東洋製罐が国内最軽量アルミ缶の開発を実現、量産を開始
-温室効果ガス排出量削減へのさらなる貢献-
※1 アルミDI缶における350ml・500mlの204径SOT(ステイオンタブ)缶の空缶として
(2024年3月 東洋製罐調べ。空缶には蓋は含まれておりません)
主に酒類に多くご使用いただいている204径SOT(ステイオンタブ)缶において、今回、CBRを使用したことで、350ml缶は現行缶11.7gから10.2gに、500ml缶は現行缶15.0gから13.0gに、それぞれ1.5gと2.0gの軽量化を実現しました。
これにより、350ml缶・500ml缶ともに、1缶当たりのGHG排出量は、現行缶よりそれぞれ約9%削減することができました。また、CBRが適用可能とされるアルミ飲料缶すべてにCBRを採用した場合、GHG排出量が年間約40千t※2削減される見込みです。
※2 東洋製罐における現行仕様のアルミ飲料缶の2022年度製造実績および国内最軽量缶1缶当たりのGHG削減量を基に算定
【ご参考】CBRによる缶底部の成形イメージ
CBRは、従来の製缶技術と比べ、高い缶底耐圧強度を提供することができるなど、品質と軽量化が両立できる革新的技術であり、アルミ材料の使用量削減にともなうGHG排出量減少にも繋がります。現在、東洋製罐の千歳工場・基山工場を皮切りに、全国の製造拠点への展開を進めており、これにより最軽量アルミ缶の普及と、それにともなうGHG排出量のさらなる削減を進めて参ります。
当社グループは、社会や地球環境について長期的な視点で考え、すべてのステークホルダーの皆さまに提供する価値が最大化するよう、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」を2021年5月に策定しました。当社グループの目指す姿・ありたい姿を「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」と位置づけ、「多様性が受け入れられ、一人ひとりがより自分らしく生活できる社会の実現」「地球環境に負荷を与えずに、人々の幸せなくらしがずっと未来へ受け継がれる社会の実現」を目指し、事業活動を推進してまいります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 商品サービス
- ビジネスカテゴリ
- 鉄鋼・金属・ガラス・土石・ゴム環境・エコ・リサイクル
- ダウンロード