術を木造マンションにも活かし、高い断熱・省エネルギー性能を実現しています。
当社は、サステナビリティブランド「&EARTH with WOOD」を掲げ、今後も環境負荷を低減するサステナブルな循環型資源である「木」を活かし、人と地球環境にやさしい施設系建築物の提供に努め、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
1.本建物の概要
本建物は、都営浅草線の始発駅である「西馬込」駅から徒歩5分の高台に位置し、1LDKおよび2LDKの全12戸からなる賃貸集合住宅です。
建築地 :東京都大田区西馬込2-34-4
建物名称 :ウッドヴィラ西馬込
建物用途 :賃貸住宅
設計監理 :三井ホーム株式会社
施工 :三井ホーム株式会社
都市計画 :第一種中高層住居専用地域
敷地面積 :1239.44㎡(374.93坪)
延床面積 :821.28㎡(248.43坪)
規模・構造:木造枠組壁工法・3階建
1LDK(9戸)、2LDK(3戸)
工事工期 :2025年9月着工~2026年7月竣工

2.本建物の特長
(ア)「耐震等級3」、「劣化対策等級3」を取得した安全・安心の3階建て木造マンション
本建物は「耐震等級3」、「劣化対策等級3」を取得しております。一般的には、マンションは鉄骨造や鉄筋コンクリート造が主流ですが、本建物はこの基準を満たすことで、「木造マンション」として大手賃貸募集ポータルサイトでの募集を可能としています。

(イ)高断熱・高気密により「Nearly ZEH-M」基準を満たし、東京都の「東京ゼロエミ住宅」基準もクリアしたサステナブル木造マンションブランド「MOCXION」
建物の断熱性を高めるため、鉄の350倍という高い断熱性を有する木を構造に用い、高気密・高断熱にしやすい枠組壁工法を採用しました。また、注文住宅で標準装備している当社オリジナルの高性能屋根断熱パネル「ダブルシールドパネル」も採用しています。
さらに、太陽光発電パネルを15.13kW(3階住戸と共用部)搭載するほか、全室LED照明、省エネエアコンなどの省エネ設備を導入。これにより、「Nearly ZEH-M」基準を満たすとともに、東京都が定める高性能住宅である「東京ゼロエミ住宅」基準にも適合します。光熱費を抑えながらも快適な室内環境を実現し、住む人にも環境にもやさしい暮らしの創出に寄与します。

また木造マンションは、高い断熱性能に加え、木材を建築資材として活用することにより、建築時のCO₂排出量の削減や炭素の長期固定など、脱炭素社会の実現にも貢献します。
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木は鉄やコンクリートより軽量で加工や運搬がしやすいことから、建築中のCO2排出量を約50%削減することが可能です。(※2)
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生長過程でCO2を吸収する木材を建物に長く使用することで、炭素を建物内に長期間固定し続けることが可能です。本建物では、木材を179㎥使用しており、炭素貯蔵量は147.3t-CO2(※3)(50年生のスギの木292本分(※4))です。
これらの木造ならではの環境性能に加え、高い断熱・省エネルギー性能を備えた本建物を、当社のサステナブル木造マンションブランド「MOCXION」として展開してまいります。
(ウ)開放的な敷地を活かした全戸南向きの配棟、4m幅の広い庭等による快適な空間設計
周囲を道路に囲まれた開放的な敷地を活かし、全戸南向きの明るい配棟を採用しています。アプローチの先には、バルコニーの前に広がる4m幅の広い庭とシンボルツリーを設け、住まう人を温かく迎える空間を演出します。また、オール電化、先進のキーレスエントリーやホームセキュリティなどを備え、安心と快適さを両立させています。


その他の内観写真等




事業主様のコメント
従前の築50年を超えるRC造マンションは、立地が良く満室でしたが、老朽化による度重なる修繕や管理の手間、大規模修繕への懸念、旧耐震基準による安全性への不安を抱えていました。将来の空室増も心配で、当初は三井不動産のリファイニング建築(※5)による長寿命化を検討しましたが、コストや築年数の課題が残りました。
そんな中、提案されたのが木造賃貸マンション「MOCXION」への建替えです。まず建築費用を抑えつつ、高い居住性と競争力で賃料優位性を確保できる点に魅力を感じました。また、BELSにより省エネ性能が高く評価され、環境に配慮されたZEH‐M基準や東京ゼロエミ住宅に適合する先進のマンションであること、耐震性能(耐震等級3)や耐火性能がRC造と遜色ないことも期待した点です。加えて、次世代に継承される際は築年数や優れた性能から資産価値が高くなること、建替えなどで建物を取り壊すとなった場合も木造ならばRC造のマンションに比べ解体費用を軽減ができることも選択した理由の一つです。
※1 当社の木造マンションブランド。https://www.mitsuihome.co.jp/company/news/2021/0702.html
※2 林野庁「平成23年度森林・林業白書」P61、CASBEE評価に基づく林野庁試算による。
※3 林野庁ホームページ「建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドライン」炭素貯蔵量計算シートによる換算。
※4 林野庁ホームページ「建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドライン」に基づく試算。
※5 既存躯体以外はすべて解体し、躯体補修・耐震補強により現行法規のレベルまで耐震性能を向上させるとともに、デザインの転換や設備の刷新を行い、新築同等に再生する青木茂建築工房独自の手法。https://lets.mitsuifudosan.co.jp/cost_opt/refining
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