心臓カテーテルシミュレーター『HEARTROID』の新製品『NV(Neurovascular:脳血管)モデル』を発売
3Dプリンター出力事業、 鋳造事業、 CT事業を展開する株式会社JMC(神奈川県横浜市 代表取締役社長兼CEO:渡邊大知)は、 心臓カテーテルシミュレーター『HEARTROID®(ハートロイド)』シリーズの新製品である『NV(Neurovascular:脳血管)モデル』を本日より販売開始いたしました。
『NVモデル』は、心臓とつながる大動脈弓から脳動脈までの形状を3Dプリンターによって正確に再現しており、X線透視下にて脳動脈瘤へのコイル留置(coiling)、脳梗塞に対する脳血栓回収療法(thrombectomy)といった、カテーテルによる脳血管内治療のシミュレーショントレーニングを行うことが可能です。実際の臨床で行われる手技と同様に、足の血管から脳動脈へカテーテルを挿入し、造影剤を用いてデバイスの位置を確認しながら、治療のプロセスをシミュレーションすることが可能です。
本モデルの発売によって、『HEARTROID』シリーズは、心臓・下肢につづいて、脳血管の領域にもラインナップを拡充することになります。当社は今後も、さらなるシミュレーターの開発と普及に向けた取り組みを強化し、低侵襲医療の発展に貢献してまいります。
【HEARTROIDについて】
株式会社JMCが、国立大学法人大阪大学大学院医学系研究科及びフヨー株式会社と共同で開発した心臓カテーテルシミュレーターのことです。X線透視下の実践に即した本格的なトレーニングから、机上でのイメージトレーニングまで環境を選ばずに手軽にカテーテル操作を練習することができます。手術に臨む医師や医学生が使用するほか、医療機器メーカーの研究開発や販売促進ツールとして利用されております。なお、同シミュレーターは、薬機法(「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」)上の「医療機器」ではありません。
HEARTROID WEBサイト: https://www.heartroid.jp/
【当社概要】
1999年、 光造形方式の3Dプリンターを導入して製造業に参入。 3Dプリンター出力による部品製造の事業規模が拡大する中、 2006年に有限会社エス・ケー・イーを吸収合併し、 砂型鋳造法による鋳造事業をスタート。 3Dプリンターで培ったデジタル技術を背景に、 職人の肌感で語られることが多かった鋳造を定量化することで、 経験年数に依存せずに質の高い鋳造ができることを証明。 業界に新たな進化を起こした。 2015年には産業用CTによる非破壊検査・測定を目的としたCT事業を開始。 さらに、 心臓カテーテルシミュレーター『HEARTROID』の販売でメディカル分野にも領域を拡げた。 2016年東京証券取引所マザーズに上場。
【会社概要】
所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜2-5-5住友不動産新横浜ビル1F
代表者:代表取締役社長兼CEO 渡邊大知
設立:1992年12月18日
資本金:782,671千円
売上高:2,458百万円(2020年12月期)
従業員数:140名(2020 年12月末)
事業内容:3Dプリンターおよび砂型鋳造による試作品、各種部品・商品の製造、販売
産業用CTの販売および検査・測定サービス
高度管理医療機器等の販売、医療機器等の製造・製造販売
U R L:https://www.jmc-rp.co.jp/
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